ようやく更新です
2007年12月30日。
2007年を締めくくるにふさわしいお店に行ってきました。
前回メンバー一同大絶賛したサローネ
です。
前回のお食事会(←ご参照 )で盛り上がり、
今年最後の客になろう!!といつものとおり幹事の驢馬人さんの計らいで
オフ会というか忘年会実現
メンバーを改めて紹介と思って驢馬人さんのブログを拝見したら、
あらおひとり匿名だったのですね。
じゃあ伏せときます
驢馬人さん(横浜発 驢馬人の美食な日々 )
noodlesさん(レッドストライプ
)
自由人さん(美味食楽
)
ひらめさん(よこはま おひとりさま道中記
)
アフロディーテさん(スピリチュアル女性起業家のblog
)
ricetta-casualeさん(偶然のレシピ
)
匿名希望さん
わたし
総勢8名。ちなみに私たち以外はすべてカップルでした
いやあ、それにしても今回もかなりの枚数です。
プロセッコ・ディ・ヴァルドッビアデーネ D.O.C.
セレツィオーネ・バンダ・ロッサ
ヴェネト州、ボルトロミオル社
プロセッコ100%
今年最後とのことでスプマンテのサービス。
調べてわかったのですが、ヴィニタリーのスプマンテで特金賞を受賞したとのこと。
Sorpresa
茄子のスフォルマティーノ マリネした雲丹のソース
熊本産の赤茄子のスフォルマティーノ(プディング)。
雲丹はレモン、オリーブオイルで2日間マリネしたとのこと。
上にかかっているのは茄子の皮を揚げたもの。
添えられているのは白ゴマのグリッシーニ。
こんなに細いのにしっかりゴマの風味がします。
う~ん、おいしい!!
最初の一品から一同うなります。
Cucchiano
佐島港のサザエのインパナータ
パンテレッリア島のドライトマト風味
シチリア産のトマトペーストの上には
サザエの肝を白ワイン、アンチョビ、牛乳で煮たニンニクで煮てペーストにしたもの。
その上にサザエがのってます。
実は巻貝ってあまり得意じゃないのだけど。。。
ここでは苦手なものが克服できます。
Sogno di Bacco
ピエモンテ州、トリンケーロ社
マルベジーア100%
先日飲んだ「a-iuto」が飲みたいとリクエストしたけど
ないとのことで、用意してくれたのがこちら。
同じように琥珀色でシェリーのような香り。
でも飲むととってもドライなところは「a-iuto」と一緒。
こっちもおいしいっ。
ところで、このワインを検索していたところ、
楽天で「a-iuto」が5本残っているのを見つけました
はい、もちろん買い占めです
先着4名、お分けしますのでご一報ください~
Vapore
地魚の蒸し物 オレンジの香り
前回に続いて登場。
驢馬人さんも書いているけど、このお店のスペシャリテと言っていいでしょうね。
今回はスズキ、タコ、ハマグリ、赤エビ。
もちろん全部佐島のもの。
ポロネギの風味もまたよし。
アツアツの魚介のスープに、ほんのりオレンジの香り。
スプーンでスープがすくいきれなかったので
最後はお行儀悪く、ちぎったパンを投入して
余すことなくスープをいただきました。
Insalata
茨城産エトフェ鳩のパテと花とフルーツのインサラータ
骨以外の肉をすべて使ったパテの上には、富有柿、紅玉、食用菊。
添えられているのはパーネ・カラサウ(サルデーニャの薄型パン)って言ってたような。
鳩っておいしいんですね~
って言えるのはたぶんこことフォリオリーナだけかも。
Langue Rosso 2001
Vacca Francesco & Mario di V.M.
ネッビオーロ70%、フレイザ20%、ボナルダ10%
さて、12月といえばネッビオーロ!(わたしだけ?!)
