2025年10月26日(日)立教大学にて中小企業診断士二次試験を受験してきました。

試験後すぐに反省文を残そうと思っていましたが、行政書士試験が2週間後に控えていたこと、燃え尽きすぎたこと、過去の試験でブログを残しても結果が伴わないこと、を理由にさぼっていました。

ただ、今回は来年の自分のためというよりも、とにかく記録するという意味で残しておきます。

 


試験直後の感想と反省

最後に解いた事例ⅣのNPVが解けているだろうという感触もあったので、4事例解いた後の気持ちは非常に清々しいものでした。
NPVに毎年手も足も出なかったことを考えると、こんなことは過去の試験では考えられません。
下記はXにアップした事例Ⅳに対する試験直後の本当に素直な感想です。

 

事例ⅡでパニックになってしまったR6とは対照的に、今年こそは、、、と秘かに思いながら試験会場を後にしました。

とはいえ、、そんな中でも今年の全体的な反省点です。
詳細はこの後の各事例での反省に記載します。


■反省点
1、設問文プチ無視が各事例で発生
2、直感に飛びつきすぎ
3、事例Ⅳでの痛恨のケアレスミス

■よかった点
1、与件文にしがみつき、与件文の重要キーワードを解答に盛り込めた
2、与件文読解後に全体を捉えてから解くことで大外しは回避できた
3、事例ⅣでCVPを早めにあきらめ、NPVに着手したことが功を奏した

過去の反省もつなげておきます。
これが毎年の二次試験超直前期には結果が出てなかったとはいえ、自分への戒めとして役に立っていたので。

<R3の反省>
1、時間が足りなかった
2、設問解釈が不十分だった
3、全体の流れが把握できていなかった
4、再現答案の再現率が悪い

<R4の反省>
1、設問の制約条件無視があった
2、事例Ⅰ〜Ⅲの第1問を普通に答えすぎた
3、因果、どうしてどうなる、の文章の流れがおかしかった

<R5の反省>
1、知識不足
2、考えながら書いてた
3、事例Ⅳをのんびり解いてしまった

<R6の反省>
1、事例Ⅰ、Ⅱでの設問解釈無視
2、事例Ⅱで想定以上に何を書いていいかわからなくなりパニックに
3、事例Ⅳは表面上の浅い解答で、易化したと感じてしまった
4、再現答案作成に慣れていなかったので意識しすぎた

ここから先は各事例で解答時に考えていたことのメモとなります。
再現答案は下記をご参照ください。(再現率90%)



事例Ⅰ

解答用紙が配られた時点で、第1問でSWOT、その他設問の文字数が多く、設問4までであることに驚く。
与件文は予想通り長め。
設問が4までなので、必要以上に早く読まないような時間配分を意識。
与件文読解まで~22分、解答メモ作成まで~45分だったので、設問が4つの事例としてはいいペースであることを確認し、解答に進む。

第1問
SWOTはあまり深く考えずにスピード重視にして解答メモを作成したが、強みが多面的に考えられなかった。
解答は他の問題を解いてから71分経過後に記載。

第2問
取り組みや工夫を説明せよ、という問いなので、解答構成としては取り組みは~、工夫は~となることを確認。
顧客との接点を作るために行った取り組みを意識したところ、8段落目にターゲットとなりそうな顧客層の記載があり、取り組んだこと、工夫をして得られた結果も記載があり、結局8段落目の言い換えだけになってしまった。
こんな安直な問題を出してくるはずがない、と思いながらもここで深く考えすぎると先に進めないと思って第3問へと急ぐ。

第3問
設問解釈の時点で事業部制組織とそのメリット・デメリットはすぐに想起できていたので、時間をかけずに与件文のキーワードを意識しながら解答記入。
ただ、あとで模範解答とかを見ていると聞かれているのは組織形態ではなく、組織体制だったので軽く設問文を無視しているが、逆にそこに気づかなかったことで5分で書き終えることができた。

第4問
5段落目に従来の企業理念は記載があったので、それを〇〇に再定義し、〇〇して浸透させる、という解答構成はすぐに想起できた。
その時点で浸透させる関係者を社内の従業員だけと思い込んでしまったのは大反省。やけに書くことがないなと思いながら似たような社内浸透策を2つ書くことになってしまった。
浸透=社長自らが伝える、という過去問の知識に凝り固まりすぎたことが原因と思われるが、柔軟に設問文に対応できていないという初歩的なミスを6回目の受験にして未だ続けてしまっていることに成長のなさを実感。
試験直後は6段落目の経営資源活用という部分やシナジーという単語を入れられなかったことで休憩時間に猛反省していたが、後の祭りなので振り返らずに事例Ⅱに備えた。




事例Ⅱ

解答用紙が配られ文字数を見て例年通りかなと思っていたら与件文を広げてビックリ。
わが目を疑うほどの短さ。
ただ、与件文が短いからといって簡単なはずがないし、他の受験生も同じなので考える時間を多く取れるよう、19分で与件文を読み終えた。
解答メモでは第1問の3C分析が配点15点だったので、時間をかけすぎないように注意していたが、時間をとられすぎて28分が経過。
その後の解答メモにもう少し時間をかけた方がよかったと思うが、解答メモ終了まで40分。

第1問
他の設問解凍後、最後に68分から解いた。
現状について3C 分析の観点から述べよ、という問いなので3C分析をふまえて現状でどのようにB社が進んでいくべきか書いた方がいいと考えてしまった。
これは2年目くらいまで何回も見ていたねとたすさんの動画が頭にこびりついていて、分析だけでは述べたことにならないと考えたっため。
振り返って過去問を見てみたら3C分析は問われ方が毎回同じだし、事例ⅠのSWOTでも同じように「述べよ」と問われているので、完全に魔が差した。(SWOT分析の文字の短さではなおさら今後の課題まで述べられない)
今までの食肉加工、女子野球の事例では3C分析で普通に解けていたので今回はなぜか下記のねとたすさんが浮かんできたのが悔やまれる。


第2問
今年も価格戦略が出るだろうという中で多くの人が予想していたダイナミックプライシングが来たっ、と思ったが、安易に飛びついてはいけないと考えいったん保留。
この時は「サブスクリプションを書くか迷って月額定額制と書いたR5の試験中に似ている」ということが頭をよぎった。
女子野球チームの事例では、結局素直にサブスクリプションを書いた方がよさそうだったので、今回は素直に横文字に飛びついておいたが、実際は予備校解説等からするとどうも微妙に違うらしい。
9段落目に「週3日、トレーナー1名を出すと顧客数が減少する」という記載があったので、従業員のシフトを意識した。
この要素は間違ってないと思うが、それよりも設問文に書かれている18~21時に顧客が集中しているという具体的な時間を書けなかったことが悔やまれる。
ここでも与件文は重視できているが設問文の見落としや軽視が出てしまった。

第3問
氏名、年齢、連絡先ときて、誕生日が抜けてるというのが設問文を読んでいてすぐに気になった。
これは知識&記述マスターガイドの事例Ⅱ集客施策②が頭をよぎって記載した。書いている人は少ないが、自分としてはしっくりきている。
強みを活かして情報収集し、さらに強みを活かして関係性を強化していくための施策を列挙という構成。

第4問
強みを活かしてどこかと連携する、というパターンが浮かんだ。
4、5段落目で社長の独立までのストーリーが書かれているのでそのままの言葉で抜き出し、ストーリーと来たら観念価値でしょ、というところまで頭をよぎった。
Shinちゃんねるで過去問で聞かれたことが続けて出ることもある(R5とR6のサブスク)と言っていたこともあり、観念価値まで書くとさすがに攻めすぎと考え、ブランド価値向上としたところ第1問の3C分析ともつながり、解いた直後はかなり納得の解答だった。
ただ、この問題でもコンディショニング不良に悩む部活生という設問文を見落とし、一般的な部活生を想定して解答していた。
この部分に気付いていれば技術力の高さをもう少し書いて、ブランド価値の部分は書いていなかったかもしれない。



事例Ⅲ

解答用紙や与件文のボリュームを見た感じは例年と大きくは変わっておらず、R6と比べれば従来の過去問に近いダメダメ企業で、戦略や営業的な内容が薄いという印象。
セオリー通りに進めようと考えた。

第1問
22分から解答メモ開始。
強みは書くことが少なかったので、無理やりいつものパターンで受注生産体制を加えてしまった。
最後に解答を書いたが与件文や各設問とつながらず、ある意味で難問と感じた。
弱みはいろいろあったので素直に列挙。

第2問
書くことが2つなので、第3問、第4問のあとに解答。63~73分で書き終えたので若干遅めとはいえ悪くないペース。
60字の枠の前半に課題を2つ、後半に対策を2つ入れると思って数分考えてしまったが、課題に対しての対応策を2つ書くことに気づいて「~な課題に対して~をする」という変な書き方になったものの、事なきを得た。
また、収益性強化のため、という設問文を強烈に意識した。
特性要因図は少し知識をアピールしすぎかと思いながらも外してはいないはず、と思いきや、特性ではなく、特定になっていた。これは完全に知識不足で、一次試験や過去問でも特定要因図として覚えており、中途半端な知識を使うくらいなら書かない方がよかった。

