築年数が古いアパルトマンが多いパリ市内。
「古い」と一口に言っても、どのような感覚で「古い」や「新しい」を捉えているかという事が問題ですが、例えば「うちのアパルトマンは新建築で〜」と話していると、それは1970年代後半に建てられたものだったりする事も多々あります。
1970年代後半というと、40年以上前。日本だと、それだけの築年数が経ったアパートを「新」建築だなんて、なかなか呼ばないですよね。
「新建築」に対し、「旧建築」と呼ばれている古いアパルトマンには、エレベーターの付いていない階段ものも数多くあります。
階段=螺旋階段が大きければ、その真ん中の空間に小さなエレベーター(閉所恐怖症の人にはご注意なサイズ!)を、後付け工事する事もありますが、スペース的に難しい建物も多いことが事実。

この建物も、エレベーターが後付けなのでしょうか。滑車に付けられた、エレベーターの重しの部分は、中庭側に剥き出しになっています。

エレベーターが小さかったり、そもそも無かったり。そんなアパルトマンで、引っ越しや大きな家具の搬入、大掛かりな工事をする必要があったら?
時々街中で目にするこの光景。通りから窓に、直接ウィーンとリフトに乗せて入れてしまうのでした。
