2025年10月26日(日)立教大学にて中小企業診断士二次試験を受験してきました。
試験後すぐに反省文を残そうと思っていましたが、行政書士試験が2週間後に控えていたこと、燃え尽きすぎたこと、過去の試験でブログを残しても結果が伴わないこと、を理由にさぼっていました。
ただ、今回は来年の自分のためというよりも、とにかく記録するという意味で残しておきます。
試験直後の感想と反省
最後に解いた事例ⅣのNPVが解けているだろうという感触もあったので、4事例解いた後の気持ちは非常に清々しいものでした。
NPVに毎年手も足も出なかったことを考えると、こんなことは過去の試験では考えられません。
下記はXにアップした事例Ⅳに対する試験直後の本当に素直な感想です。
ミニボンビー級のNPVでした😅 https://t.co/e10iNCnTzH
— ペイタ@R7🚹🌈受験生 (@peita426) October 26, 2025
事例ⅡでパニックになってしまったR6とは対照的に、今年こそは、、、と秘かに思いながら試験会場を後にしました。
とはいえ、、そんな中でも今年の全体的な反省点です。
詳細はこの後の各事例での反省に記載します。
■反省点
1、設問文プチ無視が各事例で発生
2、直感に飛びつきすぎ
3、事例Ⅳでの痛恨のケアレスミス
■よかった点
1、与件文にしがみつき、与件文の重要キーワードを解答に盛り込めた
2、与件文読解後に全体を捉えてから解くことで大外しは回避できた
3、事例ⅣでCVPを早めにあきらめ、NPVに着手したことが功を奏した
過去の反省もつなげておきます。
これが毎年の二次試験超直前期には結果が出てなかったとはいえ、自分への戒めとして役に立っていたので。
<R3の反省>
1、時間が足りなかった
2、設問解釈が不十分だった
3、全体の流れが把握できていなかった
4、再現答案の再現率が悪い
<R4の反省>
1、設問の制約条件無視があった
2、事例Ⅰ〜Ⅲの第1問を普通に答えすぎた
3、因果、どうしてどうなる、の文章の流れがおかしかった
<R5の反省>
1、知識不足
2、考えながら書いてた
3、事例Ⅳをのんびり解いてしまった
<R6の反省>
1、事例Ⅰ、Ⅱでの設問解釈無視
2、事例Ⅱで想定以上に何を書いていいかわからなくなりパニックに
3、事例Ⅳは表面上の浅い解答で、易化したと感じてしまった
4、再現答案作成に慣れていなかったので意識しすぎた
ここから先は各事例で解答時に考えていたことのメモとなります。
再現答案は下記をご参照ください。(再現率90%)
再現答案こんなん出ましたけど。
— ペイタ@R7🚹🌈受験生 (@peita426) October 27, 2025
3C分析からなぜか現状を「述べて」しまいました。 pic.twitter.com/No7YY6A24B
事例Ⅰ
解答用紙が配られた時点で、第1問でSWOT、その他設問の文字数が多く、設問4までであることに驚く。
与件文は予想通り長め。
設問が4までなので、必要以上に早く読まないような時間配分を意識。
与件文読解まで~22分、解答メモ作成まで~45分だったので、設問が4つの事例としてはいいペースであることを確認し、解答に進む。
第1問
SWOTはあまり深く考えずにスピード重視にして解答メモを作成したが、強みが多面的に考えられなかった。
解答は他の問題を解いてから71分経過後に記載。
第2問
取り組みや工夫を説明せよ、という問いなので、解答構成としては取り組みは~、工夫は~となることを確認。
顧客との接点を作るために行った取り組みを意識したところ、8段落目にターゲットとなりそうな顧客層の記載があり、取り組んだこと、工夫をして得られた結果も記載があり、結局8段落目の言い換えだけになってしまった。
こんな安直な問題を出してくるはずがない、と思いながらもここで深く考えすぎると先に進めないと思って第3問へと急ぐ。
第3問
設問解釈の時点で事業部制組織とそのメリット・デメリットはすぐに想起できていたので、時間をかけずに与件文のキーワードを意識しながら解答記入。
ただ、あとで模範解答とかを見ていると聞かれているのは組織形態ではなく、組織体制だったので軽く設問文を無視しているが、逆にそこに気づかなかったことで5分で書き終えることができた。
第4問
5段落目に従来の企業理念は記載があったので、それを〇〇に再定義し、〇〇して浸透させる、という解答構成はすぐに想起できた。
その時点で浸透させる関係者を社内の従業員だけと思い込んでしまったのは大反省。やけに書くことがないなと思いながら似たような社内浸透策を2つ書くことになってしまった。