第3問
設問文を読んだ瞬間にモジュール生産が頭をよぎり、解きやすそうに見えたので第3問から解答を書き始めた。
モジュール生産はR4で書いてしまって合格を逃した忌まわしきフレーズ。
製造工程を乾燥で分けてデカップリングポイントを設定するということも考えたが、R4の反省を活かして他の受験生が書かなそうな単語は入れない方がいいと考えた。
中間在庫という書き方にしようとも思ったが、そもそも設問文に「製品在庫をもたずに」と書いてあるので工程をまとめるという方向性で書くこととした。その単語が出てこなかったが、工程をまとめるという意味ではセル生産方式だろうと。
あとから調べてみるとダイナミックセル生産方式というライン生産方式と組み合わせたようなものがあるようなので、そのあたりを汲み取ってもらえるよう期待したい。
セル生産といえば多能工化ということとなったが、この設問は生産管理が問われていると思うので、今考えると全体的に大きく外している可能性あり。
解答要素最後の③は無難に書いたが、生産工程の部分を意識しすぎて生産管理の意識がなかったため納期遵守という単語が出てこなかった。

第4問
最終問題といえば、機会を捉えて強みを活かすという型に当てはめればいいと思って型枠を取りやすいという強みに飛びついてしまった。今考えると食品や医療用では活かすべき強みではないので、今年一番の事故解答だったと大反省。
与件文に戦略的な記載やヒントが少ないと感じ、過去問のキーワードを使ったような薄っぺらい解答になってしまった。
5段落目の最後に需要の喚起を図ることが課題という記載もあったが、営業担当もいるかわからないような中小企業に需要喚起まではできないだろうと考えて見送り。

 

 

事例Ⅳ

解答用紙、与件文からすると例年通りの内容に見えたので、セオリー通りの時間配分とした。

第1問
経営分析は与件文や財務諸表からわかりやすすぎるので素直に解答。
記述問題は若干いつもと違う問われ方に戸惑ったが、素直に与件文の言葉を使って収益性、効率性について書いた。
ただ、同業他社との戦略上の違いという設問文を無視して書いてしまった。

第2問
セオリー通りに第1問、第4問のあとに解く。
確実に取りたいと思ってじっくりと考えていたら設問1だけで37~52分、計15分も使ってしまった。
振り返ってみると2:3をセットにして考えることに気づくのが遅く、時間を取られた。
設問2は簡単に感じて7分間でさらりと解いたが、製品Xの変動費が5%UPすることを見落とす痛恨のケアレスミス。
残りが21分になってしまい、設問3はセオリー通りにスルー。

第3問
どうせ今年も難問だから設問1を解くだけで精一杯だろうと思いながら設問1~3問をまず見てみたところ、何のひねりもなさそうだと気付く。
設問文は例年通りに長かったが、こちらもひねりがなく、普通に解けた。まさにミニボンビー級。
残り時間が5分くらいあり、今考えるとCVPの見直しをする時間があったが、NPVで何かのひっかけがあると考え、必要以上に見直しをした。

第4問
こちらもセオリー通りに第1問のあとに解いた。
設問1は最初に自己資本が多いからそれを現金化させて、というところまで書き始めていたが、その後の文章が続かないので考え直し、長期借入金を使うべきことに気付く。
借入ときたら、節税効果とレバレッジというのはすぐに思いついた。
あとは海外での販売が成功するか不透明なので、借入で対応すべきみたいなことが頭をよぎり、そのまま記載。
「財務状況もふまえて」と設問文にも記載があったので自己資本が多いということも書いたような気がしたが、記憶があいまいでこの問題の再現率は低め。

設問2は時間を取り戻すため深く考えずに、輸出だから為替予約とプットオプション購入とし、文字数がだいぶ余るが他のリスクがはっきりと思いつかないので、プットオプションの知識を書き連ねた。
ここまでで当初予定の30分が37分になってしまい、慌てながら第2問のCVPに進む。



最後に予想というか感触みたいな点数を残しておきます。
試験直後の手応えは高すぎてバチが当たりそうですが、素直な感触です。
 60/80/50/80/270
試験翌日、再現答案アップ後にいろいろと穴を発見してからの予想点数。
 52/74/58/71/255
その後各予備校の模範解答を見て、230~240点くらいに下がっています。。

あとは採点サービス祭りを楽しみ、1月14日の発表までは祈るのみです。


以上、ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
 

 

 

R6年度中小企業診断士二次試験を受験し、2025年1月21日に得点開示の結果を受け取ったので、R7試験に向けての振り返りです。

得点開示がすでに来ているということは、、、。

そう、今回5回目の二次試験チャレンジも不合格でした。

 

今回は手応えが悪すぎたこともあり、不合格のショックも今までよりは少なく、次の試験に向けて気持ちの切り替えはすでに済んでいます。

ただ、200点すら届かないかもしれないと思っていた点数は合計232点。(合格点は240点)

点数だけ見ると昨年の213点よりもだいぶ伸びていました。

 得点開示結果 65、50、68、49 / 232

 

この点数が合格に近づいたと言えるかというと全くそんなことはありません。

これがこの謎試験の謎たる所以です。

 

おそらく今まで通りに惰性で勉強していても運に委ねるだけなので、R7はどこかに課金して二次試験で得点を重ねるための考え方を徹底的に定着させて納得のいく点数を狙います。

 

想定していた点数よりもだいぶよい結果なので、各事例ごとに簡単な分析と反省を残しておきます。

再現答案は下記Xの投稿よりご参照ください。

 

 

目次

事例Ⅰ

一番手応えと違った事例です。

EBAの採点サービスでは下位10%以下の順位で、設問解釈無視が続出だったのでなぜ60点を超えたのかがよくわかりません。

 第2問 理由と狙いを混同し、プロジェクトチームを組んだ理由については完全に無視。

 第4問設問1 長男は長女の息子ではなく、弟だと勘違い。息子が県内を担当することに気づかず。

 第4問設問2 人手不足だからと言って県内から首都圏に異動させたら辞めちゃうでしょ。Z社との取引強化について聞かれているのに完全に無視。

 

読みやすかったから標準偏差が大きく、外した解答は足切りの可能性があるとEBAの解説では言っていたので少し足切りも覚悟していました。

R5でも事例Ⅰは解きやすかった一方で、足切りの受験生も何名か見かけました。

 

 

事例Ⅱ

何を書いていいかわからないという状況になり、試験直後は20点くらいなんじゃないかと思いましたが、割と持ちこたえてくれたという印象です。

今回不合格者の得点開示では足切りが一番多い事例に見えました。

 

この事例も重大な設問解釈無視があって、第3問は「収納スペースがなく、購入をためらうという声を耳にする」というのを完全に見落とし。

試験中に何を書いていいかわからなくなったら与件文にしがみつけ、とよくLECの立花先生が言っていることが頭をよぎりました。

収納スペースがないというのはどこかで読んだような気はしてたので、与件文を血眼になって読み返しても出てこず、結局第2問に書いた解答と似てて訳のわからない読み返すのも嫌になるような解答を書いています。

事例Ⅱは設問文にもヒントが大量にあるという基本が緊張と焦りでぶっとんでました。

 

それでも50点で踏みとどまったのはあまりにも外の受験生ができていなかったので相対的にまあまあの解答ということだったのかもしれません。

実際に採点サービスでもLEC57点、EBA55点だったので周りの受験生が相当悪かったと予想されます。

(R6は事例Ⅱの足切りが一番多かった印象です。)

 

事例Ⅲ

これは唯一まともに解けたと感じた事例です。

当日も70分で解けてしまうほどでした。

ただ、メンテナンスまでするということが強みではなく、仕事の範囲が広すぎるというネガティブ要素に考えてしまったことが悔やまれます。

一貫生産体制は数年前まではド定番だったはずなのに。。

あとは第5問の設問文に「新設と更新」と記載があったので、そこでも気付けなかったのは力不足ですね。

R2の営業担当がやること多くて忙しすぎるので3DCAD使って効率化しよう、というのが頭をよぎってしまいました。

やはり過去問は過去問。

与件文の内容に沿った読解をしなければいけないということを改めて感じました。

  

事例Ⅳ

解いた直後はCVP、NPVが解きやすかったような気がしたので、例年よりも簡単だったのでは?と思ってしまいました。

ところが、見事試験委員の注文通りに引っかかったという結果に。

 

CVPはセールスミックス的な問題で、R4のように単純に連立方程式を解いてとにかく急ぐことしか考えてませんでした。

利益が取れるものから生産するという大原則を無視してましたが、冷静に焦らず解いてれば気づいていたはずです。

やはり、よくばらずに基本問題を丁寧に解くという基本戦略を徹底すべきでした。

 

