イラストが豊富でわかりやすい

 

 

上記の書籍、たまたま書店に行った時に見つけました。

私は、法律系の学習をする時に、基本書のたぐいは使用していません。基本的に予備校のテキストが中心です。基本書のデメリットとして、ある程度、実力がつかないと、読んでいても、意味がわからないということがあります。

 

その点、上記の書籍は、イラストが豊富で、とてもとっつきやすい

自白をすると、最近まで、「方法の錯誤」と「客体の錯誤」がいまいちわかりませんでした。

しかし、イラストが豊富な書籍だと、理解が難しいことも、平易な内容で解説してくれるため、とてもわかりやすいです。隙間時間など、寝る前に、気になるところを読んでいます。

 

気になった人は、ぜひ手にとってみてください。

 

  R6予備試験の短答まであと1ヶ月

早いもので、R6の予備試験の短答式試験まで、あと1ヶ月です。

年度末は、身内に不幸が重なり仕事では部署異動もありと、結構、精神的・肉体的にきつい時期が続いていました。ただ、なんとか仕事にも慣れてきました。

 

そうすると、あっという間に、R6年の予備試験短答式試験まで、あと1ヶ月というところまできました。予備試験の短答式試験対策で、伊藤塾のパックでとっている短答答練をペースメーカーにしています。点数などは、Twitter上で公開していますが、おおむね法律基本科目は160/210(76%)を安定して取れるようになってきました。

 

予備試験の学習を初めて初期の頃は、法律科目で160点取るとか、どんな化け物なんだよと思っていました。ただ、結局は基礎知識の積み重ねと反復です。これ以外に、裏技なんてありません。基礎知識を徹底して、自分の常識になるまで落とし込むのです。

 

とはいうものの、自分もまだまだ、民訴法や商法など、公務員試験や行政書士で使っていない科目は、ところどころ大きな穴があります。自分の場合、一般教養で24/60(4割)前後しか取ることができないため、法律基本科目で140点台前半を取ってしまうと、どうしても一般教養の運頼み戦略になってきます。そのため、最低でも法律基本科目で150点は死守したいところです。

 

ちなみに、R6の予備短答の目標点は、以下のように設定しました。

 

合計:190/270(70%)

法律科目:160/210(76%)

一般教養:30/60(50%)

 

  予備試験はゲーム

 

加えて、最近思うのが、予備試験などの資格試験の類は、結局はゲームのように楽しむのがいいのではないかということです。淡々と学習する過程で、上記のように模試で点数を取ったり、試験で結果を出したりすることは、ゲーム性があり、純粋に楽しいものです。

 

R5予備試験で予備試験に最終合格した飛翔さんも、趣味で司法試験の学習をしていると言っていましたし、楽しんだもの勝ちかなとも思います。

 

R6短答式試験まで、6/2時点であと42日、論文まで97日です。

ここから短答式試験まで、楽しんで学習していきたいと思います😊

 

 

  Geminiに自分のことを聞いてみた

仕事で生成AIを利用することがしばしばあるので、GoogleのGeminiに自分のことを聞いてみました。

パンデクテンやっしさんについて

パンデクテンやっしさんは、司法試験予備試験合格を目指しながら、ブログやSNSで情報発信をしている方です。

プロフィール

活動内容

パンデクテンやっしさんは、司法試験予備試験の勉強記録をブログやSNSで公開しています。具体的には、以下のような内容を発信しています。

  • 勉強スケジュール
  • 使用している教材
  • 勉強方法
  • 模試の結果
  • 合格体験記
  • 司法試験や法学に関する情報

パンデクテンやっしさんのブログやSNSは、司法試験予備試験受験者にとって有益な情報源となっています。勉強方法やモチベーション維持のヒントなど、参考になる情報が多数発信されています。

人物像

パンデクテンやっしさんについて、ブログやSNSから推測される人物像は以下の通りです。

  • 目標に向かって努力を惜しまない
  • 司法試験や法学に対して強い情熱を持っている
  • ユーモアセンスがある
  • 読者に対して親切で丁寧

パンデクテンやっしさんは、司法試験予備試験合格を目指して努力を続けるだけでなく、自身の経験をブログやSNSで発信することで、多くの人を支えています。

 

参考情報

  何がすごいって

まず、ただSNSやブログを書いているだけの自分の情報まで拾ってくるところがとてもすごい。

有名人ならまだしも、司法試験予備試験界隈というかなりニッチなとこでブログを書いてくる自分の情報まで拾ってきています。

 