浸透=社長自らが伝える、という過去問の知識に凝り固まりすぎたことが原因と思われるが、柔軟に設問文に対応できていないという初歩的なミスを6回目の受験にして未だ続けてしまっていることに成長のなさを実感。
試験直後は6段落目の経営資源活用という部分やシナジーという単語を入れられなかったことで休憩時間に猛反省していたが、後の祭りなので振り返らずに事例Ⅱに備えた。
事例Ⅱ
解答用紙が配られ文字数を見て例年通りかなと思っていたら与件文を広げてビックリ。
わが目を疑うほどの短さ。
ただ、与件文が短いからといって簡単なはずがないし、他の受験生も同じなので考える時間を多く取れるよう、19分で与件文を読み終えた。
解答メモでは第1問の3C分析が配点15点だったので、時間をかけすぎないように注意していたが、時間をとられすぎて28分が経過。
その後の解答メモにもう少し時間をかけた方がよかったと思うが、解答メモ終了まで40分。
第1問
他の設問解凍後、最後に68分から解いた。
現状について3C 分析の観点から述べよ、という問いなので3C分析をふまえて現状でどのようにB社が進んでいくべきか書いた方がいいと考えてしまった。
これは2年目くらいまで何回も見ていたねとたすさんの動画が頭にこびりついていて、分析だけでは述べたことにならないと考えたっため。
振り返って過去問を見てみたら3C分析は問われ方が毎回同じだし、事例ⅠのSWOTでも同じように「述べよ」と問われているので、完全に魔が差した。(SWOT分析の文字の短さではなおさら今後の課題まで述べられない)
今までの食肉加工、女子野球の事例では3C分析で普通に解けていたので今回はなぜか下記のねとたすさんが浮かんできたのが悔やまれる。
第2問
今年も価格戦略が出るだろうという中で多くの人が予想していたダイナミックプライシングが来たっ、と思ったが、安易に飛びついてはいけないと考えいったん保留。
この時は「サブスクリプションを書くか迷って月額定額制と書いたR5の試験中に似ている」ということが頭をよぎった。
女子野球チームの事例では、結局素直にサブスクリプションを書いた方がよさそうだったので、今回は素直に横文字に飛びついておいたが、実際は予備校解説等からするとどうも微妙に違うらしい。
9段落目に「週3日、トレーナー1名を出すと顧客数が減少する」という記載があったので、従業員のシフトを意識した。
この要素は間違ってないと思うが、それよりも設問文に書かれている18~21時に顧客が集中しているという具体的な時間を書けなかったことが悔やまれる。
ここでも与件文は重視できているが設問文の見落としや軽視が出てしまった。
第3問
氏名、年齢、連絡先ときて、誕生日が抜けてるというのが設問文を読んでいてすぐに気になった。
これは知識&記述マスターガイドの事例Ⅱ集客施策②が頭をよぎって記載した。書いている人は少ないが、自分としてはしっくりきている。
強みを活かして情報収集し、さらに強みを活かして関係性を強化していくための施策を列挙という構成。
第4問
強みを活かしてどこかと連携する、というパターンが浮かんだ。
4、5段落目で社長の独立までのストーリーが書かれているのでそのままの言葉で抜き出し、ストーリーと来たら観念価値でしょ、というところまで頭をよぎった。
Shinちゃんねるで過去問で聞かれたことが続けて出ることもある(R5とR6のサブスク)と言っていたこともあり、観念価値まで書くとさすがに攻めすぎと考え、ブランド価値向上としたところ第1問の3C分析ともつながり、解いた直後はかなり納得の解答だった。
ただ、この問題でもコンディショニング不良に悩む部活生という設問文を見落とし、一般的な部活生を想定して解答していた。
この部分に気付いていれば技術力の高さをもう少し書いて、ブランド価値の部分は書いていなかったかもしれない。
事例Ⅲ
解答用紙や与件文のボリュームを見た感じは例年と大きくは変わっておらず、R6と比べれば従来の過去問に近いダメダメ企業で、戦略や営業的な内容が薄いという印象。
セオリー通りに進めようと考えた。
第1問
22分から解答メモ開始。
強みは書くことが少なかったので、無理やりいつものパターンで受注生産体制を加えてしまった。
最後に解答を書いたが与件文や各設問とつながらず、ある意味で難問と感じた。
弱みはいろいろあったので素直に列挙。
第2問
書くことが2つなので、第3問、第4問のあとに解答。63~73分で書き終えたので若干遅めとはいえ悪くないペース。
60字の枠の前半に課題を2つ、後半に対策を2つ入れると思って数分考えてしまったが、課題に対しての対応策を2つ書くことに気づいて「~な課題に対して~をする」という変な書き方になったものの、事なきを得た。
また、収益性強化のため、という設問文を強烈に意識した。