NPVも引いてはいけない減価償却費か何かを注文通りに引いてしまい、当然その後の問題も全滅。

どのみち正答しないのであれば、確実に取れる問題を取らなければいけません。

実際に点数を見てみればそういった基本問題が合否の分かれ道になっています。

 

あと最近事例Ⅳの問題集を解きなおしてみると、正解だといいな、という意識で解いていることに気づきました。

まずは時間がかかったとしても絶対に間違えないという意識で日々の勉強を進めることが大事ですね。

 

 

最後に手応えや採点サービスの結果との対比です。

相変わらず採点サービスは占いみたいなものですが、受験指導のプロがこの点数をつけたということは、やはり優れた答案でないという現実を受け止め、R7は採点サービスでも高得点が取れるレベルを目指します。

 

試験直後の手応え

 40/20/50/50/160

試験翌日、再現答案アップ後に他の受験生の再現答案を見てからの予想点数

 45/20/60/40/165

LEC

 56/57/59/39/208

EBA

 44/55/50/51/200

 

 

以上、ここまで読んで頂きましてありがとうございました。

 

 

 

10月27日(日)武蔵大学にて中小企業診断士二次試験を受験してきました。

 

直後の反省は今しかできないので気持ちがフレッシュなうちに簡単に受験時と直後の気持ちを残しておきます。

 

毎年試験直前に前年の反省を見たら参考になったので、来年?の自分に向けて、あとは全ての受験生、特に多年度生の参考になればと。

 

 

解いた後の印象はというと過去4回の二次試験の中で最低な感触。

特に事例Ⅱは想定以上のパニックに陥りました。

第3問では設問文をヒントにするのが完全に抜け、さらにそれに試験後も気づかず、このブログを書いてるときも気づかず、アップした1時間後に追記するという始末。

ある程度何を書いていいかわからなくなったことは想定していましたが、ここまで何を書いていいかわからないことは今までありませんでした。

想定以上に難解な与件文で少し諦めかけてしまったのも事実です。

超絶難問が出た時はどうするかという想定をしておくだけでも、精神的に余裕が出たかもしれません。

 

5回目で受験会場の雰囲気には慣れてしまいましたが、ちまたで言われる通り、多年度生、特に4年目以降のアドバンテージはほとんどない試験ですね。

今回の問題を初年度に解いたらむしろ今よりも読めたかもしれないとすら思える感触でした。

 

とはいえ、来年?に向けて具体的な反省等を残しておきます。

 

■反省点

1、事例Ⅰ、Ⅱでの設問解釈無視

2、事例Ⅱで想定以上に何を書いていいかわからなくなりパニックに

3、事例Ⅳは表面上の浅い解答で、易化したと感じてしまった

4、再現答案作成に慣れていなかったので意識しすぎた

 

■対策

1、与件文を読んだ後に各設問との対応づけをした後に、設問文の再確認の工程を忘れずに行う

 設問文も与件文と同じようにヒントだと思って解く

 オウム返しを基本に

2、超絶パニックを想定する

3、スピードも大事だが、問題が難しいだろうと疑う視点を持つ

4、再現答案作成の練習を模試で実施する

 

■よかった点

1、与件文のキーワードを各設問に対応づけるというたかぴーさん流の解き方はわりと機能した(事例ⅠとⅢ)

2、広く読むというのは意識できた

 

ちなみに下記は過去の反省です。

R5の「考えながら書いてた」という反省は解き方を変えてR6は改善されてました。

慌てて書き始める必要はないということはわかりましたが、R6の事例Ⅱのように書くことがわからないとお手上げです。

 

<R3の反省>

1、時間が足りなかった

2、設問解釈が不十分だった

3、全体の流れが把握できていなかった

4、再現答案の再現率が悪い

 

<R4の反省>

1、設問の制約条件無視があった

2、事例Ⅰ〜Ⅲの第1問を普通に答えすぎた

3、因果、どうしてどうなる、の文章の流れがおかしかった

 

<R5の反省>

1、知識不足

2、考えながら書いてた

3、事例Ⅳをのんびり解いてしまった

 

 

試験直後にXにアップした手応えの点数は下記です。

 40/20/50/50/160

 

試験翌日、再現答案アップ後に他の受験生の再現答案を見てからの予想点数。

 45/20/60/40/165

 

再現答案の再現率

 90%

 

以上、ここまで読んで頂きましてありがとうございました。

詳細は行政書士試験が終わってから追記しようかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 
 
不本意ながら毎年恒例で3回目となってしまいましたが、当日の思考内容と再現答案を来年度の自分への参考のため、あわよくば口述試験対策のために残します。
またこのブログを見てくれた方の参考になれば幸いです。
(初回投稿23年11月19日、得点開示24年2月12日更新)
 
例年受験後すぐにこのブログ作成していましたが、今年は行政書士試験を優先したため遅くなりました。
ただ、再現答案自体は試験日の夜に作成したものです。
 

※参考にKECとTBCの解答例を並べてます。

 昨年までは1社だけでしたが、今年はスクールによる違いも確認するために2社にしました。

(この2社にした理由:KECはいちばん早くて毎年見てるため、TBCはYouTubeで一次テキストからお世話になるかもしれないため)

 

 

■問題用紙を破ってページ数を上部に記入 0〜1分

 

■与件文を荒読 1〜2分

OEM生産の化粧品会社。

そこそこ規模が大きいということだけを確認。

 

■財務諸表確認 2〜3分

営業利益率が明らかに少ない。

効率性は固定資産が大きくなっていてよくない。

あれ?有形固定資産は?無形固定資産があるからあとで使うのかな?

棚卸資産は減ってるけど与件文見ないとわからない。

あと安全性については未払い金減ってるけどどこに使えばいんだろ?

 

■各設問の想定解答時間と解く順番を設定 3〜7分

第1問 経営分析 10分

第4問 記述   10分

第2問 CVP    20分

第3問 NPV   20分

解答用紙見ても記述多そうだし、時間が足りないだろうと思いながらも想定時間はあくまでも目安と思ってほぼいつも通りの配分で割り振った。

 

■与件文読解 7〜11分

第3段落で外部環境の変化で競争激化、仕入原価上昇を確認。
営業利益率が低いということを確認済みだから第3段落は解答根拠に使用することを確認。
第5段落に書いてある基礎研究を共有してシナジー効果を出すのかも。
最終段落はOEM企業がノウハウを活かして自社生産するというレアなケースということを確認。
 

第1問

(設問1)

 D 社の 2 期間の財務諸表を用いて経営分析を行い、令和 3 年度と比較して悪化し たと考えられる財務指標を 2 つ(①②)、改善したと考えられる財務指標を 1 つ(③) 取り上げ、それぞれについて、名称を⒜欄に、令和 4 年度の財務指標の値を⒝欄に 記入せよ。解答に当たっては、⒝欄の値は小数点第 3 位を四捨五入して、小数点第 2 位まで表示すること。また、⒝欄のカッコ内に単位を明記すること。

再現答案

売上高営業利益率11.59% 

固定資産回転率23.04回 

流動比率433.64%

参考:KEC解答例

売上高販管費率 50.07( % )
有形固定資産回転率 71.90( 回 )
当座比率 311.97( % )

参考:TBC解答例

売上高営業利益率 11.59( % )
総資本回転率 1.53( 回 )
自己資本比率 77.56( % )

 

<設問解釈と解答>11〜17分

収益性は与件文にも人件費を削減しないと記載があったので自信を持って解答。

 

効率性が悪化しているのはわかったが、「建物・工具等」だけで有形固定資産としていいか自信がなく、普段見かけない無形固定資産を使ったほうがいいのかとも思ったが、無形固定資産回転率という言葉は聞いたことがなかったので、固定資産回転率で逃げた。

 

安全性もいろいろ書けると思ったが、当座比率に「その他の流動資産」を入れるのかわからなかったので流動資産で逃げた。

 

 

(設問2)

設問 1 で解答した悪化したと考えられる 2 つの財務指標のうちの 1 つを取り上 げ、悪化した原因を 80 字以内で述べよ。

再現答案

売上高営業利益率が悪化したと考えられる。原因は、同業他社との競争激化により販売が低迷した一方、将来の成長を見込んで 人件費の削減をせず営業利益が減少した為である。

参考:KEC解答例

同 業 他 社 と の 競 争 激 化 で 売 上 が 減 少 す る 中 で、未 投 入 の 商 品 開 発 の た め の 基 礎 研 究 費 用 が 負担 と な り 、 人 件 費 の 削 減 も 行 っ て い な い た め、売 上 高 販 管 費 率 が 悪 化 し て い る 。

参考:TBC解答例

売 上 高 営 業 利 益 率 が 悪 化 し た 原 因 は 、 同 業 他社 と の 競 争 激 化 に よ る 販 売 の 低 迷 に 対 し 、 開発 中 の 新 製 品 販 売 に よ る 成 長 を 見 込 み 、 人 件
費 等 の 固 定 費 削 減 を 行 わ な か っ た た め で あ る 。

 

