UFC 306 ショーン・オマリー vs. メラブ・ドヴァリシヴィリ 感想

 

ストライカーとグラップラー。

MMA史上の宿命ともいえる「投」の交差点。

MMAで未来永劫変わることのない、中核を成す「投」のせめぎ合いを見事に正面から向かい合い、闘い切った両者による名試合でしたね~✨👏✨

 

オマリーvs.ドヴァリシヴィリは試合前からブログで書きたかったのですけれども、他に書きたいテーマを調べているうちに忙殺されてしまい、いつの間にか試合当日が過ぎてしまいました💦

簡潔になってしまいましたが、素晴らしい競り合いに感想を是非書いておきたかったので、なんとか形に出来て嬉しいです😊

 

オマリーもドヴァリシヴィリも、4年前に「UFC飛躍」シリーズで紹介させて頂いた選手なんですよね…(まだ4年しか経ってないのか~…)

 

2020年 飛躍を願う10人のUFC選手たち 【#1 北アメリカ編】

こちらでオマリーを紹介して、

 

2020年 飛躍を願う10人のUFC選手たち 【#4 ロシア、カフカス、中央アジア編】

こちらでドヴァリシヴィリを紹介しました!

 

当時のプロスペクト世代が、すでにUFCの中核を担うようになったんだな~…と実感しますね~(遠い目)

 

ムハンマドがTitan FC時代から観てきた選手であるように、ドヴァリシヴィリもROC時代からずっと観てきた選手であり、悲願のUFCチャンピオンベルトを巻いた姿には感無量でしたね~…😭

ドヴァリシヴィリ戴冠おめでとーーー!✨👑✨

 

 

(余談)

スフィアでの演出めちゃくちゃ派手でしたね…

正直、PRIDEを超えてMMA史上最大規模の演出だったかもしれません。

でも、正直MMAにはそんなに合ってなかったかもな~…という感想でしたね💦

派手な装飾ではなく、試合で熱を作ってこそのMMAであると感じました😌

 

MMAとアンチドーピングポリシー…各プロトコルと現状の紹介!🏥

 

MMAのアンチドーピングポリシー(ADP)について紹介しました~✨

今回は資料もリンクを貼ったので、是非読んでみて欲しいです!

 

ADPで一番大事なのは「予めルールが公表され、ルールに則って行われる」ということです。

ADPに限らず、MMAの全てのルールはこの原則が必要なんですね~。

 

日本MMAもドーピング検査を海外研究所に依頼する試みをしていますけれども、予めルールを設けて公表することと、第3者機関の提携組織となることが前提として必要です。

それはプロモーションという民間組織が個別に行っても難しいもので、その為に連携して組織が作られることが必要になってくるな~と感じています!

 

ドーピングの危険性とは「①利用者が平常の精神状態および健康状態を保てなくなること」「②対戦相手に甚大な障害および損害が残ること」の2点に集約されます。

使う者も使われる者も、どちらにも被害が及ぶのが危険物質の投与であり、しかし目に見えないものであるからこそ防止することは大変、かつ重要になります。

 

尤も、「ドーピング=勝利」という図式が必ずしも成り立つことも無いのが、MMAという格闘スポーツの難しいところです。

パンチの攻防に慣れておらず、ドーピングをしても目を瞑り闇雲に動くしかできなかったアマチュアMMA選手の話を聞いたことがあります。

四つ組みの差し合いに慣れていなければ、ドーピングをしても容易く体幹を崩されるでしょうし、絞め技や関節技の心得がなければ、そもそも防御をすることも出来ないでしょう。

MMAにおいて、結局のところテクニック(技術)と経験は不変のステータスであり、それが私がこれらを好きな理由でもありますね~。

 

同時にそれは、心得のある者がドーピングを使うことが試合においてどれほどのアドバンテージになるかの証左でもあります。

鍛錬をショートカットし不当なアドバンテージを得ることが、どれほどの肉体と精神への薬物依存と崩壊を招くかも、また同様でしょう。

 

まだUFCがUSADAと提携する以前、ジョルジュ・サンピエールとジョニー・ヘンドリックスとの王座戦を前に起こった「VADA事件」を思い出していました。

GSPとジョニヘン、2人のことも契機となって、現在のUFCやPFLのADP実現に繋がったのかな~…とも思ったりしますね~。

 

日本のみならず、国際的にMMAにもアンチドーピングポリシー(ADP)の作成と実績が積まれていくことを、強く願っています!!

