「UFC 302」にて、
イスラム・マハチェフが
ダスティン・ポワリエとの闘いにおいて魅せた、グレートなテイクダウンについての紹介ですノシ
『ゴルフスイング・シングルレッグ/涮摔(シュアン・シュアイ)』…マハチェフ vs. ポワリエに観る「散打」の摔法【MMAお気に入りテクニック紹介⑨】
現在のMMAを構成する技術体系のなかで、最も日本MMA内で認識が不足しているのが散打ではないかと思います。
かつて空手がそうであったように、「中国武術」に対してもMMAで効果的に活用できるテクニックが数多く存在することが、どれくらい認識されているのだろう?と感じることがあります。
深く認識や理解がされていなければ、即ち対策も難しいということです。
ダゲスタン共和国や中国のMMAと、これから本格的にぶつかっていかなければならない日本MMA。
散打についての研究と対策もどんどん深めていって欲しいですし、散打について紹介していければな~と思っています!
散打は一つの構えから「蹴、打、投」全ての攻撃を繰り出し、それぞれの技をノード(節)としてツリーを組み立てるシステムが確立している格闘スタイルです。
左ジャブから右ストレートを放つのと同じように、左ストレートからシングルレッグを放てる。
相手の右ストレートを掴み、レッグスイープへと連携させる一連の動作が体系化されている。
システム化された動きのベースがしっかりしているぶん、打撃技と組み技どちらにも他競技の技を組み合わせられる発展性があります。
MMAにおける散打の選手は、その確固たるシステムを基にムエタイやボクシング、レスリングや柔道、サンボ、柔術…といった追加要素を加えることで各々のスタイルを完成させているといって良いと思います。
その基礎から発展にかけてまで、MMAにとても相性の良い格闘技であるといえますね~。
散打は上記のような性質上、スタンス(構え)やフットワークもシステム化され均一です。
そのため、散打を主体とするMMA選手はスタンスである程度把握することが出来ます。
ダゲスタン共和国のMMA選手に絞っても、
PRIDEで活躍した
ヴァジギット・"ヴォルク"・アターエフや、
UFCで活躍した
ザビット・マゴメドシャリポフや
ムスリム・サリホフと、
散打をルーツとした魅力的な選手達がたくさんいますね~。
Bellator王座に挑戦した
ラマザン・クラマゴメドフや
マゴメド・マゴメドフ、
PFLで活躍中の
シャミル・ムサエフや、
ONEで活躍していた
サイギド・"ダギ"・アースラナリエフといった選手も、
近年の散打MMA選手をアツくしてくれています!
もちろんダゲスタン共和国以外の国でも、
フィリピンの
ジョシュア・パシオや
スティーブン・ローマン、
アゼルバイジャンの
トフィック・ムサエフや
ヴガール・ケラモフ、
イランの
モハメド・ムハンマドセフィ、
ブラジルの
ノルマ・デュモン等、
散打MMA選手達は国際的に活躍を魅せています。
散打発祥の地、中国の
チャン・ウェイリーや
ソン・ヤドン達に続く、
中国MMAの新星散打ファイター達の飛躍にも期待したいです!✨
ダゲスタン共和国の中国武術学校「ピヤッツ・ストロン・スヴェタ(世界の五方位)」。
ザビット・マゴメドシャリポフやマゴメド・マゴメドフ、"ダギ"・アースラナリエフといった選手達のルーツですね~。
基礎の動きからスパーリングへと、発展していっているのがデモンストレーションでも分かりますね~。
散打、特に摔法についてはまだまだ分からないことが多くあるので、深く潜っていくのが楽しみです!
