今回の箱根は三泊。長めです。
なので主な美術館は全部回る意気込みでいましたが、お天気がな〜。


まずは、小田原駅から直通バスで、仙石原のラリック美術館へ。

この看板の蝶のブローチはとてもラリックらしくて美しい。
後で本物を見ている時に、たまたま学芸員の方の説明を聞けて面白かった。
その時このブローチを「ウチの看板娘」と仰っていましたが、後からこの看板を見て、なるほどなるほど。

中に入ると、男性のスタッフが、食事かオリエント急行か美術館かみたいなことを聞いてくれるのですが…私達…全部なのです。

手順としてはまず、時間制のオリエント急行を予約します。
その後、レストランエ・モワに朝食に向かいました。
濡れた芝生も良い。

スッキリした気持ち良いインテリア。

モーニングセット

パンの盛り合わせ。
ヨーグルト、ドリンク(紅茶)、スープ、サラダ。


オプションのプレート。
写真が上下逆になっているのですが、何度張り直しても直らないのでこのままで。

オムレツに、すごい厚切りのベーコン、ピクルス、ポテトフライ。

パン盛り合わせはここのベーカリーのもの。
シンプルなパン。

豆パン

季節のフォカッチャ。

桜えびや野菜入り。

チーズとはちみつ入り。

美味しかった〜。

充実したショップを通り抜けて、展示棟へ。
この後行く予定のガラスの森美術館との共通券を買います。

ラリックの作品群はどれも美しくて、見れば見るほど細部まで楽しい。
最初なだけあって、ここが一番熱心に鑑賞しました。
館内は撮影禁止ですが、庭は良いとのことで、中から撮ったモネ風の池のある庭。

ショップと展示棟を繋ぐ道。

朝食を食べたレストランエモワ。
清々しい場所です。

このレストランの裏側に、オリエント急行の車両(実物)があります。
予約券。

乗車(?)の際には、切符のようにハサミを入れてくれます。

切符を切る…ということが、もう若い人には分からないのでは無いかな?

ホーム…かな。

オリエント急行の話をビデオで見てから、申し込み順に乗車。

席は決まっていて、申し込み時に選んだ飲み物も既に用意されてます。
この写真は終わった後で撮ったもの。

インテリアはもちろんラリック。

よ〜く見ないとね。



展示品とコラボしたスイーツがあると聞いて、楽しみにしていました。

(写真はHPから)
これを狙っていたのですが、残念、これは土日だけだそうで。

で、こちらの櫛をモチーフにしたクッキー付きの……
クレームブリュレ。

クッキー薄っ!
盛り付けがきっと大変ですね。
うんうん、美味しい。

このクレームブリュレは底の方にチェリーが入っていて、上のぱりぱりカラメルも分厚く(割れないかと思いました)、私史上最も上等のクレームブリュレでした。

美味しかった〜。

車両の前後には個室が付いてます。

贅沢やな〜。

どのスタッフの物腰も上品で、とても良い気分になれる美術館でした。


次も同じく、美しいガラスを見に。