メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話です。
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ピッ・・ピッ・・ピコピコ・・・。
あ~行き止まりだ。こっちじゃないのか。
少し戻って右に行って左・・・あった!
小さな空間に宝箱を見つけた。
開くと、ピロリ~ン!
効果音が鳴って“石版のカケラを手に入れた”のテロップが躍る。
そう。俺は今、RPG(ロールプレイングゲーム)のプレイ中だ。
ダンジョンの最下層にあった宝箱を見つけ、これでミッション成功。
石版は5色あって、それぞれ5枚揃えると次のミッションに
進めることになっている。
これは黄色の4枚目。あと1枚で全部揃う。
“脱出”
呪文をかけてダンジョンから地上へと出る。
「ふ~・・・。」
小さな達成感に顔を上げ、凝り固まった首をコキっと回す。
今日は予定外の残業ですっかり遅くなってしまった。
今、午後の10時を回ったところ。
地下鉄のホームはラッシュ時に比べれば人も少なく、
いつもは後ろの方に並ばなくてはならない乗車列も今日は先頭だ。
は~・・・。
線路を見下ろし、声にならないため息を漏らす。
疲れたし腹も減った。
どこか途中で飯でも食って帰るか、それよりも何か買って帰って
ゆっくり飲みながら食った方がいいか。
家の方がゲームの続きも落ち着いてできるし、
そうしよう。
心を決めて今一度スマホに視線を戻す。
えっと、この後は・・・。
確か近くに町があったからそこに行って情報を仕入れるか。
ブィン。
地図を広げて今いる場所を確認する。
このまま草原の中の一本道をたどり、林を2つ超えたあたりに小さな町がある。
いったん宿屋で休んでHPを回復しよう。
金もある程度溜まっているし、武器をアップグレードするのもいいかもしれない。
などと、次の行程に考えを巡らしていたその時だった。
ドサッ!
「わっ!」
「きゃ~っ!」
鈍い音と人の叫び声。
ん?
画面から顔を上げると、目の前の線路に男の人がうずくまっていた。
≪To be continued≫
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おはようございます! 実は深夜に書いているので無駄に元気(笑)。
とりあえず始めてみました。
どこかで聞いたような冒頭シーンですが(笑)。
最近、平日の夜が遅くなる日が多くなってしまって21時前後は厳しいので
アップ時間を深夜にするか朝にするか考え中です。
どっちがいいのかな~。
気分的には夜の方が合ってるかなと思いますが、あまり遅い時間もご迷惑かと。
翔さん、紅白のスペシャルナビゲーターおめでとう!
有働さんの、「年末のスペシャルアドバイザー頑張ってください。」に、
「ナビゲーターね。アドバイスできないから。」(笑)