validation完!
今回はいつもとちょっと路線を変えて
htmlのお話を。
リニューアルする前のふぉっしるのページは
テーブルレイアウトで作っていました。
リニューアルするにあたり,これではいけないと,
HTMLとCSSの勉強をして,
web標準に基づいたページ作りを目指しました。
この時に重要なのが,
HTMLとCSSが正しく記述されているかをチェックすること。
このチェックのことを
「validation(バリデーション)」
といいます
バリデーションを行ってくれるサービスはいくつかありますが,
私はFirefoxのアドオン「Web Developer」を使っています。
これで苦労をしながらも,
バリデーションでエラーの出ないページを作り続けていたのです。
そう,あの時までは。
そのあの時とは…
もう,100個以上もばーっとエラーが出ました。゚(T^T)゚。
原因をググってもひっかからず。
エラーの多さに修正する気持ちも萎え,
気持ち悪いと思いながらも,
しばらくそのままにしていたのです。
(エラーは出るものの,表示やリンクには問題はありませんでした)
放置したまましばらく経ったとき,
偶然その原因が判明!
そのきっかけは
でした。
pdfのリンクを張るとき,
URLの後にzoom=70や,pagemode=thumbsを記述すると,
表示の倍率を指定したり,サムネイルを表示させることができます。
例えば,
http://www.palaeoshop-fossil.com/catalogue/book/FossilMoeSample.pdf#zoom=70
と記述するとpdfファイルが70%の倍率でで表示され,
http://www.palaeoshop-fossil.com/catalogue/book/FossilMoeSample.pdf#pagemode=thumbs
と記述すると,サムネイルを表示できます。
複数指定するときは&でつなげばいい。
こんな風に↓
http://www.palaeoshop-fossil.com/catalogue/book/FossilMoeSample.pdf#zoom=70&pagemode=thumbs
ところがこのURLの記述がバリデーションに引っかかってしまいました。
原因は
references start with an ampersand (&) and end with a semicolon (;). If you want to use a literal ampersand in your document you must encode it as "&" (even inside URLs!).
要するに,html内に&を記述するときは,
&と記述しなければいけないということ。
(たとえそれがURLの中であっても)
古生物関連本のページに
化石・古生物萌図鑑のリンクを貼って
バリデーションしたところ,
同じエラーを発見。
ひょっとして…と思ってみたところ,
amazonアソシエイトのURLの中に&がたくさんある!
こんな風に↓
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=palaeoshopfos-22&o=9&p=8&l=as1&asins=431551893X&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
この&を全部&amp;に直したら,
validation passed\(^_^)/
&だけではなくて,
&の後の文字もエラーとして認識されてしまったため,
エラーの数が膨れ上がってしまったんですねー。
いやぁ,よかった,よかった。
同じことで悩んでいる人がいたらと,
今回書かせていただきました
化石・古生物萌図鑑
ふぉっしるは
「古生物をもっと身近に」
がモットーの化石ショップです。
古生物を身近に感じてもらうにはどうしたらいいか,
を考え続け,あるとき閃きました。
そう,はやりの萌えに乗っかってみようと(b^-゜)
で,作ってしまいました,萌え図鑑
これはまだサンプル版。
現在できているのは,
アノマロカリス,
クアドロプス(三葉虫),
ニッポニテス(異常巻きアンモナイト)
の3種類。
そう,ふぉっしるの404ページに出てきたあのキャラです。
(えっ,知らない?)
イラストは雑誌のコンテストで受賞歴もあるROHGUN氏にお願いしました。
とってもキュートに仕上がっています。
詳細はふぉっしるのページで。
pdfファイルをダウンロードすることができます。
かわいい古生物キャラをお楽しみください。
エディアカラ紹介
ヤフオクに,エディアカラ生物化石のディッキンソニアを出品しました↓
1円~! エディアカラ生物! 左右非対称の体! Dickinsonia(24日終了)
ついでに,17日に商品カテゴリ
「エディアカラ生物」
を復活させたので,それもお知らせします。
現在アップしている商品は,
キンベレラ,ディッキンソニア,ネミアナ×2
の4点。
ネミアナは,
「エディアカラ生物」の復活に伴って,
「その他の化石」からこのカテゴリに移動させました。
それでは,「エディアカラ生物」の商品紹介を。
- キンベレラ003
- キンベレラは,楕円形の体の中軸部にこぶをもち,こぶの先端からは長い吻が出ているという,奇妙な形をした生物です。この吻の先端にはかぎ形の歯が2つ付いており,これで海底を引っかいて表面のバクテリアをとって食べていたと考えられています。以前はクラゲと考えられていましたが,今は鉱物化していない単殻の殻をもった軟体動物であると考えられています。(復元図は下に↓)
この標本では,キンベレラの形がとてもきれいに残っています。楕円形の体やその周囲のひだがはっきり確認できます。
- ディッキンソニア002
- ディッキンソニアは,植物でも動物でもないベンド生物であると考えられています。体長は大きいもので1メートルを超えるエディアカラ紀最大級の生物ですが,化石の厚さは3ミリメートルほどしかありません。このため,以前は厚みのないべったりとした体で復元されていましたが,今では前方が膨らんでいたと考えられています。(復元図は下に↓)
この標本は,ディッキンソニアの形がきれいに残っています。溝が1本1本はっきり残り,ディッキンソニアの構造が良くわかります。