 

 

8月の「PFL 2024」準決勝をプレビュー!【#3 ウェルター級&フェザー級編】

 

8月のPFLプレーオフも2/3が終了し、いよいよ今週末が最後の大会となります!

ウェルター級とフェザー級は今年のPFLでも最注目の激戦区であり、ガッツリと観たいですね~~(楽しみ~~)

 

なかでも特筆すべきは、PFLウェルター級ベスト4のうち3名がダゲスタン共和国の選手という「ダゲスタン包囲網」が敷かれているところでしょう!

 

先日のブログで散打について紹介しましたが、奇しくもダゲスタン対決となったシャミル・ムサエフ vs. ムラド・ラマザノフの対戦は、両者ともに散打をルーツとする散打対決となりました!

同じ散打スタイルでも比較してみると違いは一目瞭然で、ムサエフは打撃でKOを狙うストライカー、一方のラマザノフは打撃からテイクダウン&パウンドKOを狙うグラップラーです。

これはムサエフはほぼキャリアを通して散打の選手権で活躍してきた「純・散打」ともいうべき選手なのに対して、ラマザノフはUFCでハビブ・ヌルマゴメドフが台頭する以前からヌルマゴ達と共に鍛錬を積んできた「散打×サンボ(柔道、レスリング)」の選手という、お互いのルーツの違いがスタイルの違い出ているということだと思います。これぞMMAの醍醐味!というコントラストですね~✨

ムサエフとラマザノフは他にも「ダイレクトリマッチ(レギュラーシーズンで既に対戦済みで、ムサエフが勝利したがポイントの順位によってプレーオフで即再戦が組まれた)」であったり、「KSW(ムサエフ)とONE Championship(ラマザノフ)」というPFLグループ外から移籍した新鋭同士であったり、魅力的な対比の多いカードだと感じます!
前回の試合はテイクダウンを耐え切ってムサエフがKO勝ちしましたが、ヌルマゴ陣営のラマザノフがどう短期間で対策を練ってくるのか、このダゲスタン対決は大注目の一戦です!!

 

と、ダゲスタン共和国の散打について書いてきていますが、もちろん必ずしもダゲスタンMMA=散打、というわけではありません。

PFLウェルター級の「ダゲスタン包囲網」最後の一角であるマゴメド・ウマラトフはボクシングをルーツに持ちますし、PFLライト級のガジ・ラバダノフはボクシングの色が特に濃いスタイルの選手です。

PFLフェザー級のティムル・ヒズリエフなどは散打をルーツにしながらもボクシングを底上げしている選手であり、最も複雑なテクニックを使いこなしていて感嘆しますね~(惚れ惚れ)

 

メジャーMMAでここまでダゲスタン共和国の選手が揃い踏みすることは今まで観たことが無かったのですが、揃ったことでコントラストがはっきりと浮き出てきていて非常に面白いです。

私はPFLのみならずUFCやBellatorでも全階級のチャンピオンがダゲスタン共和国の選手になる「ダゲスタン完全制覇」を観てみたいと思っているマンなので(笑)今回PFLで3階級ダゲスタン制覇が実現するかもしれないことにワクワクしております!

