まずは。

一応、〔マクロス〕シリーズとして、作品の時系列に《ZERO》《マクロス(TV)》《愛・覚えていますか》《プラス》《7》《F》《Δ(デルタ)》と一応の流れを把握していますが、だからこそのちょっと考察っぽい予測が混じりますが、あくまでも視聴感想であって、考察データとして残すものではないと、最初に注釈。

 

まず、真っ先に感じた言葉が。

『地球人ってやっぱアホだ』

( ̄Д ̄;)

 

そもそも、地球人が銀河に赴く根本たる理由。

《マクロス》以降の時系列が『地球人たる種と文化の根絶を避けるための分散』だったはず。

そして、その過程で異星・宙域生物達との遭遇、争いだったものが。

ここに来て対地球人なのである。

おそらく。

この結果は、プロトカルチャーもびっくりだw

あれ?おい、ちょ、地球に残したアレ、何やってんの?あいつら、バカなの?ねぇ、バカなんですか?

プロトカルチャー自身はバジュラ達の脅威から逃れるための行為であり、ゼントランもメルトランもその対抗策として残ったものが、やっぱり「あれ?」と自分たちの遺構になった経緯をもつ歴史の中で、これはどう考えても元凶はプロトカルチャーだw

 

そして。

物語の終盤に、やはりプロトカルチャーの遺産が関わってくるのは《F》から解明されそうで解明されない。

今回の<絶対LIVE!!!!!!>は、これは継承されている。

少しずつ解り始めているプロトカルチャーのいろんな情報について、ある意味・・・というか、もう明確に《次回タイトル》の繋ぎになっている。

 

そう言った意味では《マクロス》からの支持者はようやく『やっとか』と、多分なるのでしょう。[メガロード1]の存在が出てくる。

レディ・Mとかレディ・メガロード1とか言っているけど、いわゆる客船に『プリンセスなんとか』といった、女性を船号にあてがう、これは風習というかパターンとか・・・

特にメガロード1は戦闘艦仕様ではない。移民用として客船に近い考え方をすれば、ということで。

 

既に出ている考察情報では[早瀬未沙]か?なんて明確な言い回しもありますが。

その流れでどんな人物かはやはり考察系で語られるので、ぶっちゃけてしまえば《マクロス》でのオペレーター、そしてメガロード1の艦長。

そしてそこには一条輝もいる。

いや、《マクロス》で語るのなら、むしろリン・ミンメイがそこにいる事が《マクロス》からの支持者なら注目するべき所。

ミンメイだって[M]なのにねw

このミンメイがピックアップされてこないのは、やはり当時のミンメイフィーバーというリアル世界の事情を知らない世代には書くことが出来ない世代へと移行しているのでしょう。

作品のすごさは観れば書ける。考えられる。しかし、当時のお兄さん達がミンメイにどれほど熱を上げていたのかを知らない世代はこれを書けないというハナシなので、批判しているわけでもない。

 

ただ、この作品で[メガロード1が出てくる!]と、これだけでも、おそらくミンメイに熱を上げた人は戻ってくる。

そう、「乗艦が行方不明」ではなく、「ミンメイが行方不明」としての情報で止まった人達が、だ。

時系列にがっつりと繋がっている【マクロスシリーズ】で、その時間が進んでいても《マクロス》時代の人物が戻ってくる。

それこそ、【ガンダム】で言えば∀ガンダムの復活時にアムロもいがった(笑)みたいな感じである。熱くならないはずが無いw

o(__)ノ彡_☆バンバン!!

 

まあ、なんとなく、作中での情報的にはメガロード1も全てでは無いにしろ干渉していたりすることでこっちの事情を把握している部分はあるでしょう。

つまり、メガロード1は当時のまま?でも、搭載しているバルキリーはこっちに禁忌とした技術も使って超高性能になっている可能性もある。

あの2人の人物は誰だったんでしょうねw

それに加えて、あの描写はメガロード1が戦闘待機にもなっていない。イチャコラしていたところにメガロード1が突然引き寄せられたのか。

つまり、メガロード1にとってはなんら緊急事態ではないってことになる。

いや、下手に哨戒に出たバルキリーだけが帰還できなくなる事態を避けて・・・でも戦闘待機すらしていない事情は、引かれることを想定していないとしか思いようがない。

まあ、出来る事なら中身は近代改修されている設定で外観がVF-1JもしくはS。フォッカー機を継承した一条輝の超高性能あたりがチラ見できれば雄叫びくらい位は上がったでしょうかw

 