特性要因図は少し知識をアピールしすぎかと思いながらも外してはいないはず、と思いきや、特性ではなく、特定になっていた。これは完全に知識不足で、一次試験や過去問でも特定要因図として覚えており、中途半端な知識を使うくらいなら書かない方がよかった。
第3問
設問文を読んだ瞬間にモジュール生産が頭をよぎり、解きやすそうに見えたので第3問から解答を書き始めた。
モジュール生産はR4で書いてしまって合格を逃した忌まわしきフレーズ。
製造工程を乾燥で分けてデカップリングポイントを設定するということも考えたが、R4の反省を活かして他の受験生が書かなそうな単語は入れない方がいいと考えた。
中間在庫という書き方にしようとも思ったが、そもそも設問文に「製品在庫をもたずに」と書いてあるので工程をまとめるという方向性で書くこととした。その単語が出てこなかったが、工程をまとめるという意味ではセル生産方式だろうと。
あとから調べてみるとダイナミックセル生産方式というライン生産方式と組み合わせたようなものがあるようなので、そのあたりを汲み取ってもらえるよう期待したい。
セル生産といえば多能工化ということとなったが、この設問は生産管理が問われていると思うので、今考えると全体的に大きく外している可能性あり。
解答要素最後の③は無難に書いたが、生産工程の部分を意識しすぎて生産管理の意識がなかったため納期遵守という単語が出てこなかった。
第4問
最終問題といえば、機会を捉えて強みを活かすという型に当てはめればいいと思って型枠を取りやすいという強みに飛びついてしまった。今考えると食品や医療用では活かすべき強みではないので、今年一番の事故解答だったと大反省。
与件文に戦略的な記載やヒントが少ないと感じ、過去問のキーワードを使ったような薄っぺらい解答になってしまった。
5段落目の最後に需要の喚起を図ることが課題という記載もあったが、営業担当もいるかわからないような中小企業に需要喚起まではできないだろうと考えて見送り。
事例Ⅳ
解答用紙、与件文からすると例年通りの内容に見えたので、セオリー通りの時間配分とした。
第1問
経営分析は与件文や財務諸表からわかりやすすぎるので素直に解答。
記述問題は若干いつもと違う問われ方に戸惑ったが、素直に与件文の言葉を使って収益性、効率性について書いた。
ただ、同業他社との戦略上の違いという設問文を無視して書いてしまった。
第2問
セオリー通りに第1問、第4問のあとに解く。
確実に取りたいと思ってじっくりと考えていたら設問1だけで37~52分、計15分も使ってしまった。
振り返ってみると2:3をセットにして考えることに気づくのが遅く、時間を取られた。
設問2は簡単に感じて7分間でさらりと解いたが、製品Xの変動費が5%UPすることを見落とす痛恨のケアレスミス。
残りが21分になってしまい、設問3はセオリー通りにスルー。
第3問
どうせ今年も難問だから設問1を解くだけで精一杯だろうと思いながら設問1~3問をまず見てみたところ、何のひねりもなさそうだと気付く。
設問文は例年通りに長かったが、こちらもひねりがなく、普通に解けた。まさにミニボンビー級。
残り時間が5分くらいあり、今考えるとCVPの見直しをする時間があったが、NPVで何かのひっかけがあると考え、必要以上に見直しをした。
第4問
こちらもセオリー通りに第1問のあとに解いた。
設問1は最初に自己資本が多いからそれを現金化させて、というところまで書き始めていたが、その後の文章が続かないので考え直し、長期借入金を使うべきことに気付く。
借入ときたら、節税効果とレバレッジというのはすぐに思いついた。
あとは海外での販売が成功するか不透明なので、借入で対応すべきみたいなことが頭をよぎり、そのまま記載。
「財務状況もふまえて」と設問文にも記載があったので自己資本が多いということも書いたような気がしたが、記憶があいまいでこの問題の再現率は低め。
設問2は時間を取り戻すため深く考えずに、輸出だから為替予約とプットオプション購入とし、文字数がだいぶ余るが他のリスクがはっきりと思いつかないので、プットオプションの知識を書き連ねた。
ここまでで当初予定の30分が37分になってしまい、慌てながら第2問のCVPに進む。
最後に予想というか感触みたいな点数を残しておきます。
試験直後の手応えは高すぎてバチが当たりそうですが、素直な感触です。
60/80/50/80/270
試験翌日、再現答案アップ後にいろいろと穴を発見してからの予想点数。
52/74/58/71/255
その後各予備校の模範解答を見て、230~240点くらいに下がっています。。
あとは採点サービス祭りを楽しみ、1月14日の発表までは祈るのみです。
以上、ここまで読んでいただきましてありがとうございました。