 

もちろん、ダゲスタンの強豪達を撃ち破り、優勝を勝ち獲るべくトーナメントに臨むネイマン・グレイシーガブリエウ・ブラガの2名、ストライカー同士が激突するブレンダン・ラフネインカイ・カマカ3世にも注目しています!やはり最激戦区ですね~🥰

 

 

ここからはPFLの国際シリーズについての余話を。

PFLは昨年からヨーロッパ圏でリージョンリーグを開催し、今年からはアラブ圏で第2のリージョンリーグを開催しています。

今年のPFLグループを一覧にすると、以下の様になります。

 

「PFL(国際リーグ)」

ヘビー級、ライトヘビー級、ウェルター級、ライト級、フェザー級、女子フライ級

 

「PFL Europe(ヨーロッパ圏リーグ)」

ウェルター級、ライト級、バンタム級、女子フライ級

 

「PFL MENA(アラブ圏リーグ)」

ウェルター級、ライト級、フェザー級、バンタム級

 

PFL本戦には無いバンタム級のリーグが、リージョン圏に2つあるのは気になりますね~。

ダコタ・ディチェヴァのヨーロッパリーグでの活躍が今年のPFL女子フライ級リーグの初開催を後押ししたのであれば(実際はBellator女子フライ級が選手層が厚い階級だからというのもあると思いますが💦)、来年にPFLバンタム級リーグが誕生する可能性もありそうです。

Bellatorからもバンタム級から移籍できる選手がいるでしょうし、バンタム級リーグが可能なら観てみたいですね~!

 

PFLは来年には第3のPFLアフリカ圏リーグの開催を予告しています。

さらに、以下のように第4、第5のリージョンリーグの開催も検討中とのことですね~。

 

2012年    WSOFが創立

2017年    WSOFからPFLにリブート

2018年    PFLリーグ初開催

2023年    PFLヨーロッパ圏リーグが初開催

同年       PFLとBellatorが合併

2024年    PFLアラブ圏リーグが初開催 ←現在はここです

2025年    PFLアフリカ圏リーグを開催予定

2026年以降 PFLラテンアメリカ圏、アジア圏、オーストラリア圏リーグの開催を検討中

 

もしラテンアメリカやアジア、オーストラリアのリーグが開催されれば、WSOF時代から構想されていた「MMAのワールドシリーズ化」が実現されることになり、まさに悲願といえるでしょう。

もちろん、その為には各リージョンの強力なパートナーシップとPFLおよびMMA全体の支持層の拡大が不可欠ですが…

WSOFの創立当時からオンタイムで観ているので、そんな国際展開もぜひ観たいな~と願っております!✨🙏✨

 

 

 

 

 

「UFC 302」にて、イスラム・マハチェフダスティン・ポワリエとの闘いにおいて魅せた、グレートなテイクダウンについての紹介ですノシ

 

『ゴルフスイング・シングルレッグ/涮摔(シュアン・シュアイ)』…マハチェフ vs. ポワリエに観る「散打」の摔法【MMAお気に入りテクニック紹介⑨】

 

現在のMMAを構成する技術体系のなかで、最も日本MMA内で認識が不足しているのが散打ではないかと思います。

かつて空手がそうであったように、「中国武術」に対してもMMAで効果的に活用できるテクニックが数多く存在することが、どれくらい認識されているのだろう?と感じることがあります。

深く認識や理解がされていなければ、即ち対策も難しいということです。

ダゲスタン共和国中国のMMAと、これから本格的にぶつかっていかなければならない日本MMA。

散打についての研究と対策もどんどん深めていって欲しいですし、散打について紹介していければな~と思っています!

 

散打は一つの構えから「蹴、打、投」全ての攻撃を繰り出し、それぞれの技をノード(節)としてツリーを組み立てるシステムが確立している格闘スタイルです。

左ジャブから右ストレートを放つのと同じように、左ストレートからシングルレッグを放てる。

相手の右ストレートを掴み、レッグスイープへと連携させる一連の動作が体系化されている。

システム化された動きのベースがしっかりしているぶん、打撃技と組み技どちらにも他競技の技を組み合わせられる発展性があります。

MMAにおける散打の選手は、その確固たるシステムを基にムエタイやボクシング、レスリングや柔道、サンボ、柔術…といった追加要素を加えることで各々のスタイルを完成させているといって良いと思います。

その基礎から発展にかけてまで、MMAにとても相性の良い格闘技であるといえますね~。

 