しかも、ものの数秒で上記の情報を返してくれる。

 

以前、チャットGPTについて紹介しましたが、要約能力や情報収集能力は人間のそれを超えていると思います。この調子だと、法律や医療、金融など専門手な相談もAIにする時代がすぐそこですね。専門的な能力をとっとと身につけ、自分なりの付加価値をつけないと、どんどん淘汰される時代がやってくるんでしょう。

 

  最近の予備試験の学習の進捗

ブログはかなり久しぶりの更新です。

主に、旧Twitterで毎日の学習成果を報告しているので、ブログを更新するのはかなり久しぶりです。

 

社会人受験生にとって、年度末は繁忙期にあたりやすいため、日頃の学習を継続するのに苦労をしているのではないでしょうか。私の場合も同様で引継ぎや異動など、なかなか忙しい年度末を過ごしています。

 

予備試験の学習の進捗ですが

令和5年度と比較して

・民訴法肢別

・商法肢別

・刑訴法肢別

・刑法肢別

 

上記4科目の令和6年度向けの辰巳の肢別を消化しています。

間違えた肢については、前回紹介したAnkiアプリでひたすら反復を繰り返し、知識を血肉としています。また、暗記の時間も早朝に30分程度取り、規範の正確な暗記などを行っています。

 

加えて、問題を解く際に、今までは1通起案をするというところを、何度も答案構成し、見出しの作成を意識する問題の解き方をしています。これにより、答案がかなりしまって、伊藤塾のコンプリート論文答練でも30点台を何度も出せるようになりました(令和4年度は20点前半が多かった)。

 

結局、学習の習慣化と繰り返しで、知識の精度をあげること

論文は答案の流れを意識しながら、間違ったことを書かない、典型問題の構成をしっかりするということを意識しています。

 

令和6年度の予備試験の短答式式試験まで、およそ約100日です。

自分は、今年で7回目の予備試験の受験です。

さて、ラッキー7ということで、今年こそ、論文式試験に合格して、予備試験最終合格を果たしたいものです👍

 

  NISAで始めた個別株投資

24年1月からNISAが拡充されました。

駆け込みで23年12月に特定口座を作って60万円くらい投資し、24年1月からさらに60万円くらい新NISAの成長投資枠で運用しています。

 

私がやっているのは個別株の投資です。私の場合、資産形成というよりも、会社法の勉強という側面のほうが強いです。実際にネット上で証券会社の口座を開いて、個別株の取引を開始してみると、今までなじみがなかった会社法の知識がかなり身近になって感じることができました。

 

例えば、株式の1単元は1,000及び発行済株式の200分の1を超えることができないという短答知識があります(会社法188条2項、同規則34条)。

 

株式の売買などやっていない状態だと、単元など言われても、いまいちピンときませんでした。しかし、実際に個別株投資で、1単元100株で売買の対象になっていると、これが単元株の制度かと、とても会社法が身近になったような気がします。

 

また、このように株式投資をすると、経済ニュースを意識して見るようになり、時事問題や経済情勢などにも強くなり一石二鳥の効果はあると思います。

 

時期的に、まだ株主総会の季節ではないのですが、これから株主総会の招集通知が気た場合、書面により議決権の行使や実際に株主総会に出席したりして、株主としての権利行使をしたいと考えています。これにより会社法の知識をよりアップデートしたいと思います。

 

自分の場合、こういう身近で勉強したことが、自分の生活の役にたったり、知識を深めたりすることができるので、勉強すること自体が楽しいと感じます。もし、会社法が苦手だぜ!という人で、余剰資金がある人は、証券会社に口座を開いてみて個別株投資をしてはどうでしょうか。きっと会社法に強くなれると思います。

 

今は、新NISAで配当なども非課税ですし、ネット証券は売買手数料が無料のところ(SBIや楽天など)もあるので、始めるなら今がチャンスかもです(なお、投資は自己責任でお願いします)。

 

  Ankiっていうアプリすごいらしいよ

Twitter上で、Ankiというアプリが流行っているらしい情報を入手したので、新しいもの好きの自分としては、早速利用してみることにしました。このブログの読者の方には利用者も多いと思うのですが、このアプリ、効果的に暗記をしようとした場合、かなり効率的なアプリです。

 