・・・シリーズに対するハナシはこのくらいにして、作品の方ね。

ぶっちゃけると、あんまり語る部分がないw

戦闘シーンなどは【マクロスらしさ】が存分に発揮されています。

しかし、事前にメガロード1の知識を持っていると、もうダメだコレw

意識はそっちばかりに向いてしまって、《Δ(デルタ)》のストーリーとして入ってこない。

逆に、メガロード1?ナニソレ状態で観ていた方が、気がつく人はなにぃ!?と、意外性をもって次回作に期待できるかもしれません。

そう言った意味では、考察系を見てしまった事は個人的に失敗で。

ここまで読んだ時点で、この意外性を打ち消してしまっているのは申し訳ない。

m(__)m

 

意識はすでに《マクロス》・・・というか、その当時のキャラに持って行かれてしまっているから。

インパクトが弱いです。

正直フレイヤのアレも。《F》のシェリル・ノームより衝撃ではあるものの、なんか足りない。

マックス系(ぉぃw)として孫娘のミラージュはいますが、そもそもマックスが出ちゃってるしなぁ。というか、マックス・ファミリーはいろいろ出過ぎているので、いっそコミリアあたりを・・・(マテマテ)

マックス自身もそうなんですけど、これまたおそらく。

メガロード1が出てきたことで、マックスがこれに乗艦せずにこっちに残った理由ってのが語られれば、世界観の想像もぐぐっと拡がる可能性を残している。

 

ついでに言えば、《F》ではマックスだけではなく、ほんのちらりとイサムが出てきたりもする演出がある中で。

いわゆる別船団の人が応援出演しないってのは、バサラやアルトはあれ(謎)だし、メガロード1のほうに意識を持っていきたいなら・・・いや、その情報だけでもう持って行かれたりしているので、ストーリー軸が《マクロス(Δ)》のため、ここから意識が離れる事はなくても【マクロス】としての意外性が足りないという部分での残念。

でも、ちょろっとオマージュは使ってたけどねぇw

ひょっとして集合シーンとか、イサムのようにちょろっと出演を見逃している可能性もまだ否定できないのは、今回観た形式がストリーミングだからコマ止めがめんどくて、そこまでチェックしきれていないという事情w

 

そんなわけで、どうしても《マクロスΔ(デルタ)》ではなく【マクロス】としての感想になってしまうのが不完全燃焼になってしまった作品。

だからこそ。

『伝説の歌』なら、なおさら「それじゃねぇぇだろおw」って思っちゃったりね。

 

それこそ『おぼえてい~ますかぁ~』と、元祖ミンメイ・アタックはもはやプロトカルチャーの歌を地球人の伝説に昇華しているのだ。ばばーん(マテ)

知っているヒトは知っている。『愛・おぼえていますか』という歌の出自を知れば、まっさきにプロトカルチャーの遺産を使った対抗策なのだ。

そもそもは娯楽歌謡を偶然見つけた兵器でも脅威への対抗として残したものでもないものが、タイトルの基軸になっている。

詩は、作品の時間が進んだ今の地球人に聞かせてやれ(笑)

たぶん、イロイロと考えさせられることになる詩になっていると感じる。

 

遺跡の存在なんかよりも、ここ一番では原点回帰に熱くなるタネが、実はここにある。

それを知る存在としてのこっちの世界に残るマックスやエキセドルなのだろうか(ぉぃw)

ここら辺のとっておきは、やはりメガロード1の帰還に残しているのだろうかw

・・・・いや、これ、作成側も忘れているな、こーゆーところ(マテコラw)

【マクロス】ってのは、全体を通してこのくらいすげえ事になってるんだなぁ。

というわけで(謎)

いや、《グリッドマン ユニバース》をきっかけに、休日に一気視聴観した作品です。

ふむ。ほうほう、なるほど。

 

原作:グリッドマン

・・・え?w

いや、いわゆるSSSSカテゴリで同系列ってのは解るんですけど、SSSSシリーズとかではなく、あくまでもグリッドマンが原作なんですね。ちとワラタw

 

《グリッドマン ユニバース》はあくまでも『ツツジ台』を舞台にしたグリッドマンメインのストーリーにダイナゼノンが入り、この時にはまだ《SSSS.DYNAZENON》を観ていない状態だったので、つまり、「誰が主人公?」も気にならなかった人物関係が、《SSSS.DYNAZENON》を観ると・・・

どっちだこれ?(´・ω・`)

 

存在感、そして『フジヨキ台』にやって来た(?)状況的に、ガウマが主人公かなと思いきや、その存在感はストーリーを引っ張っていく立ち位置ゆえか?

そもそも『フジヨキ台』にいる存在であり、たぶん、ダイナゼノンのコア的な[ダイナソルジャー]の担当になる麻中 蓬、こっちが主人公か?