というわけでネッビオーロをオーダー。
赤は2本はいくだろう、ってことで
ソムリエ藤巻さんがまず持ってきてくれたのはランゲ・ロッソ。
ピエモンテのDOCですね。
ネットで検索してもあまり情報ありませんでした。
なんでもバルバレスコの作り手で有名らしいです。それだけ。
Verdure
季節の野菜のフリット 赤エビのソース
アスパラ、人参、蕪、ふきの4種のフリット
赤エビのミソの風味がきいているソース。
Barolo Le Mie Vigne
Cav. Lorenzo Accomasso
ネッビオーロ100%
あれ、ヴィンテージが書いてない。
裏の写真も撮ればよかった。。。
ロレンツォ・アッコマッソ。
マーケティングにあまり興味がなく、
そのほとんどのワインがスイスやドイツの固定客に流れているよう。
納得いかない出来だと、瓶詰めしないでバリックのまま売ってしまうようです。
抜栓したばかりなのに、ふわっと広がる香り。
すごいバローロです!
Pasta
天然真鴨のローストで和えた全粒粉ビゴリ
ビゴリとはヴェネト州の絞り出して作るパスタ。
パスタよりリゾットがメジャーなヴェネト州において唯一の特産パスタといってもいいほど。
クリスマスに訪れたnoodlesさんがブログにて「生涯一」と絶賛していたので
とっても楽しみにしていたのですが、ほんとおいしい~
アタマと羽を外してローストした肉汁にペコリーノ・シチリアーノを加えたものを
ソースとして和えたとのことだけど、
これがラグー??(←煮込み)とも思えるほどのコク。
絶対家では再現不可能。
そういえば、おせちに鴨ローストしたときの肉汁を捨てちゃった。。。
と今頃気づきました
Perdacoddura
Pane Vino
カンノナウ100%
8人いるといいですね。 赤ワイン3本目
お店ではグルナッシュ100%と聞いたのですが
=カンノナウですね。
Pane Vinoのオーナーのジャン・フランコ・マンカ氏。
名前のとおり「パン屋」さんでもあるらしいです。
化学肥料、除草剤どころかボルドー液(←なに??)も使用しなく
温度管理もしないで天然酵母による発酵という攻めた作り手のようです。
Carne
仔牛フィレのロースト ローズマリー風味
玉ねぎのソットアチェート添え
宮城産のイチボ牛。肉はもちろんのことおいしい~
ソースは牛スジをエシャロット、ローズマリーで煮込んだもの。
上に乗っている玉ねぎは赤ワインで煮込んだもの。
お皿の両端にある粉状のものは鮪のカラスミ。
牛とカラスミ。合います。
今回も最後にリゾット。
量は自由。30グラムでお願いしました。
相変わらず水で炊き上げたとは思えない風味です。
最後はチーズかドルチェなのだけど、
メンバー中、半数以上が「両方~~!!」。
快く受けていただきました。
チーズはロンバルディア産のサルヴァという牛乳で作られたウォッシュチーズ。
ロンバルディアのウォッシュというと、タレッジォが有名だけど
サルヴァはタレッジォの2倍の高さがあり、
地元民が長く保存できるように作られたものとのこと。
ウォッシュだけど、とろんとした食感ではなくてセミハードの食感。
ここでグラッパ~。
1つ目に飲んだのは忘れました。。
友人がボトルをもらって帰ったので、友人のアップに期待します。
こちらは濃い茶色のグラッパ。
くるみのグラッパだそうです。
ドルチェは12月にふさわしくパネトーネ。
マスカルポーネのジェラート添え。
パネトーネ菌について何使っているのかもうちょっと聞けばよかった~
グラッパ2杯ですっかり飛んでしまいました。
カフェはマッキアート。
最後はやっぱりマカロン
最後に平シェフがご挨拶。
セラーに熟成させている鴨を持ってきてくれました。
このあとセラーに潜入し、吊るしてある鴨を撮影したのだけど、
ちょっとグロかったのでアップは差し控えます
今回もすばらしいお料理でした~
前回の私たちの訪問のブログで問い合わせが増えたとのこと。
まあ、私のブログはせいぜい1日200アクセス程度なので
主に驢馬人さんとnoodlesさんのおかげだとは思うのですが
改めてそう言われるとうれしいですね。
月替わりのこちらのメニュー。
ぜひ毎月味わいたいとメンバー一同即決で月イチの定例会にすることに。
さっそくサイトをみたら1月のメニューになってました。
毎月お伺いするのがとっても楽しみです