マジカルストーム 25 | ~ 嵐気に包まれて ~

~ 嵐気に包まれて ~

嵐さんのメンバーのお名前や雰囲気をお借りした読み物です。
腐的描写や暴力的シーンがあります。
気を付けてご訪問ください。
山、大宮、櫻葉、モデルズ、にのあい等、様々なCPのお話がありますので
お気に入りのCPでお楽しみください。

メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話です。

 

最初のお話はこちら ⇒ 「マジカルストーム 1」

 

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まさかの展開にあたりがしんと静まりかえる。

 

これって・・・。

 

「いった~! 素手で殴ると痛いんだね。」

 

相葉さんが手をぶんぶんと振っている。

 

「相葉さんがやっつけたの?」

 

目をつぶっていて肝心な場面を見ていなかった。

 

「うん。俺、趣味でキックボクシングやってるんだよね。」

 

キックボクシング? 

なんか優し気な風貌とは似合わない。

 

 

 

  「このやろう!」

 

同じテーブルの仲間達が一斉に立ち上がる。

 

うわぁ~、まずいまずい。

これどうなっちゃうの?

 

「ちょっと下がってて。」

 

相葉さんが俺を後ろに回すと、こぶしを握りなおす。

 

きゅん・・・。

は? 俺、何きゅんとしちゃってんのよ。

身体が女子だからって気持ちまで引きづられちゃってるのかな。

 

いやいや、そんな場合じゃないって。

一人で3人は無理でしょう。

 

  「このぉ!」

 

一人の男が殴りかかってくるのを軽くダッキングで躱し

ボディに一発。

 

  「ぐっ!」

 

男が低くうめいて腹を押さえる。

 

でもすぐに別の男がタックルをかましてくる。

体重差を生かして押し倒すつもりだ。

相葉さんがとっさに相手の肩を両手で抑え腰を引く。

 

ズッ!

からぶった男が勢い余って両手を床につく。

 

その隙に3人目が相葉さんの横に回り込み殴りかかってくる。

 

ガッ!

 

相葉さんの顔面にパンチがヒットした。

 

「つぅ。」

 

血のにじんだ唇を指で拭うと、すばやくそいつに向き直る。

 

カッコイイ・・・。

って、そうじゃなくて。

 

 

  「危ないからお嬢ちゃんはこっちに来なよ。」

 

「えっ?」

 

そのグループとは別の男が火事場泥棒みたいに俺の肩を抱く。

 

「やっ!」

 

まあ元々非力な方ではあるけどさ。

俺だって一応男なんだよ。

少しは太刀打ちできるかと思ったけど、
やっぱこういう世界で生きてる人達って土台が違うのよ。

力じゃ全然敵う気がしない。

 

  「へっへっ、気の強い女は好きだぜ。」

 

いや、俺がお前みたいな男は嫌いなんだよ。

 

「離せって!」

 

勢いよく腕を振った拍子にバランスをくずし、

カウンターに座っている男性の背中にぶつかってしまう。

 

「うわぁっ!」

 

すごく大きな声を上げて、男性がスツールから飛び上がった。

 

このくらいでそんなにびっくりする?

 

「俺の後ろから近づくな。」

 

え? 今度はゴルゴ13?

 

≪To be continued≫

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さて、だ~れだ?(笑)

 

タックルを躱すのってすごく苦手でした。

相手の体に手を突っ張って腰をさっと引いて掴ませないようにするんだけど、

自分の引く勢いに脚力が耐えかねて自滅しちゃうんです(笑)。

 

翔さんのドラマが決まりましたね。

本格派アクション? 頭脳戦?「ボイス 110緊急指令室」の製作陣?

めっちゃ楽しみ~。こういうのを待ってたのよ。

しゅっとしたビジュアルもいい。

占拠された病院に一人って、「ダイハード」みたいな感じになるのかな。

 

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