<設問解釈と解答>17〜22分

これは与件文からほぼそのまま抜き出しで、他に書きようがない。

 

再現率90% 自己採点15/20点

 

第2問

(設問1)

D 社の 2 期間の財務データから CVP 分析を行い、D 社の収益性の分析を行う。 原価予測は営業利益の段階まで行い、 2 期間で変動費率は一定と仮定する。  以上の仮定に基づいて D 社の 2 期間の財務データを用いて、⑴変動費率および ⑵固定費を求め、⑶令和 4 年度の損益分岐点売上高を計算せよ。また、⑷求めた損 益分岐点売上高を前提に、令和 3 年度と令和 4 年度で損益分岐点比率がどれだけ変 動したかを計算せよ。損益分岐点比率が低下した場合は、△を数値の前に付けるこ と。  解答に当たっては、変動費率は小数点第 3 位を四捨五入して、小数点第 2 位まで 表示すること。また、固定費および損益分岐点売上高は、小数点第 2 位まで表示し た変動費率で計算し、千円未満を四捨五入して表示すること。

再現答案

変動費率 63.31% 

固定費 1,141,590千円 

損益分岐点 3,111,447千円 

損益分岐点比率の差 14.73%

参考:KEC解答例

(1) 63.31% 

(2) 1,141,590 千円 

(3) 3,111,447 千円
(4) 14.73 ポイント

参考:TBC解答例

(1) 63.31%
(2) 1,141,590 千円
(3) 3,111,447 千円
(4) 14.73%

 

 

<設問解釈と解答>32〜53分

連立方程式で解きやすかったが、四捨五入後の計算で検算が合わず何度も計算してしまった。

時間かけすぎと思ったが、ここでミスるわけにはいかないと思って、この時点で完登はすでにあきらめてた。

 

(設問2)

 D 社のサプリメントの製品系列では,W 製品,X 製品,Y 製品の 3 種類の製品 を扱っている。各製品別の損益状況を損益計算書の形式で示すと、次のとおりであ る。ここで、この 3 製品のうち、X 製品は営業利益が赤字に陥っているので、その 販売を中止すべきかどうか検討している。

 X 製品の販売を中止しても X 製品に代わる有利な取り扱い製品はないが、その 場合には X 製品の販売によって X 製品の個別固定費の 80 %が回避可能であるとと もに、X 製品と部分的に重複した効能を有する Y 製品に一部の需要が移動すると 予想される。  ⑴このとき、X 製品の販売を中止すべきか否かについて、カッコ内の「ある」か 「ない」に○を付して答えるとともに、20 字以内で理由を説明せよ。さらに、⑵ X 製品の販売を中止した場合に、現状の営業利益合計 2,500 万円を下回らないために は、需要の移動による Y 製品の売上高の増加額は最低いくら必要か。計算過程を 示して答えよ。なお、割り切れない場合には、万円未満を四捨五入すること。

再現答案

(1)ない / 個別固定費削減額よりも限界利益が上回る為。20

(2)白紙

参考:KEC解答例

(1) ない / X 製 品 の 差 額 利 益 は 8 千 万 円 と プ ラ ス の た め。

(2) 20,000 万円

参考:TBC解答例

(1) ない /  中 止 す る と 、 X 製 品 の 貢 献 利 益 を 失 う た め 。
(2) 20,000 万円

 

<設問解釈と解答>53〜60分

(1)は深く考えずそのまま書いたが、キーワードになりそうな貢献利益は書くべきだった。

(2)をやろうかNPVをやろうか迷ったが、大きな問題のボス問題は超難問なのではないかと邪推してしまい、NPV前半の問題が簡単だろうと予想してスルーしてしまった。

 

(設問3)

D 社では、売上高を基準に共通費を製品別に配賦している。この会計処理の妥当 性について、あなたの考えを 80 字以内で述べよ。

再現答案

妥当性は低いと考える。理由は、製造時に実際に発生している費用ではなく、実態を反映していない為である。製品別の費用を把握した上で、活動基準で管理を行うべきである。80

参考:KEC解答例

売 上 高 基 準 で 共 通 費 を 配 賦 す る 方 法 は 簡 便 であ る が 、 実 際 の 製 品 毎 の コ ス ト 構 造 が 考 慮 され な い た め 、 事 業 の 存 廃 判 断 や 適 正 原 価 の 見
極 め の 参 考 と す る に は 妥 当 と は い え な い 。

参考:TBC解答例

妥 当 で は な い 。 売 上 高 を 基 準 に す る と 、 費 用の 発 生 実 態 に よ ら ず 売 上 高 の 大 き い 製 品 に 共通 費 が 多 く 配 賦 さ れ 、 正確な製品 原 価 を 基 に
し た 製 品 別 の 損 益 比 較 が で き な い た め で あ る。

 

<設問解釈と解答>60〜65分

これまた簡単な記述問題。先を急ぐ。

考えを述べよ、とあるので妥当でない理由と、適切な管理方法として活動基準での管理を書いた。

 

結局中ボス問題を解かずに32〜65分で計33分もかかってしまった。

ただ、後から見てみると中ボス問題も10分あれば確実に解けた問題だったので、NPVに進んでしまったことが悔やまれる。

 

再現率90% 自己採点20/30点

 

 

第3問

(設問1)

年間販売量が⑴10,000 個の場合と、⑵5,000 個の場合の正味現在価値を求めよ。 ⑴については、計算過程も示すこと。そのうえで、⑶当該設備投資の正味現在価値 の期待値を計算し、投資の可否について、カッコ内の「ある」か「ない」に○を付して 答えよ。

再現答案

(1)13,257万円

(2)4,871万円

(3)741万円

投資可否:ない

参考:KEC解答例

(1)2,585万円

(2)△5,702 万円

(3)98.9 万円

投資可否:ある

参考:TBC解答例

(1)2,585万円

(2)△5,702 万円

(3)99 万円

投資可否:ある

 

<設問解釈と解答>65〜75分
残り15分でCVPを解こうか迷ったが、設問1の問題文が短いのでサービス問題だろうと思ったが、コテコテのNPV問題だった。
KECの途中計算見たらすぐに理解できたが、現場でこのレベルは無理。
速攻あきらめてCVPに戻るべきだった。
 
(設問2)

⑴ 初年度末に 2 年度以降の販売量が 10,000 個になるか 5,000 個になるかが明ら かになると予想される。このとき、設備投資の実行タイミングを 1 年遅らせる場 合の当該設備投資の正味現在価値はいくらか。計算過程を示して答えよ。 1 年遅 らせる場合、初年度の固定費は回避可能である。また、 2 年度期首の正味運転資 本の残高はゼロであり、その後は資料における残高と同様である。なお、 1 年遅 らせる場合、設備の耐用年数は 4 年になるが、その残存価額および処分価額は変 化しないものとする。 ⑵ 上記⑴の計算結果により、当該設備投資を初年度期首に実行すべきか、 2 年度 期首に実行すべきかについて、根拠となる数値を示しながら 50 字以内で説明せ よ。

再現答案

(1)白紙

(2)白紙

参考:KEC解答例

(1)620 万円

(2)N P V 期 待 値 は 初 年 度 投 資 で 99 万 円 、 2 年 目後 で 62 0 万 円 な の で 、 2 年 度 期 首 に 状 況 を 勘案 し て 投 資 実 行 す る 。

参考:TBC解答例

(1)620万円

(2)2 年 度 期 首 に 実 行 す べ き で あ る 。 正 味 現 在 価値 は ど ち ら も 正 で 、 2 年 度 期 首 の 方 が 52 1 万円 大 き い た め で あ る 。

 

<設問解釈と解答>
問題すら読んでない。
ただ、例年のラスボス問題よりは解きやすそうに見える。
 
再現率70% 自己採点0/30点
 
 

第4問

(設問1)

D 社は、基礎化粧品などの企画・開発・販売に特化しており、OEM 生産によっ て委託先に製品の生産を委託している。OEM 生産の財務的利点について 50 字以 内で述べよ。

再現答案

①固定資産を削減でき、資本安全性が高まる事②変動費のみの管理となり、製品別の収益性を把握しやすい事。48

参考:KEC解答例

O E M 生 産 に よ り 製 造 コ ス ト を 低 減 で き る 。ま た 生 産 設 備 の 投 資 を 避 け 、 キ ャ ッ シ ュ フ ロー の 改 善 が 可 能 に な る。

参考:TBC解答例

生 産 の た め の 設 備や 要 員 を 自 社 内 に 抱 え な いた め 、 固 定 費 を 抑 え ら れ 、 売 上 高 が 減 少 し ても 利 益 を 確 保 し や す い 。

 

<設問解釈と解答>22〜27分

OEM生産の知識でとにかく短時間で処理することを心がける。

固定費がかからない、管理しやすい、という2軸の解答とした。

固定費を削減ではなく、抑えるくらいの表現にしておくべきだった。

 

 

(設問2)

