マジカルストーム 26 | ~ 嵐気に包まれて ~

~ 嵐気に包まれて ~

嵐さんのメンバーのお名前や雰囲気をお借りした読み物です。
腐的描写や暴力的シーンがあります。
気を付けてご訪問ください。
山、大宮、櫻葉、モデルズ、にのあい等、様々なCPのお話がありますので
お気に入りのCPでお楽しみください。

メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話です。

 

最初のお話はこちら ⇒ 「マジカルストーム 1」

 

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「す、すみません。」

 

恐る恐る謝って顔を上げると、相手はゴルゴ13とは似ても似つかない若い男だった。

 

少しウエーブのかかった黒髪にハーフのような彫りの深い顔立ち。

アニメにでも出てきそうな定型的な主役キャラだ。

 

  「兄ちゃん、俺が先に目を付けたんだ。横取りはないぜ。」

 

先ほどの男がその男性の肩を後ろから掴む。

 

「わっ!」

 

また大げさに驚いた男性がきれいな回し蹴りをかます。

 

ドカッ!

 

  「ぐぁっ!」

 

男が壁まで吹っ飛んでいく。

 

「俺の後ろから近づくなって言っただろ?」

 

憮然とした表情で言い放つ。

この人、すごく強いかも。

 

 

結局、相葉さんとこの男性で3人+1人もノックアウト。

男たちは這う這うの体で酒場を出て行った。

 

  「わぁ~っ!」

 

パチパチパチパチ。

 

  「すげぇな。兄ちゃんたち。」

  「あんなでかいの相手によくやったよ。」

  「スカッとしたな~。 これ、俺のおごりだ。」

 

酒場にいた人たちからの拍手と歓声に包まれ、

俺たちのテーブルにはおごりのビールジョッキが溢れることとなった。

 

 

「大丈夫?」

 

相葉さんの血のにじむ唇をナプキンで拭う。

 

「いっ! 大丈夫だよ。このくらい。」

 

「ごめんね。 こんなことになって。」

 

「二宮君のせいじゃないって。 

 でも無事でよかった。」

 

相葉さんが大きな手で俺の頭をポンポンとする。

なんか・・・この人の手って安心するんだよね。

 

 

「あの、さっきはありがとうございました。」

 

あらためて助けてくれた青年にお礼を言う。

 

革製の胸当てと籠手。

腰には大きな剣を携えている。

いでたち的には勇者か剣士だと思うんだけど、モブキャラではないのは明らかだ。

おそらくプレイヤーの一人だろう。

酒場では他のプレイヤーとチャットをすることが可能で、

情報を交換したり、アイテムや道具、仲間の交換ができる。

 

「ほんとに助かったよ。

 さすがに一人で4人は無理だなって思ってたんだ。

 あれって何かの格闘技?」

 

「まあね。 でも素手でやったのは初めてだったから

 なんか勝手が違ったけどな。」

 

「だよね。俺もいつもはグローブつけてるから。

 人を殴るのがこんなに痛いとは思わなかった。」

 

相葉さんが自分の拳をさする。

 

≪To be continued≫

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仕事で必要になって初めてQRコードを作成してみたんですが、
すごく簡単に作れるのにびっくりしました。

しかもイラストとか文字の埋め込みも自由にできるんですね。なんか不思議。

全てのドットを読み込まなくても大丈夫なの?

 

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