8月の「PFL 2024」準決勝をプレビュー!【#3 ウェルター級&フェザー級編】
8月のPFLプレーオフも2/3が終了し、いよいよ今週末が最後の大会となります!
ウェルター級とフェザー級は今年のPFLでも最注目の激戦区であり、ガッツリと観たいですね~~(楽しみ~~)
なかでも特筆すべきは、PFLウェルター級ベスト4のうち3名がダゲスタン共和国の選手という「ダゲスタン包囲網」が敷かれているところでしょう!
先日のブログで散打について紹介しましたが、奇しくもダゲスタン対決となった
シャミル・ムサエフ vs.
ムラド・ラマザノフの対戦は、両者ともに散打をルーツとする散打対決となりました!
同じ散打スタイルでも比較してみると違いは一目瞭然で、ムサエフは打撃でKOを狙うストライカー、一方のラマザノフは打撃からテイクダウン&パウンドKOを狙うグラップラーです。
これはムサエフはほぼキャリアを通して散打の選手権で活躍してきた「純・散打」ともいうべき選手なのに対して、ラマザノフはUFCでハビブ・ヌルマゴメドフが台頭する以前からヌルマゴ達と共に鍛錬を積んできた「散打×サンボ(柔道、レスリング)」の選手という、お互いのルーツの違いがスタイルの違い出ているということだと思います。これぞMMAの醍醐味!というコントラストですね~✨
ムサエフとラマザノフは他にも「ダイレクトリマッチ(レギュラーシーズンで既に対戦済みで、ムサエフが勝利したがポイントの順位によってプレーオフで即再戦が組まれた)」であったり、「KSW(ムサエフ)とONE Championship(ラマザノフ)」というPFLグループ外から移籍した新鋭同士であったり、魅力的な対比の多いカードだと感じます!
前回の試合はテイクダウンを耐え切ってムサエフがKO勝ちしましたが、ヌルマゴ陣営のラマザノフがどう短期間で対策を練ってくるのか、このダゲスタン対決は大注目の一戦です!!
と、ダゲスタン共和国の散打について書いてきていますが、もちろん必ずしもダゲスタンMMA=散打、というわけではありません。
PFLウェルター級の「ダゲスタン包囲網」最後の一角である
マゴメド・ウマラトフはボクシングをルーツに持ちますし、PFLライト級の
ガジ・ラバダノフはボクシングの色が特に濃いスタイルの選手です。
PFLフェザー級の
ティムル・ヒズリエフなどは散打をルーツにしながらもボクシングを底上げしている選手であり、最も複雑なテクニックを使いこなしていて感嘆しますね~(惚れ惚れ)
メジャーMMAでここまでダゲスタン共和国の選手が揃い踏みすることは今まで観たことが無かったのですが、揃ったことでコントラストがはっきりと浮き出てきていて非常に面白いです。
私はPFLのみならずUFCやBellatorでも全階級のチャンピオンがダゲスタン共和国の選手になる「ダゲスタン完全制覇」を観てみたいと思っているマンなので(笑)今回PFLで3階級ダゲスタン制覇が実現するかもしれないことにワクワクしております!
もちろん、ダゲスタンの強豪達を撃ち破り、優勝を勝ち獲るべくトーナメントに臨む
ネイマン・グレイシーと
ガブリエウ・ブラガの2名、ストライカー同士が激突する
ブレンダン・ラフネインと
カイ・カマカ3世にも注目しています!やはり最激戦区ですね~🥰
ここからはPFLの国際シリーズについての余話を。
PFLは昨年からヨーロッパ圏でリージョンリーグを開催し、今年からはアラブ圏で第2のリージョンリーグを開催しています。
今年のPFLグループを一覧にすると、以下の様になります。
「PFL(国際リーグ)」
ヘビー級、ライトヘビー級、ウェルター級、ライト級、フェザー級、女子フライ級
「PFL Europe(ヨーロッパ圏リーグ)」
ウェルター級、ライト級、バンタム級、女子フライ級
「PFL MENA(アラブ圏リーグ)」
ウェルター級、ライト級、フェザー級、バンタム級
PFL本戦には無いバンタム級のリーグが、リージョン圏に2つあるのは気になりますね~。
ダコタ・ディチェヴァのヨーロッパリーグでの活躍が今年のPFL女子フライ級リーグの初開催を後押ししたのであれば(実際はBellator女子フライ級が選手層が厚い階級だからというのもあると思いますが💦)、来年にPFLバンタム級リーグが誕生する可能性もありそうです。
Bellatorからもバンタム級から移籍できる選手がいるでしょうし、バンタム級リーグが可能なら観てみたいですね~!
PFLは来年には第3のPFLアフリカ圏リーグの開催を予告しています。
さらに、以下のように第4、第5のリージョンリーグの開催も検討中とのことですね~。
2012年 WSOFが創立
2017年 WSOFからPFLにリブート
2018年 PFLリーグ初開催
2023年 PFLヨーロッパ圏リーグが初開催
同年 PFLとBellatorが合併
2024年 PFLアラブ圏リーグが初開催 ←現在はここです
2025年 PFLアフリカ圏リーグを開催予定
2026年以降 PFLラテンアメリカ圏、アジア圏、オーストラリア圏リーグの開催を検討中
もしラテンアメリカやアジア、オーストラリアのリーグが開催されれば、WSOF時代から構想されていた「MMAのワールドシリーズ化」が実現されることになり、まさに悲願といえるでしょう。
もちろん、その為には各リージョンの強力なパートナーシップとPFLおよびMMA全体の支持層の拡大が不可欠ですが…
WSOFの創立当時からオンタイムで観ているので、そんな国際展開もぜひ観たいな~と願っております!✨🙏✨