D 社が新たな製品分野として男性向けアンチエイジング製品を開発し販売することは、財務的にどのような利点があるかについて 50 字以内で述べよ。

再現答案

①競争回避により高単価設定が可能になり、収益性向上②独自技術の無形固定資産によるシナジー効果がある事。50

参考:KEC解答例

自 社 生 産 に よ り 製 造 コ ス ト の 一 部 を 固 定 費 化す る こ と で 、 営 業 レ バ レ ッ ジ を 利 か せ て 収 益 が 向 上 で き る 。

参考:TBC解答例

自 社 生 産 に よ る 固 定 費 の 増 加 は 売 上 高 の 変 化に 対 す る 利 益 の 変 動 性 を 高 め る た め 、 好 調 時は 高 収 益 を 期 待 で き る 。

 

<設問解釈と解答>27〜32分

まずは普通に考えて、リスク分散とシナジーが思い浮かんだ。

ただ、財務的な利点なので、一旦与件文を確認し、競争激化を連呼していたので、それを回避し、収益性向上とした。

気になっていた無形固定資産はここで使うだろうと考え、それにシナジーがあるとした。

ここまで時間通りで内容的にも順調と思えたので、第2問に戻って計算問題を解き始めたときに少し

のんびりしてしまった。

 

再現率80% 自己採点15/20点

 

 

全体としての反省
第2問の設問1で時間をかけすぎたことで、取れた問題を落としたというのが悔やまれる。
慌てずにCVPをじっくり解こうと冷静に考えられなかった。
今考えると第4問を先に解き終わったら、問題難易度の見極めを工程に入れるべきだった。
これはすぐに実行できるので、来年受けたくないけど受けた場合は難易度確認をする。
 
 

全体再現率80% 自己採点計50/100点 

得点開示64/100点(24年2月12日更新)

 

 

 

以上、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 
 
不本意ながら毎年恒例で3回目となってしまいましたが、当日の思考内容と再現答案を来年度の自分への参考のため、あわよくば口述試験対策のために残します。
またこのブログを見てくれた方の参考になれば幸いです。
(初回投稿23年11月19日、得点開示24年2月12日更新)
 
例年受験後すぐにこのブログ作成していましたが、今年は行政書士試験を優先したため遅くなりました。
ただ、再現答案自体は試験日の夜に作成したものです。
 

※参考にKECとTBCの解答例を並べてます。

 昨年までは1社だけでしたが、今年はスクールによる違いも確認するために2社にしました。

(この2社にした理由:KECはいちばん早くて毎年見てるため、TBCはYouTubeで一次テキストからお世話になるかもしれないため)

 

 

■問題用紙を破ってページ数を上部に記入 0〜1分

 

■与件文を荒読 1〜3分

520字。それほど多くないが、事例Ⅲは毎回時間がなくなるので早めによむように意識した。

図表があるので与件文は短め。

図形は活用するだろうと、荒読時点では意識した。

生産の現状があり、新たなX社が現れ、新規で拡大していくというお決まりの流れだろうとは推測した。

 

■設問解釈 3〜11分
 
■与件文読解 11〜21分
 
■解答メモ 21〜32分
 
■全体確認 32〜34分
 

第1問

C社の生産面の強みを2つ40字以内で述べよ。

再現答案

地元食材を使って季節ごとに変更できる対応力、製造部門長の料理経験による製造力。39

参考:KEC解答例

① 販 売 先 か ら の 要 望 に 対 応 で き る 設 備 ② 料 理 人 経 験 の あ る 管 理 職 と 保 有 す る ノ ウ ハ ウ 。 

参考:TBC解答例

①工 場 管 理 者 の 料 理 人 経 験 に よ る 技 術 力 、 ②多 品 種 少 量 の 一 貫 生 産 に よ る コ ス ト 低 減 対 応 。

 

<設問解釈時>

強みだけ、しかも2点指定。

生産面という部分に注意。

順番は最後に解くと決める。

 

<与件文読解後> 75〜79分

最後に解いたが、とにかく時間がなかった。

いろいろ考えたあげく、対応力とか製造力とかかなり抽象的な表現になった。

ただ、具体的に加工にも他に書き方が思いつかず、後で落ち着いて見ても同様の解答になりそう。

 

再現率80% 自己採点5/10点

 

第2問

C 社の製造部では、コロナ禍で受注量が減少した 2020 年以降の工場稼働の低下による出勤日数調整の影響で、高齢のパート従業員も退職し、最近の増加する受注量の対応に苦慮している。生産面でどのような対応策が必要なのか、100 字以内で述べよ。

再現答案

対応策は①販売先ごとの製造ではなく、製品別レイアウトを取り入れる事②商品仕様をデータ化して確定情報を共有する事で、日々の加工方法の指導を減らす。以上により生産効率を高め、人員不足に対応すべきである。99

参考:KEC解答例

① 手 作 業 で あ る 惣 菜 の 製 造 工 程 に つ い て 可 能 な 部 分 に つ い て 専 用 調 理 器 具 の 導 入 や 自 動 化 ・ 機 械 化 等 を 行 う ② 現 在 、 メ モ 程 度 で あ る レ シ ピ に つ い て 体 系 的 に 文 書 化 し 従 業 員 が 参 照 で き る 形 に し て 指 導 ・ 監 督 を 効 率 化 す る 。 

参考:TBC解答例

①各 班 加 工 室 を 縮 小 し 、 前 処 理 工 程 を 交 差 感染 に 考 慮 し て 増 設 し 共 通 加 工 体 制 を 構 築 す る 。②汎 用 調 理 器 具 の 作 業 に 専 用 調 理 器 具 や 自 動加 工 機 を 導 入 し て 、 省 人 化 を 図 る 。 ③レ シ ピを 整 理 し 作 業 を 標 準 化 し て 直 接 指 導 を 減 ら す 。

 

<設問解釈時>

生産面での対応策だから、お約束の生産上の問題点が与件文に上がっているのだろうと推測。

対応策候補として多能工化、外注、ロットを大きく、平準化をメモ。

 

 

<与件文読解後> 34〜45分

520字あり、絶対に時間がなくなるだろうと思って、設問解釈が十分でないまま書きは始めた。

 

読み始めてすぐの2段落目に多品種で少量の受託とあり、これはお決まりパターンだし、設問解釈でも予測していた事だったので、ロットを大きくすべきだろうとメモして、頭の中に刷り込んでしまった。

第6段落で「レイアウト」という単語が出てきた。

しかもホテルや旅館と同様のつくりと来た。これは効率が悪い。

第7段落の手作業という部分も気になる。機械化せよということか。

第9段落では販売先料理長が乗り込んできて口頭で変更指示を出していて、これは効率が悪いのでデータ化すべきだと考えた。

 

今考えると第10段落のメモ程度のレシピをデータ化すると書けば加点はあったと思うが、方向性は大きく変わらない。

整理されずにいる、という箇所にライブラリ化とメモしていたので、それを書かなかったことも若干悔やまれる。

IT化も頭をよぎってメモしていたが、文字数足りず、優先順位も低そうなので見送り。

 

客先と同様のレイアウトは強みという説を目にしたので、真逆にとらえて絶望的な気分になっていたが、やはり今落ち着いて振り返って見てもC社のレイアウトは弱みに見えてしまうし、毎回客先の担当者が製造現場に乗り込んで来られても困る。客先の言いなりになりすぎていたらキリがないし、いいように使われるだけになってしまう。

この辺は、食品工場、食品開発会社、食品商社を経験している自分としてのバイアスがかかったのだと思われる。

 

再現率80% 自己採点10/20点

 

 

第3問

C 社では、最近の材料価格高騰の影響が大きく、付加価値が高い製品を販売しているものの、収益性の低下が生じている。どのような対応策が必要なのか、120 字以内で述べよ。

再現答案

対応策は、販売面で営業部員により営業活動を強化し、数量と販売先を拡大する。生産面で経験値ではなく、過去の使用履歴のデータを元に見込み発注をし、在庫管理を徹底して在庫ロスを削減する事により収益性を高める。100

参考:KEC解答例

① 経 験 値 で 見 積 も っ て い る 食 材 や 調 味 料 の 必 要 量 に つ い て 標 準 化 を 行 い 生 産 計 画 か ら 合 理 的 必 用 量 を 求 め る ② 入 出 庫 記 録 を 記 帳 の 上 D B 化 し 最 新 の 在 庫 状 況 を 関 係 者 が 共 有 す る こ と で 廃 棄 や 欠 品 を 防 止 す る ③ 月 次 の 生 産 計 画 を 短 サ イ ク ル 化 し 実 需 に 合 わ せ た 発 注 を 行 う。 

参考:TBC解答例

①入 出 庫 記 録 を 徹 底 し 実 在 庫 を 正 確 に 把 握 して 過 剰 在 庫 を 減 ら し 保 管 費 用 や 廃 棄 費 用 を 低減 さ せ る 。 ②資 材 管 理 課 が 、 レ シ ピ や 週 次 に
変 更 し た 生 産 計 画 に 基 づ く 各 班 の 発 注 数 量 に 、安 全 在 庫 を 加 味 し て 食 品 商 社 に ま と め て 発 注す る こ と で 仕 入 原 価 と 発 注 費 用 を 削 減 さ せ る 。

