セミナー時のご質問でも、
企業様に伺ってのご相談でも、
「(キャッチ)コピーがうまくいかない。(>_<)」のには、
一つの共通点があることに気づきました。
それは・・・・・・。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
もう答え、いっちゃいますね。
それは、
「私は」という主語があるか/つけられるか。
「私は」という主語がつく(つけられる)と、“刺さる”。
反対に、主語がなかったり、
つけられないもののほとんどは、
「企業(の)言葉」になっちゃってる
んですよね。
そういう“温度(体温)”がない、というか、
サラッときれいにキレイにまとめられたものは、
刺さりません。
ひっかかりがなければ、
読む人はそこに自分の気持ちを重ねることができません。
イメージで表せばこんな感じかなぁ。。。
(なんか骸骨が歩いてきたで~(;一_一)って感じ。。。)
試しに、
今朝、新聞に折り込まれてきたチラシを見てください。
恐らくどれも同じことを言ってると思います。
業種は違えど・・・・・・。
そして、“瞬殺”だと思います。(~_~;)
「リーズナブル」、
「〇〇キャンペーン」、
「〇〇なら今がチャンス」、
「信頼の〇〇実績」etc.
これらに“主語”ってありませんよね。
無理くりつけるなら、
「この商品は・・・」とか、
「弊社は・・・」って感じでしょうか。
「人」じゃない。
何一つお客さんには関係ないことです。
そんなものをキャッチコピーにしたって、
誰にも何にも刺さらない、ってこと。
お客さんが関心があるのは、
「それで自分がどうなるの?」
「どう思うの?」ってことですから。
私はよくクライアント様が思わずポロッとこぼされた言葉から
キャッチコピーをお作りするんですが、なぜそうするかというと、
我知らずほとばしり出た言葉には、
“その人”が入ってるから。
自らの体験、感情が言わせた言葉には、
他者にも「そだねー」と思わせる力があります。
例えば、あるお通じを改善するお茶の場合。
同様の商品は複数の会社が出していて、
それぞれに安さや効能で競っているので、
よほどの医学的エビデンスでもない限り、
スペックで抜きん出ることはできません。
なので、
「スペック以外で“あなたが好きなところ”はありませんか?」
とお聞きしてみたんです。
すると一人の方が、
「A社さんはウーロン茶味、B社さんは紅茶味、
弊社はハーブティー味。
念のため、「ご自分で飲んでそう思われたんですか?」
とお聞きしたところ、
「そうです、私、このフルーティーな味が好きです♪」と。
そこから、
「便秘に効くお茶、同じ選ぶなら、私は
ハーブティー味でフルーティーな〇〇を選びます。
〇〇、好きです」
(↑ハ〇キルーペ風に。)
というキャッチコピーが出てきました。
「味」というややスペックよりの情報ではありますが、
ここにはしっかり「私は」という主語があります。
そう思うのは、そう言うのは「誰か」を明確にし、
その人が発する言葉をコピーにすると、
同じ悩みを抱える人、
その問題を解決したいと思っている人に刺さります。
いかがでしょう?
あなたがのキャッチコピー、
そこには「人」がありますか?
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