​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所 -219ページ目

​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。




「地球交響曲第二番」で知った、佐藤初女さんの本。
佐藤初女さんといえば、若い頃に大病をし医学では為す術がなかった自らの体を食べることと食べ物の力を感じきることで治してしまった方だ。
そして、岩木山の麓「森のイスキア」で沢山の悩める人に出会ってきた。
こころが詰まっていると食べられない

訪ねてくる人たちが自分の名前すら言えないくらい行き詰まっていても、ただ受け入れ、おいしいご飯を共にする・・・


レシピ本というと写真いっぱいで手順が書いてあったりするけど、この本は違う。
全部で18の料理が紹介されているが、分量すら書いてない。初女さんの話し言葉で綴られている。

お料理は、レシピの数字を見てつくるものではありません。食材をよく見て、手で触り、においをかぎながら、五感を使ってつくるものです。

 よく見ること
 同じ大きさ、同じ味に
 透き通る瞬間
 休ませておく時間
 皿を使う落としぶた
 舌を使うこと
・・・レシピ本というより、初女さんが気をつけているポイント本だね。


面白いのは
 ほうれん草が気の毒な感じがしました
 お米がなんだか痛々しい感じがします
 「お米が呼吸できるように、そっとにぎってください」
・・・完全に生き物扱いなのね。
 台所はいのちとふれあう身近な場所
という通りに。


食べることはいのちと直結だ。
料理本のようだけど、お話はとても、深い。ひとつひとつのお話がすべてつながっていて、紹介されている料理のどれも、作ってみたくなる。
分量がわからない時点で途方に暮れるくせに(笑)


タイトルには
 おむすびに祈りをこめて
という言葉が添えられている。
たなごころで握る、海苔で全面を包んだまあるいおむすび。
講習会で、自分で握ったおむすびをタオルに包み
「おいしくなあれ」
と繰り返し言う子どもたちの話が印象的。
食べることの意味、自分のこころとからだを養ってあげるという視点。


とりあえずだしをとろう。あっ魚の焼き方はすぐ真似出来るな。
後はやっぱりおむすびかな。


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★料理

初女お母さんのおむすび
かぼちゃの煮物
ほうれん草のおひたし
いんげんの炒め物
いかの塩辛
ポテトサラダ
おから
煮豆
なすのみそ炒め
黒豆ご飯
りんごのコンポート
にんじんのピーナツ和え
じゃがいもと魚のあらの煮物
だしのとり方
蓮根の炒め物
もやしの炒め物
さばのみそ煮
しそ巻き





白波立つ青い海
浜辺へ駆け出す子供たち
初めて海を見た少年の問いかけ
 これが海?
 海ってなに?
その問いに答えるように、水族館じゃない、本物の自然を追いかけた映像が(多少修正もあれど)次から次へと目の前に広がっていく。




ガラパゴスの目に
天に昇るスペースシャトルの光が映るシーンが印象的。





鰯の群れを狙うイルカと、海上から狙う海鳥の群れ。
イルカの泳ぐ速さも驚きだけど、海鳥の狙いすました一直線の急降下!
格好良い~と思わず呟く。
人間なんて、重たい飛行機じゃないと飛べもしないよ。急降下っていったらきりもみ状態でまっ逆さまに墜落しかできない(笑)





ナレーションは何度も繰り返した
 自然界の「絶妙なバランス」
脱皮をする蟹の群れ
孵化した海ガメが海へ辿り着くまでの短い時間を狙う軍艦鳥
・・・つくづく、人間はこの“絶妙なバランス”の外にいる存在なんだよなぁ、と思う。
魚を取り海を汚し氷河を溶かし・・・奪うばっかりで何も与えていないんだもの。




巨大な網に引っ掛かり身動きとれない「お目当てじゃない」魚たち
海上では忙しく働く漁師たち
ひれを全て切られ海に放り込まれる鮫がもがきながら海底へ沈んでいく様はなんだか虐待の様にも見えて、これが近所のスーパーや飲食店まで繋がってるのかなと思うと、捕鯨に反対する人の気持ちもわかる気がしてくる。




あ、もうちょっと続きが観たいのに、と感じるシーンが沢山あって、そのわりに登場する生き物たちの解説はあまりなくて。まぁそういう意図はないのかな。
そっち走っちゃうとN○Kスペシャルになっちゃうか(笑)
ただ、なんというか、皆にわかりやすく伝えようとしてちょっとわかりにくくなっちゃったような、そんな印象。
環境汚染を訴えたいのなら、とことん解説して現状を知らしめてくれればいいのに。




ザトウクジラの“うた”を聴きながら思った。
息をのむ映像に解説はいらない
とことん「海は美しく素晴しい」と感じさせてくれればいい



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マクロビをかじり
オーガニックに傾いて
変わったことといえば



 精製塩(上白糖)をやめ
 自然塩(はちみつや黒糖)を使うようになった
 卵を常食しなくなった
 家で飲むラテは豆乳を使うようになった
 麦味噌を使うようになった
 (米でもいいけど、無駄にあれこれ入ってるのはパス)
 不恰好な野菜に抵抗がなくなった
 毎食じゃないが玄米を炊くようになった



