昨日3/1は卒業式という事で、
一週差でもうひとつ卒業ソングを公開していました。
「Melody」(Sky Blue)
作詞:パッチ
作曲:Sky Blue
編曲:パッチ
音楽ブログの方に色々と書いてきたので、こちらでは曲についての詳細な事はあえて省略させて頂きますね
一つだけエピソードを話すと、
この曲は2011年2月に初公開した曲なのですが、当時専門学校生で3月に卒業を控えていた私が、クラスメイト全員と担任の先生にサプライズでCDとしてプレゼントした曲でした。
その時の担任だった、Y先生
当時30代前半の、若くて爽やかな雰囲気の男性の先生でした。
当時の私のクラスは、高卒後入学の10代の子半分、社会人経験者半分という割合でした。
私は社会人組の方です。当時すでに高卒後の子達よりもだいぶ年上でした。
Y先生とは、私は入学前からずっと面識がありました。
オープンキャンパスに通い詰めていたので
18歳くらいの子達に混じっておばさん1人だけ毎回参加していたんですが、Y先生を始め学科の先生達は私をいつも温かく歓迎してくれていました。
(初めて足を踏み入れる分野でしたから、オープンキャンパスに通えるだけ通って事前に掴んでおかないと不器用な私はついていけないと思いました)
入学した時、担任がY先生だったのでとても心強く安心した事を覚えています。
Y先生も「来てくれたんだね、ありがとう!」という感じで歓迎して下さり有難かったです。
社会人経験後の入学という事で、実際私はY先生とは年もそこまで離れていなくて、先生は先生なんですが何となく友達のような、兄のような感覚もあったように思います(先生の方が年上です)
失礼かもしれませんが😅
校内では若手で、ベテランの先生達に怒られたりする事もあったようですけど、
私にとってはとても頼りになる先生でした。
専門2年生の時、進路の面談でY先生は、
「パッチは辛い時に辛いって絶対言わないよね。
もっと周りを頼って良いんだよ」
という内容の事を私に言いました。
そんなふうに言われた事に、私はびっくりでした。
というのは、私自身にそういう自覚がなかったからです。
振り返ってみると、確かにそうだったのかもしれない…と、
先生の言葉で自分が本当の気持ちを押し殺して生きていた事に気が付きました。
自分も気づけていなかった自分に気づかせてくれた、唯一の先生だったと思っています。
そもそも私が何の自覚も無しに生きていた事にも問題があるとは思いますけど😅
生徒の事をとてもよく見ているんだなぁ…と、教え子への愛を感じた出来事でした。
卒業式前に私からサプライズで「Melody」のCDをプレゼントした時、
Y先生は大変大変喜んでくれました。
「俺にもくれるの!!??嬉しい!!!」
という感じで
先生の、心から嬉しそうな反応を見た私の方が何百倍も嬉しかったです。
卒業の2年後くらいに、私はY先生のクラスで知り合った男性と結婚しました。
結婚式にはY先生も来て下さって、本当に本当に、心から嬉しかったです。
披露宴の時に私の所に来て、
「パッチ、よかったなぁ、綺麗だなぁ、とっても綺麗だなぁ…」
と、とても嬉しそうに何度も何度も言ってくれた事を今でも思い出します(全っっっ然綺麗ではありませんでしたが)
教え子の結婚式に出るのは初めてだ、と仰っていました。
先生にとっての第一号になれた事は誇らしいですね
専門学校卒業からは今年で13年くらいかな。
意外と、まだそんなもんか、という感覚です。
もっと昔のような気がしていました😅
Y先生は、数年前に山形県にある同系列の学校に異動になったというお話をお聞きしました。
今もそこにいらっしゃるのかわかりませんが、お元気でいてくれる事を願っています。
そして、いつかまたこちらに戻ってくる日が来てくれたら嬉しいですね
娘が生まれた事をお伝えしたいです。