 

<設問解釈時>
収益を上げるには原価を下げるか、売上伸ばすしかないっしょ、と思って配送業務まで手を出している営業部員6名が気になった。
ただ、事例Ⅲの3問目で営業面の対応策を入れるべきかはさすがに迷ったが、在庫管理以外の論点が見つからなかったこと、第2問で「生産面で」とわざわざ設問文に書いてあることを考慮し、第3問には営業部分に触れてほしいのだろうと考えた。
生産面はどう見ても在庫調達の部分は入るが他が見当たらず、ひとまず設問解釈を早めに切り上げた。
 
<与件文読解後>45〜53分
営業面を入れるか迷いながら与件文を読んだが、収益性を改善できるような記載が在庫管理以外に見当たらない。
経験値で発注していることがダメすぎて、お約束の短サイクル化が優先順位が低いと考えてしまった。
今見てみると得点かせぎで「月次から週次等への短サイクル化」は入れてもよかったかも。

営業面は正社員28名中、営業部員が6名もいるのだからもっと営業活動せぇよ、ということで、高く売ってるから利益率は高そうということで、数量増、販売先増とした。
ただ、もう少しかっこいい書き方があったような気がする
 
再現率70% 自己採点10/20点
 
 

第4問

C 社社長は受注量が低迷した数年前から、既存の販売先との関係を一層密接にするとともに、他のホテルや旅館への販路拡大を図るため、自社企画製品の製造販売を実現したいと思っていた。また、食品スーパー X 社との新規事業でも総菜の商品企画が必要となっている。創業から受託品の製造に特化してきた C 社は、どのように製品の企画開発を進めるべきなのか、120 字以内で述べよ。

再現答案

C社は①営業担当が配送で顧客を訪問した際に季節メニューの変更計画やニーズを収集し②そこで得た情報を社内で共有し、開発担当がメニュー開発する③それを販売先に提案し、すり合わせを行う。以上により、ニーズに合わせた企画開発を進めるべきである。117

参考:KEC解答例

配 送 も 兼 務 し て い る 営 業 部 を 強 化 し 、 現 取 引先 の 他 、 一 般 消 費 者 の ニ ー ズ の 収 集 を 広 く 行う こ と が で き る 体 制 を 整 え る 。 更 に 、 2 名 体
制 の 製 品 開 発 部 に つ い て 人 員 を 強 化 の 上 、 営業 部 と 情 報 を 共 有 し 料 理 人 の 経 験 の あ る B 社社 員 と 連 携 し て 新 製 品 の 企 画 開 発 を 進 め る 。

参考:TBC解答例

①営 業 部 員 は 販 売 先 が 季 節 ご と に 計 画 す る メニ ュ ー を 収 集 し 、 資 材 管 理 課 は 食 品 商 社 か ら商 品 情 報 を 収 集 し て ニ ー ズ を 把 握 す る 。 ②製
品 開 発 部 は 料 理 人 経 験 者 の 技 術 力 を 生 か し た試 作 を 、 販 売 先 料 理 長 や X 社 商 品 企 画 担 当 者の 試 食 後 に 改 良 指 示 し 、 製 品 仕 様 を 確 定 す る 。

 

<設問解釈時>

強みを活かして、ニーズを収集しながら商品開発をしていくという流れはすぐに奥蔵できた。

ただ、食品業界でのバイアスがかからないように注意しながらも、配送までしているということは顧客との接点が多いだろうな、であればそこで情報収集できるだろうな、と決めつけてしまった。

簡単に書けてしまいそうだったが、そんなに簡単に書いていいのだろうかと考え、与件文を見てから考えることとした。

 

<与件文読解後>53〜65分

第1段落を見ると配送業務まで兼務してしまっている営業部員や製品開発部がいるという時点で設問解釈時のストーリーが出来上がってしまった。

今思うと強みがもっと見つかってもよさそうな気がするが、一般論が頭の中の大半を占めてしまい、薄っぺらい内容になってしまい。与件文を読まなくても書けそうな内容になっている。

 

今考えると与件文にある強みで得点稼ぎすべきだった。

地元食材とか季節感のあるメニュー提案とか。

よく見たら第13段落をほぼ見ていなかった。

でも差別化という言葉はメモしてある。

なぜ書かなかったのだろうと悔やまれる。

 

再現率60% 自己採点8/20点

 

 

第5問

食品スーパー X 社と共同で行っている総菜製品の新規事業について、C 社社長は現在の生産能力では対応が難しいと考えており、工場敷地内に工場を増築し、専用生産設備を導入し、新規採用者を中心とした生産体制の構築を目指そうとしている。このC 社社長の構想について、その妥当性とその理由、またその際の留意点をどのように助言するか、140 字以内で述べよ。

再現答案

生産設備導入は妥当性がある。理由は①新規採用者に製品開発や管理の経験がある為②製品部門長に料理人の経験があり商品化が可能な為である。留意点は①現在の製造に加えることになる為、全社的な計画立案が必要になる事②現在の配送と併せる事で配送効率を高める事である。それにより収益性を高める。139

参考:KEC解答例

妥 当 と 考 え る 。 理 由 は 、 加 工 室 の レ イ ア ウ トは ホ テ ル 等 の 厨 房 と 同 様 な 形 態 で 、 手 作 業 によ る 多 品 種 少 量 生 産 に は 向 く が 、 X 社 と の 取
引 に よ る 生 産 量 増 加 に は 対 応 が で き ず 増 築 と専 用 生 産 設 備 導 入 が 必 要 で あ る 。 留 意 点 は 、新 体 制 の 経 験 ・ ノ ウ ハ ウ を 持 つ 従 業 員 の 採 用
と 多 頻 度 配 送 体 制 が 必 要 な こ と で あ る 。

参考:TBC解答例

妥 当 で あ る 。 理 由 は ①収 益 性 低 下 の 既 存 販 売 の 依 存 度 と 原 価 を 低 減 、 ② 存 事 業 へ の 応援 体 制 を 構 築 、 で き る た め 。 留 意 点 は ① 受 注量 や 稼 働 率 低 下 を 考 慮 し 新 規 取 引 先 獲 得 や 段階 的 な 増 築 や 設 備 導 入 を 行 う 。 ② 納 期 遅 延 を防 ぐ た め レ シ ピ や 標 準 化 作 業 を 元 に OJ T で 即戦 力 化 を 図 る 。 ③適 正 な 配 送 体 制 を 整 備 す る

 

<設問解釈時>

第4問で12分も費やしてしまったので時間がない。
140字と第1問の40字もあり、とにかく急ぐ。
新規事業拡大について妥当性があるかないか聞かれているが、ここでないと答えるようなら診断士は不要ではないか、と設問解釈時に考えた。
ただ、思い込みは禁物と考えて冷静に与件文を確認することとした。
設問文に細かく制約条件が書かれているため、書きやすいだろうと推測
理由は①、②〜、留意点は①、②。以上により〜を図る。という構文とした。
 
<与件文読解後>65〜75分
与件文を見ても最終15段落で、新規事業に積極的に取り組む方針と記載があるので、基本的にはやはり社長の気持ちに寄り添うべきだと考えた。
しかも明らかに設備導入を見送った方がよさそうな記載もない。
理由の部分で強みを活かし、留意点の部分では既存事業に悪影響を与えないような観点で考え、生産計画や配送の管理を徹底するということとした。
効果をもう少しかっこよく締めたかったが、収益性と生産面っぽいレイヤーになってしまった。
 
再現率60% 自己採点10/20点
 
 
 
全体としての反省
与件文ではわかりやすい問題点をしっかりとメモできたが、設問の聞かれ方がわかりづらく、難易度が高かったと思われる。
逆に与件文を読まなくてもある程度書けてしまう設問内容だったとも言える。
終わった瞬間は設問文に振り回されて何を書いたのかよくわからず、足切りが頭をよぎった。
ただ、難易度が相当高かったという試験後の評価が耳に入ってくると、難易度の割には何とか最低限の逃げ切りはしているようにも感じる。
今でも疑問なのは設備機器のレイアウトの部分で、ホテルや旅館に対しては強みである可能性が高いが、生産効率や食品スーパー向けの製造においては弱みになるとも考えられる。
実際TBCは弱みと考えているようにも見える。
KECの考え方が正解にも見える。
難易度が高いという評価の通り、スクール解答2社を比較しても解答のバラつきが大きい。
毎度のことだが事例Ⅲは時間が足りず、パニックになり、再現率が悪い。
 
 

全体再現率70% 自己採点計48/100点 

得点開示48/100点(24年2月12日更新)

 

 

 

 