・・・くらいかな。
あ、それと食品買う時には
原材料の表示を見るようになった
わかんない名前があると
「それって実はなくてもいいんじゃないの?」
と疑う





パリ
ユネスコ本部
FAO(国連食料農業機関)のシンポジウム
ガン
糖尿病
不妊
・・・現代に蔓延した健康障害の原因として
食を含む環境汚染があげられた。
自分たちの活動が
これらの障害を生み出していると。




山あいの小さな村
給食をオーガニックにする試み
給食センターは
学校や高齢者宅へ
毎日200食を越える食事を提供している
それをオーガニックにしようと
村議会が決めた。




農家の悩み
市場に出せる作物を作るために使われる
化学物質

家族もろとも、影響を受け
病に冒される

危険性は重々承知だ
それでも止められない。




・・・学校の給食時間
給食センターのスタッフが料理を運びデザートの果物なんか切り分けてて
へぇ~給食当番はいないんだ。なんか新鮮!
とまじまじ見ちゃった(笑)
いや問題はそこじゃない。




小さな村の決断は
地元農家
生徒の親家族を巻き込み
波紋を広げていく。

賛同する者
疑問を投げかける者
・・・村長は言う

 「相談相手は予算じゃない 自分たちの良心だ」




村の景色は美しい
けど、土も水も汚れている

有機栽培の畑と
隣り合う一般農家の畑。

農薬や殺虫剤を使わなくなった土地と
使い続けている土地は、見るからに違う。

アインシュタインの言葉が引用されていた。
「ミツバチが死んだら4年後に人類は滅亡する」

大手スーパーの大量生産品は
確かに安い
買う時の値段だけを見れば
財布にも優しそうだ

しかしその食品ひとつを作るために使われる化学物質・・・
殺虫剤
除草剤
農薬
添加物
・・・さらに外国を含む遠隔地からの輸送費
そこで撒き散らされる排気ガス・・・

安いと思って買ったのに
汚い空気を吸い
いらない化学物質を体に溜め込み
果てに病気になって
治療費にお金を費やすとしたなら

確かに高い
どちらを選ぶか
だね





子供たちは素直だ
有機栽培の野菜を抵抗なく受け入れ
家庭でも食べたいと口にする
親たちも、次第にそれを受け入れていく。

母親たちが
「以前は冷蔵庫いっぱいだったのに
 オーガニックを選んでいったら今は空っぽ」

給食センターのスタッフが
「もう冷凍食品や缶詰を使うことはないだろう」
と言い切る姿が印象的。
身体に良いものはやっぱり
美味しいんだ。




子供の頃食べたものは
身体をつくり、心もつくる。

夕暮れ時の食卓
母親の料理の味は
大きくなっても忘れない。
ジャンクフードを食べる毎日に変わっても
ふと、思い出す時が来ると思う。
・・・そういえば最後まで
「好きな食べ物はフライドポテト」
と答えていたフィリップ君
有機野菜好きになったかしら?





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1913年 パリ
「春の祭典」初演


酷評に晒される舞台を静かに見つめる女。
微かに笑みを浮かべているようにも見えるその顔は
才能を見てとったのだろうか



後年
紹介を受け知り合った後
彼女は
作曲家に支援を申し出る

一家共々
別荘へ移り住み始まる
共同生活




ストラヴィンスキーと
シャネルの“大人の恋”



彼にシャネルを紹介した
ディアギレフが言う

「悲しいがエレガントだ」

本当、悲しげ
恋なんて言葉は似合わない



“ボーイ”の写真を伏せ涙するココには
切なさも感じるが
甘い言葉も
笑みすら交わさない二人の関係には

ある種のぎこちなささえ感じてしまう。
それを象徴するかのように
妻は
別荘の美しさに
居心地の悪さを感じ
精一杯の装飾を施す




白と黒のシャネル邸は
何かを拒絶しているようにも見えて
・・・ここで寛げるのは御主人様だけでしょう
と呟いてしまった

住まうことすら闘いか

 「私はひとりで成功したわ」
 「君は芸術家じゃない 洋服屋だ」

・・・二人の関係も闘いのようにも見えて。




妻が子供と共に去り
二人きりになれた時には
もう終わったかのよう

お互いに
奪い合っただけのように見えた二人

しかし彼は
舞台の再演を果たし
彼女は初めての香水を生み出す




「春の祭典」再演
沸き起こる拍手の中
交わした眼差し・・・




ココが
調香師へダメ出しに言った言葉

「私は女の匂いが欲しいのよ」

妻は日々を見ていて
女はもっと遠くを見ていたのかな。
その“遠く”が
ほんの束の間
彼と交わった




 悲しいがエレガント
・・・オープニングで見とれた万華鏡は
エンドロールにも登場し
束の間の儚さを魅せてくれた




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民放ラジオ局が認可されていなかった
1966年

イギリスBBCラジオの
ボップミュージック放送時間は
1日45分

そこへ
北海沖に停泊し
24時間ロックオンリーの
海賊ラジオ局が現れた





DJ達よりも
ラジオの向こう側の
リスナー達の一喜一憂ぶりが
可愛らしいなって

みとれてた

こんなに心待ちにするものがあるって
素敵だ





私自身はかなり雑食だし
'60sもリンクしてないし
とりわけロックに傾倒する気持ちはよくわからないんだけど
ハッピーさ加減や好きな気持ちはわかるつもり。

聴けばわかる。黙って観なさい!という感じ。

'60sがストライクゾーンな方はもう
いちいち感じ入ってしまうよねきっと。
ずっと鳴りっぱなしなんだものラジオのように。



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