化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常 -217ページ目

角竜の寿命

今日のニュース第4弾

角竜パキリノサウルスの成長の仕方がわかりました。

こちらもどうぞ↓
今日のニュース第1弾
今日のニュース第2弾

角竜の年齢や成長速度を調べるため,
アラスカ北部の中生代白亜紀末期の地層から発見された
パキリノサウルスの大たい骨の年輪が調べられました。
低緯度地域よりも高緯度地域に棲む個体の方が,
年輪がはっきり残っているそうです。

この結果,パキリノサウルスは幼体の時は急速に成長し,
9歳の時に性的に成熟し,
19歳で寿命を迎えていたらしいということがわかったそうです。

今日もご訪問ありがとうございます。
応援よろしくお願いします。

$化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常-人気ブログランキング

↑これはトリケラトプスです。角竜つながり


歯の鱗起源説

今日のニュース第2弾

最初の歯は口の外で進化したらしいということがわかりました。

こちらもどうぞ↓
今日のニュース第1弾

デボン紀前期(約4億1600万年前~約3億9800万年前)の
棘魚類の化石に,最初の歯が残っているのがが発見されました。

この魚の口の縁(唇)には,とがった鱗が並んでいたそうです。
研究者はこれは鱗から歯に進化する途中の段階のものだと考えています。

サメやエイなどの軟骨魚類にある楯鱗という鱗は,
歯と同じような構造をしているため,
歯の起源と考えられてきました。
歯は最初口の外で楯鱗から進化し,
その後口の中へ移動していったと考えられています。

今回の発見はこの説を裏付けるものです。

---
今日もご訪問ありがとうございます。
応援よろしくお願いします。

$化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常-人気ブログランキング

↑楯鱗はこんな形

2億5228万年前の大量絶滅

ニュースを上げたのは昨日ですが,
今日のニュース第1弾

ペルム紀末の大量絶滅は2億5228万年前に起こったらしいということがわかりました。

海生生物の90%以上,陸生生物の70%以上が絶滅した
ペルム紀末の史上最大の大量絶滅。
この絶滅がおこった正確な年代が調べられました。

この研究によると,絶滅は20万年間続き,
絶滅のピークは2億5228万年前に起こったと見積もられています。

ペルム紀は,約2億9900万年前から約2億5100万年前まで続いた
古生代最後の時代です。
ペルム紀には地球上の大陸がすべて集まり,
超大陸パンゲアを作っていました。

$化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常-超大陸パンゲア

---
今日もご訪問ありがとうございます。
応援よろしくお願いします。

$化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常-人気ブログランキング