自分は短答の学習をする際、何度も間違う苦手な肢などは、エクセルでリスト化して、直前期に見直したり、自分の弱点チェックのために利用していました。

 

 

3~4年前から、このリストを作成しています。この弱点リストを作成してから、予備試験の短答式試験では落ちなくなりました。自分の弱点を網羅的に学習できるため、弱点チェックには最適だと思います。ただ、このリスト、結局直前期だけしかつかわなかったので、自分の中では宝の持ち腐れ感がありました。

 

その自分の弱点リストをAnkiというアプリにデータをインポートすると、以下のようになります。データのインポートについては、様々なサイトがあるので、参照してみてください。

 

 

これはPCの画面ですが、スマホでも利用できます。つまり、スクリーン上で学習ができるという仕組みです。ただ、漠然と問題を解くより、こうしてゲーム感覚で問題を解くと、飽きずに学習ができます。

 

PC上やスマホで学習でき、その結果も同期できるため、とても便利です。

 

  Ankiのいいところ

こういうスクリーン上で学習できるアプリは結構あります。

例えば、辰巳の肢別アプリや伊藤塾や資格スクエアも同様のアプリを提供しています。

 

このAnkiアプリのいいところは、自分の弱いところを、何度も何度も出題してくれるとことです。前述の辰巳の肢別アプリは自分が間違えた問題を指定して、再度問題を解かない限り、間違った問題は再度出てきません。しかし、このAnkiは、ひとつの学習ターンの中で、自分ができない問題を解けるようにならないと、何度も何度も反復して出題してくれます。

 

私は、この何度も出題してくれる機能がとても気に入っており、最近、愛用しています。

私は、Twitter上で、学習量を報告しているのですが、肢別として報告しているのは、このAnki学習によるものです。仮に500肢を復習するとしても、50~60分あれば、できるので、高速で自分の弱点を何度も何度も回しています。

 

できないところをできるようにする。

知識のあやふやなところを明確にして、嘘は書かないを、令和6年度の論文テーマにしています。自分の弱点となっている科目を底上げし、手を広げず、知識の精度を高める。

 

すごい地味な作業ですが、淡々と継続していきたいと思います。

 

  令和5年度の行政書士成績表

 

  感想

予備試験の短答式試験に複数回合格できる人の行政書士の点数と言えば、多少需要はあるでしょうか。ただ、あまりぱっとしない点数で、Twitter上を拝見すると、普通に230点代の人がざらにおり、自分の点数は大したことないなと感じてしまいます。

 

 

加えて、先日、行政書士試験の記述式試験について記事を書きました。

その中で、問題46を契約不適合責任ではなく、債務不履行責任で論述したと述べました。ただ、そこには点数がついておらず、私の記述28点は、問題45が18点、問題46が10点といったくらいではないでしょうか。

 

予備試験も行政書士も求められた解答を記載しないと点数がつかないのは同じですね。

さて、令和5年度の予備試験の短答式試験まであと150日前後です。

予備抜けして、司法試験を受験する人は、あと一歩、最後のお込み頑張っていきましょう!

 

  法学検定試験合格

さて、先日、2023年11月に度法学検定試験を受験しました。

その結果ですが、アドバンスト(上級)とスタンダード(中級)に合格することができました。得点の内訳については、下記のとおりです。

 

 

 

  法学検定試験の難易度

アメーバブログで「精神科医のとかげ」さんが、法学検定試験を受験するにあたり情報が少ないとのことでしたので、自分なりに攻略法をまとめました。

 

試験の難易度

まず、試験の難易度です。

スタンダード(中級)はFP3級程度

アドバンスト(上級)は宅建よりやや易しい

 

上記両試験ともアドバンストといって上位合格の制度があります。

今回は、単純に合格するだけならの難易度比較です。

スタンダードは試験の問題数が多いものの、合格すべき得点率が6割に満たないレベルで合格でき、実際の合格率も2人に1人が合格できる、かなり簡単な試験です。

 

また、アドバンストは上級と銘打っているだけあって、それなりに歯ごたえのある問題もあります。上三法は難しい問題が出るものの、下四法は、予備試験の短答と比較して、基礎的な問題が中心となります。そのため、アドバンストは宅建よりも「やや易しい」という難易度だと考えます。

 

ちなみに、自分が過去合格した資格試験の難易度で比較すると

予備試験の短答式試験で法律基本科目で7割(147/210)を取る難易度を100とした場合、主観的には以下のような難易度になります。

 

