化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常 -68ページ目

黒く光るメガロドンの歯

こんばんは。ふぉっしる店長です。
今月初めに受けた健康診断で、
看板犬(姉)の子宮に水が溜まっていることがわかりました。
近々、摘出手術をします。
人間でいえば、もう90歳近い高齢(全然見えませんが汗)。
手術が無事終わることを祈るばかりです。

今回、紹介する商品はこちら!

史上最大のサメ、メガロドンの歯
両側に鋸歯が発達した大きな歯です。
歯冠は黒々と光っています。
この歯は、史上最大のサメ、メガロドンの歯です。
メガロドンは、全長15mほど、
生まれたばかりでも2mあったと考えられている巨大なサメです。
全身骨格の化石は発見されていませんが、
ホホジロザメに似た姿だったのではないかと考えられています。

黒くきれいなメガロドンの歯、おひとついかがですか?

異常巻きアンモナイト、ニッポニテス

こんばんは。ふぉっしる店長です。
昨日は日本の化石の日でしたね。
日本を代表するアンモナイト、ニッポニテスが記載された日です。

ニッポニテスは、まるでヘビがとぐろを巻いたかのような
複雑な形の殻をもっています。
一見、規則性が無いような形に見えますが、
U字型にカーブして、反対側にU字型にカーブして、
また反対側にU字型にカーブしてと、
U字型にカーブし続ける殻が立体的に巻いた
規則正しい形をしています。

今回、紹介する商品は、こちら!

異常巻きアンモナイト、ニッポニテス
日本の化石の日の由来となり、
日本古生物学会のシンボルマークであるニッポニテスです!
U字型にカーブを繰り返す殻の形がよくわかります。
殻の反対側はおそらく侵食によってなくなっていますが、
その分、通常は見えにくい内側の殻が見えています。

11月1日までの期間限定販売です。
日本を代表する異常巻きアンモナイト、おひとついかがですか?

ニッポニテスのイラストは、
『ゼロから楽しむ 古生物 姿かたちの移り変わり』にも描きました↓

 

 

長い吻部をもつ無顎類

こんばんは。ふぉっしる店長です。
10月になったのに、まだまだ暑いですね。
いまだに半そでを着ています。

今回、紹介する商品はこちら!

吻部が長く伸びた無顎類リノプテラスピス
とがった吻部と背中のトゲが特徴の無顎類プテラスピス類。
リノプテラスピスは、その中でも特に長く伸びた吻部が特徴の属です。
Elliott et al. (2015)Blieck (2017)を参考に描いた復元図。
上の化石は、その特徴的な吻部から背中のトゲまでが残ったもの。
ペーパーナイフかと思うくらい長い吻部です。

鼻先が長い無顎類、おひとついかがですか?