『手医』物語~手のひらを合せる仕草は美しい~ | 和顔工房(わげんこうぼう)

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和顔という言葉は、「大無量寿経」 の言葉「和顔施」「和顔愛語」に由来。穏やかで温和な表情、顔つきや言葉遣い。穏やかで親しみやすい振る舞い。のこと。どんなに苦しい時でも、「和顔」がその状況を突破する鍵になる。

手からはじまる『手医』物語~手のひらを合せる仕草は美しい~

 

その手医の名前は、安倍吽馬易(あべのうんめい)という。
手医とは手にまつわる、いろいろな身体の不具合の専門家のことです。
足医(足病医)という足にまつわる、いろいろな身体の専門家がいることは知っている方もいらっしゃるかもしれません。
馬医という馬にまつわるいろいろな馬の専門家がいたことは知っているかもしれません。

実は、手に関しても同じような専門家がいることを知っていますか?

その専門家が呼ばれている通称、それが、『手医』、この物語の主人公であります。

(注:この物語はフィクションであり、名称、その他、すべて架空の人物、物、場所であります。)

 

「手のひらを合せる仕草は美しい・・・。」

吽馬易(ウンメイ)、手を観ていつも物思いに耽(ひた)っていることが多い。

急に、

吽馬易(ウンメイ)、

「手のひらと手のひらを合せる仕草は美しいですよね。」

と、

独り言なのか、誰かに話しかけているのか、わからないくらい、突然に話し始める。

吽馬易(ウンメイ)、よく突然話し始めるので、よくあることですが、・・・。

初めて逢った方は、びっくりするようです。

手のひらと手のひらを合せる仕草?
と聞いて、
どんな仕草を想像しますか?

ちょっと想像してみてください。

 

 

 

私が、何を想像したか?って・・・。

 

そりゃ、手のひらと手のひらを合せて、皺合わせ(しあわせ)、合掌ですよね。

吽馬易(ウンメイ)の周りに居た数人は、みな、私のように合掌してみせた。

 

遠くから見ると、一見、吽馬易(ウンメイ)を囲んで、拝んでいるかのよう・・・。

 

確かに、合掌している姿は美しいかもしれない。

すると、私たちひとりひとりの顔を見ながら、

吽馬易(ウンメイ)、ニコッと微笑んで、手を私たちの方に差出しました。

 

私たちの中の1人が、合掌している手を止めて、差し出された吽馬易(ウンメイ)の手を握った。

 

その瞬間、別の誰かが、
「あっ?!そうか、手のひらと手のひらを合せてる・・・。」

と、大きく声を発した。

 

すると、吽馬易(ウンメイ)、

その握手している手を覆うように、もう片方の手を、相手の手の甲を包むように、
合掌。

 

吽馬易(ウンメイ)は言葉でなく、何かを伝えたいという意図がある様子。

なぜなら、

言葉では伝えることが出来ない、言葉にすることができない、

何かしらを伝えるためには、

今、この瞬間、この空間を共有し、

ただ、手に触れることで伝えることができる何かを、

今、伝えてくださっているのだろうという感覚を感じさせた、吽馬易(ウンメイ)の合掌だった。

 

数日後に吽馬易(ウンメイ)から聞いたのだが、
握手も、相手の手のひらと自分の手のひらを合せる仕草。

しかも、手のひらには、手相、自分自身の人生が刻まれている。

握手は、相手の人生と自分の人生とが出逢うこと。

だそうです。

 

合掌するということが持つ意味合い、

身体への作用、

そういったことについて、

前に、吽馬易(ウンメイ)から聞いたことがあった。

合掌は、胸の前で身体の中心で行うことが多い。

それは、

まず、

身体の左右のバランスを整え、身体の中心を確認する姿勢。

また、

手を合わせると云うこと、

合掌は、

神に誓いを立てる、感謝する行為。

 

だから、ご飯を食べる時に、
最初に合掌して、「いただきます。」をする。

食事は、整った身体を作るために、その身体を作る材料をいただくこと。

そのためには、まず、身体のバランスを整えてから食すること。

身体の材料は、天の恵み、地のめぐみ、海の恵み、

それを採ってくれた誰かのおかげ、
そのすべてに感謝する行為。
それが合掌・・・。「いただきます。」なのですね。

 

「手のひらと手のひらを合せる仕草は美しい」

 

日本人は、富士山を見ると手を合せて合掌する。らしい。

という話を前に伺ったことがある。

新幹線の車窓から、富士山が見えた時に、自然と手を合せてしまう方が多いようです。

誰に教わったわけでもなく、誰に強要されたわけでもなく、・・・。

同じく、日の出の際の太陽にも手を合せて、合掌。

無意識でしている。

 

座禅で、「喝」をもらう時も合掌・・・。

神社、仏閣、教会、モスク、人はお祈りする時、必ず、合掌する。
宗教問わず・・・。

 

まずは、食事の前に「いただきます。」合掌、
吽馬易(ウンメイ)は、どこであっても、

食事をする際、

必ず、合掌して

「いただきます。」

「ごちそうさま。」

をしているようです。

 

自分自身が合掌している姿を想像してみてください。

その自分自身の後ろ姿を想像してみてください。

どんな後ろ姿していますか?

そこに、等身大の自分自身が居るかもしれません。

 

 

 

 

そして、一日の最後に合掌してみましょう。

ただただ、手のひらと手のひらを合せるだけ・・・。

 

「手のひらと手のひらを合せる仕草は美しい」

 

(この物語は、すべてフィクションです。登場する人物、その他、すべて架空のものです。ただし、内容に関する記述については、できる限り、実際に経験したエピソードを元にした内容でおります。)

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