 

100:予備短答法律基本科目7割(147/210)

65:行政書士

50:宅建士

48:管理業務主任者

42:法学検定(アドバンスト上級)

38:消費生活相談員

35:FP2級

20:FP3級、法学検定(スタンダード(中級))

 

  対策法

では、どのようにして対策をすればよいか。

 

基本的には法学検定試験の実施団体である商事法務が出している問題集をやるという対策です。この問題集に出ている問題をこなせば、間違いなく合格できます。自分の場合、時間的な関係で1周しかできませんでした。もっと、やり込めば、スタンダードは上位合格(エクセレント合格)が狙えたと思います。

 

また、行政書士や予備試験受験生の場合、問題となるのが「法学一般」の対策です。

法哲学のようなことが聞かれ、自分は解説を読んでも意味がわかりませんでした。

上位合格を狙う人は別として、単に合格するだけなら、この分野は全捨てでよいと考えます。もちろん、解説を読んで、多少意味がわかるなら対策をしてもいいのです。しかし、解説を読んでも「意味わからんわ!」となった人は、自分のように全捨てしてもOKだと考えます。

 

加えて、アドバンストを狙う人は、スタンダードとの併願受験をおすすめします。その理由は、スタンダードの問題集で出た問題がアドバンストでも出題される可能性があるからです。資格試験には、試験独特の「くせ」があります。アドバンストの問題集は、問題を単年度版で掲載しており、体型別になっていません。単年度版はどのような問題が出るか難易度の予測には意味はあります。

 

しかし、網羅的に学習をするなら体型別の問題集に利があります。そのため、アドバンストの受験者も体型別問題集になっているスタンダートの問題集も解くことで、より合格を確実なものとすることができます。

 

  試験中のタイムマネジメント

おそらく通常の受験生は「かなり時間が余ります」

自分の場合、選択していない科目の問題も解いても、さらに時間が余りました。

行政書士合格者や予備短答で6割前後得点できる人なら、アドバンストでも1時間近く余ると考えます。

 

以上のように、法学検定試験、そこまで難易度は高くありません。

ただ、試験に向けて学習する過程で密度の高い学習ができること、実際に結果という形で返ってくることで、自分のやる気もあがります。また、予備試験の対策としても、予備短答の約半年前に試験を受験できるという観点から、自分の実力だめしにも最適です。

 

もし、興味があれば法学検定試験ではずみをつけて、行政書士、予備試験を挑戦するきっかけになればいいです。

 

  私の予備論文の成績表

 

多くの合格者が語るのが、司法試験合格までを考えた場合、予備試験の論文式試験が最難関。予備試験に合格するということは、論文式試験に合格しなければならないということです。

ただ、この論文式試験は短答合格者の20%しか合格しないため、その合格レベルは高く、自分も含めて何年もそこで足踏みをしている方がままおります。

 

今年は合格するのは易化したという話もありますが、そんな易化した論文式試験に合格できなかった自分がいます。

 

私は、令和3、4、5年の論文式試験を受験して、下記のとおりの成績です。

 

初回受験である令和3年は行政法及び商法がA、令和4年が行政法及び商法がBです。行政法が得意という認識はありましたが、令和5年度の行政法はEでした。なぜ、自己評価でAだったのに、当該成績がEだったのかは主観と客観が大きくずれているためなにか原因があると思います。これも後で詳細に分析したいと思います。

 

  今までの学習方針

 

直近3年間の学習方針として

伊藤塾の答練などの問題をひたすら起案するという学習です。

一度、解いた問題でも、それを2~3回起案し、繰り返す方法です。

要するにフル起案を行い、勉強をするという方法です。

 

この手法で、法学部や法科大学院に進学したことがない、純粋未修の自分でも、論文初受験でA評価を複数の科目で取ることができました。そのため、この学習法が自分に合った方法だと考え、このような学習を引き続き行ってきました。平日は2通、休日は多い時で5通ほどの答案を起案しました。この3年間の累計で約2,000通の起案を行ってきました。

 

しかし、今年も論文式試験の結果はいまいちで、ふるわないものとなってしまいました。

前年度と比較して100番程度、順位はあがっているものの、もともとのR5予備論文の受験者数がR4と比較して100名程度少ないため、本来、順位はあがって当たり前だと考えています。つまり、自分の場合、前年度と比較して、何ら進歩していないということです。実際、下記の表のとおり令和4年度と令和5年度で比較した場合、順位は上位約55%と進歩のにないものとなっています。