あるぇ?どう観るんだ、コレ。

 

そう、いきなり疑問点の多いストーリーの開始からその展開に、その疑問点を考えているウチにイロイロと見失うw

ガウマもこの記事では「やってきた(?)」と書いているけど、異界転移的な存在ではなく、むしろ(仮面ライダーアギト)のような存在だw

 

とまあ、主人公を皮切りにして、これらはダイナゼノンのパイロット達一人一人にそれぞれのストーリーを持っているから「ストーリーの中心」を見失う原因でもありながら、それら個性と事情がきっちり立ってもいる。

要は、主人公はダレダ?なんて考えるから難しくなるのであって、登場人物一人一人を見ていけばいいだけのことで、コレに気がつくとダイナゼノンという主軸になっているストーリーだけではなくなるお得感(マテw)

 

そう言った構成の中で、あくまでも私個人の感性での雰囲気です。

その意味での[声優の本気]って奴を見た気がする。

最近のリアルタイム的には《推しの子》でしょうか。中の人が、別の人物になりすましたときに声色をそのキャラクターに合わせた技術。

モノマネ的に言えばそれだけの事なのですけど、ソレとは違う意味での本気。

SSSS感と言いましょうか。私の場合、《SSSS.GRIDMAN》を先に観ているので、この順になるのですが、その世界観を崩していないすごさ。

《SSSS.DYNAZENON》という作品の別世界なのだから世界の雰囲気なんて《SSSS.GRIDMAN》に合わせる必要なんて無い。その上で、どこか《SSSS.GRIDMAN》の雰囲気を感じさせる声優さんの演技がすばらしい。つまり、《SSSS.GRIDMAN》でも《SSSS.DYNAZENON》でも同じような雰囲気に感じられる。

中の人は全く別の人なのに、あるぇ?と似た声と戸惑う事もありますが、そこじゃない。

世界観がグリッドマンとして観てもあんまり違和感のなくなるあの感覚は、ストーリーが全く違うからこそ、コレはすごい事だと感心できる部分。

グリッドマンという大きな世界観のひとつだと感じさせるところが無機質な絵ではない、演技にあるからびっくりする。

そんな世界にグリッドナイトが登場して、ああ、やっぱ繋がってんだ。

しかし、出てくるアンチ君が「ダレ?」と言えるほど変わっているので、《SSSS.GRIDMAN》のアンチ君を知らなくても、《SSSS.DYNAZENON》としてだけでも観れてしまう小技も効いているw

いや、《SSSS.GRIDMAN》を知らない事で、ナイトと名乗るコイツがグリッドマン本人?となるかもしれません。しかも、しれっと『グリッドナイト同盟』とか言っちゃってるし、《SSSS.DYNAZENON》から入ると、『グリッドマン同盟』の方が後になるため、ユーザー同士の語りに勘違い争いが起こる可能性がw

まぁ、そう言った意味でアンチ・・・じゃなくてナイト君と一緒に居る「二代目」って、どの二代目?にもなりますが、これもおそらくとある怪獣二代目と言えば、《SSSS.GRIDMAN》側からは通じるでしょう。《SSSS.DYNAZENON》では臭わせもないので明言できませんが。

 

これまた単純な平和維持バトルだけではなく、それぞれの人間事情が非常に面白い。

それは敵側も同じで、おそらく友情とか対人の絆といったテーマよりも個人のストーリーに比重を置いた上で周囲の人に及ぼす影響としてチームワークになったり団体行動に繋がっていく感じ。これが、観ていてややこしいけれども、面白い。

観る人がダレに焦点を当てるかで、焦点を当てたキャラが主人公になる構図が面白い。それは敵のキャラでもそうなるのは、敵対する相手を完全拒絶するのではなく、近しいところでいろいろ模索する様子もあるから。

 

世界観とストーリーは1回観れば把握出来る。

しかし、作品を知るには個々の事情と経緯を把握しなければ語るに浅くなる作品。

たからこそ、テーマはこっちなんだと・・・念押しの「私の感想」です。

 

いやー、これ、一気視聴でもそれなりの見応えのあった作品で。

もう少し深掘りして行くには、一気視聴じゃダメだw

世界で言えば『ツツジ台』との直接的な繋がりがないとされる公式発表に、ひょっとしたら《SSSS.DYNAZENON》に出てくるアンチ君は、あくまでもナイトであって・・・ああ、いや、でも《グリッドマン ユニバース》で新条アカネとの会話でなんとなく繋がっちゃってるしなー・・・グリッドマンがエージェントとして、アンチ君もその役にいるなら、戻った「あそこ」の世界は本拠地的な場所のワケで。ただ、そこもウルトラマンの光の国と言ったような明確な拠点としての描写はなく、グリッドマンではなくグリッドナイトが派遣された・・・あれ?そもそも、使命的に任務とか関係無く来てんのか、コレ?とか。

いろいろ想像の余地もてんこ盛りな内容なら一気視聴ではなく、じっくり見返すのもアリかな、なんて思える一品。

 