以上、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 
不本意ながら毎年恒例で3回目となってしまいましたが、当日の思考内容と再現答案を来年度の自分への参考のため、あわよくば口述試験対策のために残します。
またこのブログを見てくれた方の参考になれば幸いです。
例年受験後すぐにこのブログ作成していましたが、今年は行政書士試験を優先したため遅くなりました。
ただ、再現答案自体は試験日の夜に作成したものです。
(初回投稿23年11月19日、得点開示24年2月12日更新)

 

※参考にKECとTBCの解答例を並べてます。

 昨年までは1社だけでしたが、今年はスクールによる違いも確認するために2社にしました。

(この2社にした理由:KECはいちばん早くて毎年見てるため、TBCはYouTubeで一次テキストからお世話になるかもしれないため)

 

 

■問題用紙を破ってページ数を上部に記入 0〜1分

500字。

ボリュームと3Cは前年通り。

 

■与件文を荒読 1〜3分

町のスポーツ用品店なのでイメージはしやすい。

そういった店の売上が落ちているという部分もご多分に漏れずというイメージ。

最後の1〜4の事業内容見直しが特徴的で、ここは必ず使うだろうと思って、1〜4の内容をメモしてから設問解釈に進んだ。

 

■設問解釈 3〜9分
設問数少ないけど文字数多いので、事例Ⅰより早く読むことを意識。
 
■与件文読解 11〜22分
 
■解答メモ 25〜35分
解答要素が抜けていないか最後に2分取れたので、ペースとしては可。
 

第1問

B 社の現状について、3C(Customer:顧客、Competitor:競合、Company:自社) 分析の観点から 150 字以内で述べよ。

再現答案

顧客は、古くからの野球チームで、保護者は野球用品の買い替えが負担になっており、チームではメンバーの確保が課題である。競合は、専門店と大型スポーツ用品 量販店で、品揃えがよく、低価格である。自社の強みは、子供の体格や技術に合わせた野球用品の提案力、弱みは野球用品以外の品揃えが広がり、価格が高いことである。150

参考:KEC解答例

顧 客 は 、 主 に 少 年 野 球 チ ー ム と 保 護 者 で あ るが 減 少 傾 向 に あ る 。 自 社 は 、 駅 に 近 く 交 通 の便 が 良 い 場 所 に 立 地 し 、 主 に 野 球 用 品 を 専 門
に 取 り 扱 っ て お り 、 品 揃 え 、 オ リ ジ ナ ル 用 品へ の 対 応 力 、 加 工 技 術 、 個 人 に 応 じ た 提 案 力の 評 価 が 高 い 。 競 合 は 、 チ ェ ー ン 展 開 し て いる 大 型 ス ポ ー ツ 用 品 量 販 店 で あ り 強 力 な 価 格競 争 力 を 保 有 し て い る 。

参考:TBC解答例

顧 客 は ①地 域 の 小 中 学 生 や 保 護 者 と ス ポ ー ツ愛 好 者 。 ②地 域 の 野 球 チ ー ム 。 競 合 は 、 ス ポー ツ 専 門 店 や 大 型 ス ポ ー ツ 用 品 量 販 店 。 自 社
は ①高 い 加 工 技 術 や 納 品 体 制 、 ② オ リ ジ ナ ル用 品 の 対 応 力 や 有 名 ブ ラ ン ド の 品 揃 え 、 ③体格 や 技 術 に 応 じ た 提 案 力 、 ④指 定 納 品 業 者 、⑤ 野 球 チ ー ム と の 関 係 性 、 ⑥ 長 男 の 事 業 承 継 、⑦ ネ ッ ト 活 用 が 不 十 分 。

 

<設問解釈時>

3Cだから昨年同様に自社は強みと弱みを入れることにし、時間をかけずに次の設問解釈に進む。

B社の現状という時制に注意。

順番は最後に解くと決める。

 

 

<与件文読解後> 65〜77分

最後に解いたので、解答に使ったものを書こうと意識した。

 

そのため、近隣公立小中学校は顧客として体操服等を確かに販売しているが、本題から逸れているので外した。

 

競合は抜き出し。

 

自社は強み、弱みを入れるべきというH30でのマニュアルに則った。

KECが弱みを入れてないのが気になる。

そういえばR4も弱みを入れてない人が何人かいた。

強みで刺繍技術を拾っていたが、これも2〜4問の解答に使用してないので外した。

結局コアの強みである提案力のみとなってしまったことが吉と出るか凶と出るか。

弱みは競合の裏返しになってしまったので、なくてもいいくらいの内容になってしまった。

ただ、現状を書けと書いてあるので、第一段落の個人店舗としては広すぎる品揃えは迷ったあげく弱みとした。

方針を野球用品に特化することを10段落で決めただけで、まだ現状では絞りきれていないはず。

 

再現率90% 自己採点20/30点

 

第2問

低学年から野球を始めた子どもは、成長やより良い用品への願望によって、ユニフォーム、バット、グラブ、スパイクといった野球用品を何度か買い替えることになるため、金銭的負担を減らしたいという保護者のニーズが存在する。 

B 社は、こうしたニーズにどのような販売方法で対応すべきか、プライシングの新しい流れを考慮して、100 字以内で助言せよ(ただし、割賦販売による取得は除く)。

再現答案

B社は、体格や技術に合わせた提案力を活かし、各サイズの商品を揃えた上で、月額定額制のレンタルやシェアリングサービスで対応すべきである。それにより保護者の心理的障壁を下げ、新規加入や継続利用を促す。98

参考:KEC解答例

サ ブ ス ク リ プ シ ョ ン 販 売 を 提 案 す る 。 新 品 の他 に 、 子 供 の 成 長 の た め に 使 用 で き な く な った 野 球 用 品 を 買 取 り 、 自 社 で 整 備 ・ 補 修 し リ
ユ ー ス 品 と し て リ ー ズ ナ ブ ル な 価 格 で 提 供 し家 庭 の ニ ー ズ に 合 わ せ た 対 応 を 行 う 。

参考:TBC解答例

子 ど も た ち 一 人 一 人 の 体 格 や 技 術 、 特 性 に 合わ せ た 野 球 用 品 を カ ス タ マ イ ズ し て 提 案 し なが ら 、 サ ブ ス ク リ プ シ ョ ン に よ る 販 売 を 行 う 。契 約 期 間 中 は 成 長 に と も な う サ イ ズ 変 更 や 、良 い 商 品 へ の 取 り 替 え を 月 額 料 金 内 で 行 う 。

 

<設問解釈時>

負担を減らしてプライシングの新しい流れ、と来たので、それっぽい施策を思い浮かべた。

交換、共有、シェアリング、SNS、レンタル、月額定額、サブスク。

サブスクリプションかサブスクライブかわからなかったし、月額定額で逃げることとした。

ターゲットは保護者とわかっているから外した。

 

<与件文読解後> 35〜42分

与件文を見てもこれと言った根拠が出てこない。

13段落で買い替えを連呼しているから設問解釈時にレンタルと考えたからそれは一つ入れようと思ったが、それだけだと何だかプライシングの新しい流れではないな、と思ってシェアリングも追加。

あとは強みを活かすというお約束を入れ、効果を入れる。

心理的障壁という言葉をどうしても入れたくなって入れてしまったが、あまり解答に見かけない言葉だから今思うと外した方がよかったかもしれない。

新規加入を促すのはいいけど、継続利用というのもどうしても入れたくなって追加した。

 

再現率80% 自己採点12/20点

 

 

第3問

女子の軟式野球チームはメンバーの獲得に苦しんでいる。B 社はメンバーの増員のために協力することになった。そのために B 社が取るべきプロモーションやイベントについて、100 字以内で助言せよ。

再現答案

B社は、地域の小学校に通う野球に興味のある女子に対し、説明会や野球教室を実施し、野球の楽しさを体験してもらった上で、野球用品は一定期間無料レンタルサービスを行い、メンバーの獲得に協力すべきである。97

参考:KEC解答例

イ ベ ン ト と し て 、 河 川 敷 野 球 場 を 使 用 し 、 野球 チ ー ム と 共 同 で 初 心 者 向 け の 体 験 教 室 を 行う 。 プ ロ モ ー シ ョ ン と し て 、 自 社 H P で の 案内 の 他 ニ ッ チ な 分 野 の た め 広 域 に 野 球 の 楽 しさ や 体 験 談 等 を 記 載 し た チ ラ シ を 配 布 す る 。

参考:TBC解答例

① 女 子 野 球 コ ー ナ ー を 設 置 し チ ー ム 募 集 と 活動 を 紹 介 す る 。 ②チ ー ム 募 集 の チ ラ シ を 小 中学 校 に 配 布 す る 。 ③野 球 用 品 の 選 び 方 や 手 入
方 法 の セ ミ ナ ー を 開 催 す る 。 ④女 子 軟 式 チ ーム と 体 験 イ ベ ン ト を 行 い 野 球 用 品 を 貸 与 す る 。

 

<設問解釈時>
また、アイデアが問われる問題だろうと想定。
イベントと来たら過去問のパターンで言うと教室、体験、説明会、プロモーションというのがわかりづらいが口コミ、紹介、レンタルあたりで考える。
女子チーム向けだから与件文の中に何かあるだろう。
これは「だなどこ」の構文でまとめることとした。
 