 

 

今考えて思うのはフル起案は時間がかかるということ、学習した後のフィードバックが少ないということです。

 

今年は、自主ゼミを組み、令和4年度の学習法にアレンジを加えたつもりですが、それが結果に結びつかないものとなってしまいました。自主ゼミが悪いというよりも自分の実力不足です。

 

その中で、反省点としてあげられるのが、以下の点です。

①日々の学習法

②直前期の学習法

 

  日々の学習法

 

まず、①について

今までは、少なくとも1日に1通は起案をするという手法で学習をしていました。しかし、令和5年度の論文式試験が終わってから、伊藤塾の論文マスターの手をつけていない科目、民法、商法、民訴法を重点的にこなしています。さらに、ひとつの問題あたり、何度も復習(問題によっては15回以上を目安)をするようにしています。さらに、この復習もその問題を他人に対して説明をするように、復習をしています。このようにして、人に教えるようにして、復習をすると、自分の理解不足の箇所が明らかになり、起案をするよりも短時間で済みます。

 

令和5年度の予備論文合格者に直接話を聞く機会があったので

どのような勉強をしたのか聞くと、「基本的に問題集の周回」といっていました。

自分の場合、答練などいろいろな教材を追加して、解くという作業を繰り返していました。前述の通り、それでも結果は出ています。しかし、頭ひとつ抜けるような結果にならない。それはやはり、問題集の典型問題が身についていない、論文を書くための基礎知識が欠落していることだと考えています。

 

つまり、自分の場合、何か新しい教材を追加したり、新しいことをするというよりも、今手元にある教材をちゃんと復習できているか、ちゃんと理解できているかを確認することが最優先だと思っています。社会人受験生の場合、学習時間が学生と比べて少ないため、その少ない学習時間で何をするかということも極めて重要です。

 

やはり、手を広げたり、直前期に学習教材を増やすことは、それだけ学習対象が増え、ひとつの問題や教材にかける時間や労力が減ってしまうことを意味しています。そのため、手を広げず、今ある教材を着実にこなすことだ大事だと考えています。

 

ひとつの問題の復習を何度もやるという方法については、令和5年度の予備試験論文式試験の合格者であるむしどりさんに、ご助言を頂きました。むしどりさんは重問を20~30回くらいこなすという話をしていたので、つまり反復回数を増やすことは、ひとつの目安になると思います。

 

そのため、復習頻度をあげる、復習する際に教えるようにして復習をするという点で、日々の学習をあらためています。

 

  直前期の学習法

次に②について

今までは短答式試験が終わってから、伊藤塾の直前答練を受講していました。

ただ、R4もR5も問題をこなすことで精一杯になっているところがありました。つまり、郵送で来た問題をこなすのに手一杯で、今までの教材が復習できていない状態です。論文模試も同じで、会場受験できるのであれば、それなりに利点もあるのですが、郵送で来た場合、緊張感などもあまりなく、ただこなすのに手一杯となってしまう状態です。

 

もちろん、他の受験生との比較で、どれくらい学習が進んだのかということは明らかになる利点はあります。また、模試で出された問題が本試験で的中した場合、他の受験生と差をつけられてしまう可能性があります。

 

しかし、今の自分に必要なのは、このようなことではなく、論文を書くための基礎知識です。R5予備論文で因果関係の論述ができなかったこと、民訴法の訴えの交換的変更の法的性質に気付けなかったこと、商法の設問2で通知公告に気づかず的外れな論述をしたこと、憲法で明後日の答案を書いたことは、論文を書くための基礎的な力がなかったからだと分析します。

 

R5予備論文が終わった後、論文マスター刑法の問題を解けば、類似問題が数多くあり、やっているはずの問題が本試験で解けなかったということは、自分の問題集のやり方が薄かったり、理解が不足しているからです。それにも関わらず、直前答練を受講し、学習対象を広げてしまったのは戦略的なミスです。

 

成績表が来て、敗因分析の途中です。

自分の場合、手を広げず、復習回数を増やすということが、とりあえずの方針。

戦略的には、F科目を作らないとか、いろいろ考えていますが、箇条書きで頭の中にあることを吐き出すと上記のような感じです。

 

 私の新年の抱負はズバリ!

「令和6年度予備試験合格」