オマケ

《グリッドマン ユニバース》で気になったダイナゼノンの「なんとかビーム」って。

《SSSS.DYNAZENON》でも「なんとかビーム」なのね。

やっぱ観なきゃわからんわw

まずは。

《SSSS.DAYNAZENON》に関して、私はほぼノーチェックのため、感想はグリッドマン寄りになります。

とりあえず、こんな感じでも、一応、作品は確認しておくかという内容にはなっているので、見応えはあります。

 

通した全体の感想としては、いやー、ユニバースをスパロボに組み込もうとすると、いろいろ難しいんじゃね?w

そのくらい、設定がてんこ盛りです。

いわゆる二作合同作品として、言葉通りに二作がかみ合っているから。

そう、《SSSS.DAYNAZENON》と《SSSS.GRIDMAN》両方が参戦する必要がある。

ワンチャン、《SSSS.DAYNAZENON》はスペシャル・シナリオでグリッドマンのストーリーをユニバースに昇華させるか。

とにかく、ダイナゼノンとも合体パターンがあり、さらにグリッドナイトはキャリバーさん以外との合体、そしてダイナゼノン側との・・・と、とにかくパワーアップしていく上での話数が必要になるw

 

と言うことで、それ以外にも、《SSSS.GRIDMAN》を知っているとより楽しくなる。

つまり、逆に知らないと特にアレクシスなんとか(マテw)の存在が本気で解りません。

コスプレお父さんで出てきた時点で、「はぁ?」。

しかし、このネタ自体は《SSSS.GRIDMAN》のコスプレお父さんを思い出させたりと、ところどころに《SSSS.GRIDMAN》時代を思い出させる「仕込み」があるので、楽しくなるってのはこういう部分。

 

基本的には時系列的に前作を知らなくてもユニバースだけでもツボれるので、前作を知っている前提が必須にはなっていません。

ただまあ、響裕太が『記憶のない2ヶ月』という事情がどういうことか。

ユニバースだけなら、注意深く見ていないと解らないかもしれません。

 

そう、ユニバースはグリッドマンである響裕太ではなく、響裕太本人のストーリーとして展開します。

《SSSS.GRIDMAN》時代との違いを表現する上で大事な部分になっているので、意外に流し見ができるシーンはありません。

だから引きこまれる。そして、違いに気がつくと面白くなる。

まあ、解りやすい部分として、グリッドマンのイラスト描きね。記憶の描写から始まって、それはクライマックスに繋がる「種まき」になっているので、こういった細かい部分に気がつき始めると、意外に引きこまれていきます。

 

興味深いのは、やはりアレクシスなんとかさんと新条アカネの存在。

これまた《SSSS.GRIDMAN》を知らないと、特に新条アカネは「ここから出てきた」理由が解らないかもしれません。

アレクシスなんとかさんがお父さんコスプレで出てきた時点で、アカネにもまだ接点はあるだろうと想像が出来ますが、これも《SSSS.GRIDMAN》からの繋がりになりますので。

そう言った意味で。

お前も出るのかwのアレクシスなんとかさん。

結果的に世界を救う側として出てくるのですが、そんな立ち位置になった理由は明確ながら、封印から解放されたタイミングは、おそらく《SSSS.GRIDMAN》を知らないと『封印?ナニソレ?』状態で、解放されたシーンの意味が解らない。

解放される前にコスプレお父さんが出てきてしまっているから、ストーリーの流れ的にちょっとややこしい印象の場面になってしまうと思います。

 

とりあえず、グリッドマンとして書くと変身のイメージは方向性も予想できる上で、しかし、ネタとしての表現に、新条アカネの変身シーンは「やりやがったw」となる。

名前だけは早い段階で出てくるので、これは《SSSS.GRIDMAN》の新条アカネを知っていても意表を突かれますw

そういった部分を含めて、新条アカネが「戻った」世界が、実写で表現されているのは、世界の違いと見ると興味深くなるし、知らなくても映像としておもしろい。

おかげで実写のアカネ。「ダレコイツ?」になったりもするのですがw

 

そして、グリッドマンである響裕太ではなく、響裕太本人としての宝多六花との恋愛に結果が出たのも、ある意味に《SSSS.GRIDMAN》では出来なかった事。

 

全体的にユニバースはユニハーズとして確立していて、非常に面白いと感じる仕上がりになってます。

(追記)

《SSSS.GRIDMAN》も《SSSS.DAYNAZENON》もまだ未視聴でも、ユニバース内での当時の説明が丁寧(詳細度とは違うw)なので、セリフに気を付けていればそれらとの関連も想像出来るので、ストーリーが壊れることもありません。

マルチバースなんだから、そこには当然アカネの世界だって、ねぇwとメタ読み好きが気がつきそうなことも失念するくらいにはおもしろいですw