以前、こんなできごとがありました
その日私は会社に出勤するために車を運転していました
いつもの道を走り、ある交差点の信号で止まったときに
そのできごとは起きました。
一体、何が起きたのかというと…
/
後ろの車から降りてきた男性に、突然窓ガラスを叩かれました
\
赤信号で停車中に、見ず知らずの男性から声をかけられ、
「えっ、この人誰?一体何ごと?!」
と私は一瞬パニックに
混乱しながらも窓ガラスを開けると、その男性は私にこう言いました。
「車のドアから、コートの紐が飛び出ていますよ」
その言葉にハッとした私がドアのほうを見てみると、
確かにコートの紐がドアに挟まって
金具(バックル)が車の外に飛び出していました。
「すいません、ありがとうございます!」
と私が言うと、
その男性は会釈をして、急いで自分の車に戻って行きました。
その男性は、私の車からコートの金具が飛び出していることに気がつき、
「もし走行中にあの金具が何かに引っかかったら、大変なことになるだろう」
と考えて、わざわざ車を降りて教えてくれたのだと思います。
私は元々人見知りで人が怖いタイプだったのですが、そのできごとから
「信号待ちでわざわざ車を降りて、コートの紐が出ていることを教えに来てくれるなんて、
世の中にはいい人がいるもんだな~」
と感じたんですよね
(その節はありがとうございました)
あなたの中にはどんな思いこみがありますか?
たとえばあなたが、
私の周りには嫌な人ばかり
周りの人たちはみんな敵
と思っていると、あなたから見える世界は本当にそう見えてきます。
反対に、
私の周りには良い人が多い
私は優しい人たちに囲まれている
のように思っていると、
周囲の優しい人たちがあなたの目にとまりやすくなります。
なぜなら、人間の脳はあなたが常に思っていることに意識を向けるからです
自分の中にある、
人生は厳しい
私の周りは嫌な人ばかり
のようなネガティブな思いこみに気づいたときは、
世界は優しい
私の周りには良い人が多い
のように、意識的に前向きなものに書き変えてみましょう
あなたの中にある偏った思いこみや前提を変えることができると、
あなたから見える世界も、少しずついい方向に変わっていきますよ
「いきなり思考を切りかえるのは、ちょっと難しい…」
という場合は、
「世界は意外と優しい…かも?」
「意外と周りに優しい人っているのかも?」
くらいの感じからでいいので、試してみて下さいね
あなたを苦しめている偏った思いこみや前提は、もう手放してしまってもいいんですよ
自分の中にある偏った思いこみや思考のクセに気づけると、
今よりさらに生きやすくなりますよ
関連記事