散打は上記のような性質上、スタンス(構え)やフットワークもシステム化され均一です。

そのため、散打を主体とするMMA選手はスタンスである程度把握することが出来ます。

ダゲスタン共和国のMMA選手に絞っても、

PRIDEで活躍したヴァジギット・"ヴォルク"・アターエフや、

UFCで活躍したザビット・マゴメドシャリポフムスリム・サリホフと、

散打をルーツとした魅力的な選手達がたくさんいますね~。

 

Bellator王座に挑戦したラマザン・クラマゴメドフマゴメド・マゴメドフ

PFLで活躍中のシャミル・ムサエフや、

ONEで活躍していたサイギド・"ダギ"・アースラナリエフといった選手も、

近年の散打MMA選手をアツくしてくれています!

 

もちろんダゲスタン共和国以外の国でも、

フィリピンのジョシュア・パシオスティーブン・ローマン

アゼルバイジャンのトフィック・ムサエフヴガール・ケラモフ

イランのモハメド・ムハンマドセフィ

ブラジルのノルマ・デュモン等、

散打MMA選手達は国際的に活躍を魅せています。

散打発祥の地、中国のチャン・ウェイリーソン・ヤドン達に続く、

中国MMAの新星散打ファイター達の飛躍にも期待したいです!✨

 

ダゲスタン共和国の中国武術学校「ピヤッツ・ストロン・スヴェタ(世界の五方位)」。

ザビット・マゴメドシャリポフやマゴメド・マゴメドフ、"ダギ"・アースラナリエフといった選手達のルーツですね~。

基礎の動きからスパーリングへと、発展していっているのがデモンストレーションでも分かりますね~。

散打、特に摔法についてはまだまだ分からないことが多くあるので、深く潜っていくのが楽しみです!

 

日本の『ラジャダムナン・スタジアム認定王座』 👑歴代王座遍歴

 

 

2014年 👑ラジャダムナン・スタジアム認定バンタム級チャンピオンシップ

👑クンスクレック・ブームデックシアン vs. 松田龍聖

 

先月、日本の歴代ラジャダムナン・スタジアム認定王者は10人を達成しました!✨

「10名の日本ラジャダムナン王者達をもっと知ろう!」という動機から、気づけば王座遍歴が完成していました💦

文字制限を超えてしまいそうなので、ムエタイ王座ながら上記のMMAブログに公開しております~ノシ

 

日本の歴代ラジャダムナン・スタジアム認定王者は、こちらの10名です✨👑✨

 

1 藤原敏男

初めて日本のラジャダムナン・スタジアム認定王者となった人です。

MMA観るマンの私から言わせて頂きますと、マジで異次元の人です…!(後述)


2 小笠原仁

本国タイにて、初めてラジャダムナン・スタジアム認定王者となった人です。

フレームがデカくて攻めが速い!怒涛の右ローキックで短期決着しました!
 

3 武田幸三

空を切り合う強打戦でラジャダムナン・スタジアム認定王座を勝ち獲った人です。

「超合金」の異名を持つフィニッシュの右クロスは圧巻!!


4 石井宏樹

日本で初めて判定勝ちでラジャダムナン・スタジアム認定王者になり、防衛も達成。

3度の挑戦失敗を糧に、4R優勢でも最後まで攻めた姿がカッコよかったですね~!


5 今村卓也(T-98)

日本で初めてラジャダムナン・スタジアム王座を本国タイで防衛した人です。

「ムエタイゴリラ」のパンチ圧力から、右ローキックで有無を言わせない勝利でした!
 

6 梅野源治

長いフレームを活かして距離を支配し、ラジャダムナン・スタジアム認定王座に戴冠。

遠距離の右ミドルキック×近距離の右肘打ちで熱戦に競り勝ちました!
 

7 吉成名高(名高・エイワスポーツジム)

激戦区の軽量級でラジャダムナン・スタジアム認定3階級王者となった新世代エース。

左三日月蹴りを筆頭に、サウスポーの鮮やかな打撃で記録を塗り替えています!
 

