今日はこころのなかで誰かと戦っているひとへのおはなしです
私は地方に住んでいるのでよく車を運転するのですが、
おおきい通り以外にもくねくねした道や、車が1台しか通れないくらいのほそい道も通ったりします
ある日車が1台しか通れないくらいのほそい道を運転していたときに、
前から対向車がやってきました。
ほそい道のためすれちがうことはできないので、私は路肩のところに車をよせたのですが、
私が車をよせたのとおなじタイミングで、対向車も車をよせていました。
お互いに道をゆずりあっていたのではどちらも先に進まないので、
そのときは対向車がさきに車を走らせました。
対向車の白い車にのっていた男性は、
とまっている私の車とすれちがうときに軽く手をあげると、会釈をして去っていきました
このおはなしではお互いに道をゆずりあっていましたが、反対に、
「自分がさきに通る！」
という感じでお互いに一歩もゆずらなかったとしたらどうなるでしょう？
こたえは“ぶつかる”ですよね
しかもこの場合、正面衝突の大事故です(笑)
いまこころのなかで誰かと戦っているあなたへ
私のやりかたのほうが正しい、あのひとのやりかたは間違っている
私の考えかたが正しい、あのひとの考えかたは間違っている
そんな風に他のひととぶつかって、張りあうことで疲れてしまっているひとは、もうそんなことしなくてもいいんですよ
自分とは考えかたのちがう誰かと、戦わなくてもいいんです(^_^)
自分のなかの
“正しい・正しくない”
の基準でジャッジして、
自分の常識とはちがった行動をとるひとをわざわざ見つけて、
そのひとと戦わなくてもいいんですよ
この世の中にはいろいろな考えかたのひとがいますからね。
ただあなたとそのひとは“ちがう”だけなんです
そして、みんな違ってて、それでいいんです
あなたから見て普通じゃない行動や発言をするひとは、
“自分の考えかたの枠”の外の考えかたをもっているのかもしれませんね。
「なぜ自分がそのひとの行動や発言に反応するのか？」
について考えてみると、なにか“新たな気づき”があるかもしれませんね
自分とは考えかたのちがうひとと、戦わなくても大丈夫(^_^)
