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すまいのレシピ【すまレピ】 パリ便り

【フランス】パリの最新インテリア、インテリアアイテム、家具、インテリアコーディネートからパリの日常まで、現地特派員が様々な情報をお届けします♪

築年数が古いアパルトマンが多いパリ市内。

「古い」と一口に言っても、どのような感覚で「古い」や「新しい」を捉えているかという事が問題ですが、例えば「うちのアパルトマンは新建築で〜」と話していると、それは1970年代後半に建てられたものだったりする事も多々あります。
1970年代後半というと、40年以上前。日本だと、それだけの築年数が経ったアパートを「新」建築だなんて、なかなか呼ばないですよね。

「新建築」に対し、「旧建築」と呼ばれている古いアパルトマンには、エレベーターの付いていない階段ものも数多くあります。
階段=螺旋階段が大きければ、その真ん中の空間に小さなエレベーター(閉所恐怖症の人にはご注意なサイズ!)を、後付け工事する事もありますが、スペース的に難しい建物も多いことが事実。


この建物も、エレベーターが後付けなのでしょうか。滑車に付けられた、エレベーターの重しの部分は、中庭側に剥き出しになっています。


エレベーターが小さかったり、そもそも無かったり。そんなアパルトマンで、引っ越しや大きな家具の搬入、大掛かりな工事をする必要があったら?
時々街中で目にするこの光景。通りから窓に、直接ウィーンとリフトに乗せて入れてしまうのでした。

 



 

例年は賑わう、8月末のシャルル・ド・ゴール空港ですが、今年はどんな感じなのでしょうか。

 

まず現在、空港の入り口にはセキュリティーがあり、搭乗券を持っている人のみ入場できるようになっています。見送りの人も、空港内には立ち入れないようになっているようです。

飛行機に搭乗するには、ワクチンパスポートもしくは48時間以内の陰性証明が必要なので、所持していない人は空港入口にほど近いラボで検査をすることになります。

 


空港内は、マスクの着用が義務付けられています。

この日はバカンスの終盤でチェックインカウンターは沢山の人ですが、ワクチンパスポートを持っているか、陰性証明を持った上でマスクを着用しているので、安心感も高くなりました。

人の多さによって一見コロナ禍以前の風景に戻ったかのように思えますが、免税窓口は閉まっている場所が多かったり、ラウンジには人影が見当たらないなど、EU外への往来はまだまだ少ないことが伺えます。

 

それでも随分、空港も賑やかになりました。

制限エリア内の免税店、カフェやバーなども再オープン。撤去されていたフリーペーパー類も、手に取ることができます。

 

 

冊子の特集は次のオリンピックについて。

舞台はパリ、3年後にはたくさんの国の人が賑やかに往来する空港が戻ってくることを願って!

 

チョコレートもバターも濃いエスプレッソも、とてもとても美味しいフランスだけれど、たまには優しいお味も懐かしい。そんな日本人の私です。

 

今日は、少し前から気になっていた中華風のアフターヌーンティーを楽しみに、オペラ地区からも徒歩圏のサロン・ド・テ【T'XUAN】へ。

ワクチンパスポートを提示して店内に入ると、一瞬パリを忘れてしまいそうな風景が広がります。偶然のタイミングだったのかもしれませんが、どのテーブルからも中国語が飛び交うチャイニーズローカル感です

 

 

ポットのお茶は鉄観音を選択。フレッシュな茶葉と、動画を撮らずにはいられない「映え」な葉脈の茶濾し。椅子もテーブルも重厚で、ゆったりと腰掛け、お湯をさして貰いながらお茶をゆっくりといただきます。

 

ほんのり温かいあんこやタピオカ、ココナッツミルク、マンゴー、仙草ゼリー、抹茶のパンナコッタなどなど。小さなお椀に盛られたデザートは、甘さが控えめでホッとせずにはいられません。

 

 

なんと言っても、とても大切なことですが「映え」だけではなくて、ちゃんとどれも美味しい!


 

甘いものだけではなく、丼や麺類などの塩っぽいお食事メニューもあり、こちらもお茶と一緒に楽しめるようでした。

 

 

パリの異邦人が、さらに異邦人になれる空間。束の間のコロニアル気分と、洒落込みたいところです。

 

 

 

【T'XUAN】

56 Rue la Fayette, 75009 Paris
https://txuanparis.com/

 

再オープンしたデパート「サマリテーヌ」に、日本で流行っているというマリトッツォがある!

ということを聞いて、早速パス・サニテール(ワクチンパスポート)をアプリに携え、サマリテーヌ別館にできたCovaへ。

同行した友人の一人は2回目の接種から2週間が経っていないので、パス・サニテールが有効になるのはもう少し先。

ということで、カフェに入る前に抗原検査を受け、15分以内に届く結果(陰性)のQRコードをアプリに入れての入店です。入り口で店員さんに提示して、ピッ。

 

時々北イタリアには行くのですが、マリトッツォは中部以北ではほとんど目にすることがないスイーツ。

マリトッツォが流行っている間に日本に帰ることや、中南部イタリアに旅行ができなかった在仏日本人同士で、「マリトッツォだって…」「マリトッツォ…」「マリトッツォ…!」と、盛り上がります。

 

 

ブリオッシュに、カスタードクリームと生クリーム。フランスだと、ブリジット・バルドーがお気に入りだという南仏の「トロペジエンヌ」に似ているのかな。

店員さんに勧められたフランボワーズのピンクのマリトッツォの可愛さや、ひとつ5ユーロというお値段、良き。カップの底にへばりつくようなイタリアのエスプレッソも、(パリのカフェに比べて割高だけど)良き!

 

寒くてサンダルもノースリーブも着る機会のない、寒い今年のパリですが、夏を感じたくて今日ばかりはテラス席へ。

パス・サニテールの安心感もあり、日本やイタリアでのバカンスに思いを馳せながら、楽しい時間を過ごしました。

 

Covaはサマリテーヌの別館になりますので、ご注意を!

 

夏休み前の大掃除も終わって、売るには手間だし、捨てるには忍びないようなものが出てきたら?

選択肢の一つが、Emmaüs(エマウス)に持っていくことです。

 

 

パリの東側を中心に数店舗が展開されるEmmaüsは、一見普通のリサイクルショップ。

衣服から書籍、家具などが格安で揃っていますが、その商品の全ては寄付から成り立っています。

 

 

 

各店舗に設置された受付窓口に集められたものは、一旦パリ郊外の作業所へ。その場で大規模な選別が行われ、その後スタッフに寄って洗濯や修繕が行われます。

そのおかげで店舗に並べられている衣服も古着独特の匂いがなく、ほつれや穴なども見当たらず、とっても綺麗です。

 

 

一連の事業はEmmaüsのイニシアチブのもとで行われますが、作業に関わっているスタッフは、社会的に立場が弱い人や現在社会復帰を目指している人が中心だそうです。

2年の就労期間の間には、職業訓練を受けたり、住居を探す手助けをEmmaüsが請け負うそうです。

 

そんなわけで今日の私のEmmaüsアウトフィット。

ワンピース、スカート、イヤリング、バッグ、バッグに付けたシルクのバングル。

全て合わせて30ユーロ程度です。

 

 

Emmaüs(エマウス)

https://www.emmaus-paris.fr/