8 奥脇竜哉(竜哉・エイワスポーツジム)

吉成に次ぐ、2人目のラジャダムナン・スタジアム認定最軽量級王者となった人です。

クリンチから右膝蹴りで攻め、鮮やかな崩しでスイープして王座を獲得しました!


9 石毛慎也(慎也・北星ジム)

40歳、4度目の挑戦でラジャダムナン・スタジアム認定王座を掴んだ最年長王者

初挑戦から6年越し、本国タイで最終Rに左ボディでKOしての王座獲得でした!
 

10松田龍聖

絶対王者に勝利した、最も新しい日本のラジャダムナン・スタジアム認定王者。

左レバーショットで動きを止め、左アッパー&右クロスでの衝撃的なKO決着でした!

 

 

COVID-19パンデミックより大きな変革期が訪れているムエタイの世界。

ラジャダムナン・スタジアムでは「RWS」、ルンピニー・スタジアムでも「ONE Friday Fight」と、二大スタジアムでも新たな試みが行われています。

そんな中、RWSでラジャダムナン・スタジアム認定王座戦が組まれているのは印象的ですね~。

RWSとONE FFは従来のムエタイとはルールが異なると思うのですけれども、ラジャダムナン・スタジアム認定王座戦だけRWSでも従来のルールを踏襲しているのかな…?

もう少し詳しく調べてみたいところではありますね~💦

いずれにせよ、若干フワッとしていたラジャダムナン・スタジアム認定王座の歴史について、改めて見直すことが出来て良かったです!✨

 

そして…

MMA観るマンとしては、藤原敏男について語らざるを得ません!!!

MMAを観るすべての者よ、藤原さんを観よ…!(過激派)

1978年 👑ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級チャンピオンシップ

👑モンサワン・ルークチェンマイ vs. 藤原敏男

 

TJ・ディラショーのMMAスイッチ・フットワークを昭和の時代に先駆けて使いこなしていたという、文字通りに異次元のストライカーであった藤原さん。

上記のモンサワン戦では、その支配力の高い妙技の一端を観ることができます!

 

例えば9分37秒からは、藤原さんが右ダートパンチからサウスポーに切り替え、右手のフレーミングでモンサワンの首を捕獲しながら左オーバーハンド&右アッパーカットの連打を放ち、即座にダイヤモンドステップでオーソドックスにスイッチ離脱しています。

10分38秒からは、右フックのフェイントから左ボディショットと共にシフティングでサウスポーに切り替えて、45°のポジションの死角からシフティングパンチの連打で追撃しています。

6分53秒からは、左膝のタイホップからダイヤモンドステップでサウスポーに切り替え、左ローのフェイントから再びオーソドックスに戻り、レベルチェンジ&左ジャブのフェイントから右カーフキックでダウンを奪う!…という、非常に高密度のコンビネーションを魅せていますね~。

 

このように、藤原さんのダイヤモンドステップ(45°ポジションへの移動)スイッチ&シフティング(攻撃による重心移動)を駆使して縦横無尽に攻めるストライキング…「X攻撃」は、現代のMMAストライカーにとっても指標と成り得る存在でしょう!

 

さらに、9分04秒9分14秒からは、右アッパーカットをフェイントにしたレベルチェンジ(頭部の昇降)を行い、モンサワンの左ジャブ&左エルボーを掻い潜ってボディロックからTD(テイクダウン)を奪っています。MMA観るマンにとっては観逃せない動きです。

決着となる11分00秒からも、モンサワンの左膝蹴りにカウンターのレベルチェンジTDを奪っており、「打→投」への鮮やかな連携の完成度は素晴らしいですね~!✨

 

MMAとは「格闘のルネサンス」です。

時代を大きく飛び越えて、MMAへの理合へと到達していたレジェンドの方々が存在していますし、そのような方々を現代のMMAの視点から観させて貰えることは、とても嬉しいことですね~😊🙏💖

これからも、古今東西よりMMAの素晴らしさを観つけて行きたいな~と思っております!✨