<与件文読解後>42〜52分
女子向けの何かが書かれていると思ったらあまり出てこない。
そうだ強みとしてししゅう技術があった、その技術を使ってかわいいししゅうでデザインか、とも思ったが、街のスポーツ用品店にそんなセンスはないはず。

ここでししゅうはトラップと考えて最後に問いた第1問にも入れていない。

 

ターゲットを入れるようには書かれていないが、無性に入れたくなり、一般論でジ・オデモサイコで入れた。

ジオのところで、近隣の強みも若干チラついたが、強みという強みでもないと思って加えななかった。

 

他も全体的に一般論になっているが、今見てみても仕方がない。

 

再現率80% 自己採点14/20点
 
 
 

第4問

B 社社長は、長期的な売上げを高めるために、ホームページ、SNS、スマートフォ ンアプリの開発などによるオンライン・コミュニケーションを活用し、関係性の強化 を図ろうと考えている。誰にどのような対応をとるべきか、150 字以内で助言せよ。

再現答案

B社は、野球チームの監督に対し、メンバーの体格や技術のデータを管理できるアプリを開発し、そこで得たデータを元に個別提案を行う。保護者に対してはSNSでコミュニティを作り、野球用品のシェアリングを促しながら、ホームページで商品の使用方法等を説明する動画を掲載する。それにより長期的に固定客化を図る。149

参考:KEC解答例

少 年 野 球 チ ー ム メ ン バ ー や 保 護 者 に 対 し て 、① 個 々 の メ ン バ ー に 対 し て 成 長 に よ る 体 格 や技 術 レ ベ ル の 変 化 等 個 人 特 性 に 合 わ せ た 提 案
を S N S で 発 信 す る ② H P 上 で 製 品 情 報 の 発信 と 共 に 、 個 々 の 要 望 や 相 談 を 直 接 受 け 付 ける 。 監 督 に 対 し て 、 チ ー ム の 練 習 メ ニ ュ ー や
メ ン バ ー の 成 績 推 移 等 を 管 理 分 析 で き る ア プリ を 開 発 し て 提 供 す る 。

参考:TBC解答例

①小 中 学 生 や 保 護 者 に 、 一 人 一 人 の 体 格 や 技術 、 特 性 に 応 じ た 商 品 カ ス タ マ イ ズ の 提 案 をHP や SN S で 情 報 発 信 し つ つ 、 保 護 者 か ら の 要望 や 相 談 を 受 け 付 け る 。 ②少 年 野 球 チ ー ム に 、監 督 と メ ン バ ー ・ 保 護 者 と の や り と り 、 メ ンバ ー の 個 人 情 報 や 試 合 戦 績 な ど の デ ー タ 管 理 、用 品 購 入 な ど の 機 能 を 持 つ ア プ リ を 長 男 の 主導 で 開 発 ・ 提 供 す る 。

 

<設問解釈時>

これもアイデアとか知識が問われていると想定。

今回は第3問と違ってターゲットが問われているので誰かしらが出てくるだろうと想定。

長期的な、という言葉と関係性の強化という言葉があるので、最後の効果は固定客化とした。

 

<与件文読解後>52〜65分

第2、第4の見直し案が該当すると考え、ここから引用しようと考えた。

他の与件文を見てもターゲットらしい箇所はなかったので、監督とメンバーや保護者しか出てこない。

一緒にまとめると文章が組み立てられないと考え、R4の肉屋を思い出して、ターゲットを分けてそれぞれの施策を書くこととした。

ただ、デモジオサイコは出てこないのでそこはあきらめる。

 

強みを活かすお約束と与件文からの引用で前半はまとまったが、後半の保護者に対しての施策がまとまらない。

SNSを使用をしてどうするかがわからず、強引に再度シェアリングを使い、ホームページは利用方法が全く出てこないので、動画配信で逃げた。

効果をもう少しかっこよく書きたかったが、文字数が足りず、強引感が漂ってしまった。

 

再現率70% 自己採点18/30点

 

 
 
全体としての反省
問いてるうちはアイデアがかなり問われて、途中何度もくじけそうになったが、振り返ってみてスクール解答と比較してもそれほど悪くないと感じる。
 
事例Ⅰが受験当時はできたと勘違いしてたので、終わったあとはどっと疲れがおそってきた。
 

全体再現率80% 自己採点計64/100点 

得点開示56/100点(24年2月12日更新)

 

 

 

 

以上、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 
 
不本意ながら毎年恒例で3回目となってしまいましたが、当日の思考内容と再現答案を来年度の自分への参考のため、あわよくば口述試験対策のために残します。
またこのブログを見てくれた方の参考になれば幸いです。
 
例年受験後すぐにこのブログ作成していましたが、今年は行政書士試験を優先したため遅くなりました。
ただ、再現答案自体は試験日の夜に作成したものです。
(初回投稿23年11月19日、得点開示24年2月12日更新)

 

 

※参考にKECとTBCの解答例を並べてます。

 昨年までは1社だけでしたが、今年はスクールによる違いも確認するために2社にしました。

(この2社にした理由:KECはいちばん早くて毎年見てるため、TBCはYouTubeで一次テキストからお世話になるかもしれないため)

 

 

■問題用紙を破ってページ数を上部に記入 0〜1分

 

■与件文を荒読 1〜3分

440字。少ない。

と思いきや、やっぱり与件文長すぎ。

慌てずに問題をじっくり読んでいくと決める。

 

組織力がありそうなA社が、ワンマン経営の同業者をM&Aする流れと把握。

最終段落でSNSだの外国人が出てきたので顧客拡大だろうと推測したが、X社正社員が不安を抱えていたという部分はなぜか最後までスルーしてしまった。

 

■設問解釈 3〜11分
 
■与件文読解 11〜25分
 
■解答メモ 25〜38分
 

第1問

統合前の A 社における①強みと②弱みについて、それぞれ 30 字以内で述べよ。

再現答案

自主的に問題解決できる企業文化、各リーダーによる目的意識共有。30 

原材料の調達力が弱い事、新たな顧客層の取り込みができていない事。30

参考:KEC解答例

① 高 品 質 な 商 品 ・ サ ー ビ ス ② 自 主 的 な 問 題 解決 が 可 能 な 組 織 風 土 。

① 常 連 客 の 高 齢 化 ② 原 材 料 業 者 の 高 齢 化 で 仕入 体 制 が 不 安 定 。

参考:TBC解答例

適 切 な 顧 客 設 定 と 高 品 質 な 商 品 と 接 客 。 自主的に問題解決する 風土。

新 た な 供 給 先 確 保 の 対 応 の 遅 れ 。 新 規 顧 客 層の 取 り 込 み の 未 対 応 。

 

 

 

<設問解釈時>

強みと弱みだから特に深く考えず、2点ずつくらい書く。

統合前という時制に注意。

順番は最後に解くと決める。

 

<与件文読解後> 70〜77分

最後に解いたので、解答に使ったものを書こうと意識した。

弱みは9段落からほぼ抜き出しで、こんなんでいいのかな?と若干不安に感じた。

強みは8段落だけしか視野に入らず、物足りなさは感じたものの、時間がなく終了。

今見ると強みは多面的でない。

 

再現率90% 自己採点14/20点

 

第2問

A 社の現経営者は、先代経営者と比べてどのような戦略上の差別化を行ってきたか、かつその狙いは何か。100 字以内で述べよ。

再現答案

先代は、総花的なメニュー展開で、出前もしていたが、 現経営者は、丼等のメニューや出前を廃止し、人気の蕎麦に経営資源を集中した。狙いは事業を集中する事によりオペレーションを効率化する事である。94

参考:KEC解答例

タ ー ゲ ッ ト 客 層 を 地 元 の フ ァ ミ リ ー 層 に 絞 り、ニ ー ズ に 合 わ せ た 店 舗 改 装 、 厳 選 材 料 に よ るオ リ ジ ナ ル メ ニ ュ ー の 開 発 等 で 商 品 ・ サ ー ビス の 質 を 高 め た 。 狙 い は 、 競 合 と の 価 格 競 争を 避 け 高 付 加 価 値 化 に よ る 安 定 経 営 で あ る 。

参考:TBC解答例

①標 的 顧 客 絞 込 み と 店 舗 改 装 、 ②商 品 や サ ービ ス の 高 品 質 化 、 を 行 っ た 。 狙 い は ①ド メ イン 再 定 義 で 従 業 員 の 負 担 を 軽 減 し て 定 着 さ せ
問 題 解 決 型 チ ー ム を 形 成 す る 、 ②同 質 化 を 回避 し 安 定 的 に 利 益 を 確 保 す る 、 こ と で あ る 。

 

 

<設問解釈時>

抜き出し問題だろうと推測。

解答構成もつくりやすそうなので、時間をかけずに解くことを考えた。

先代は〜だったのに対し、現経営者は〜をした。

狙いは〜のため。

 

<与件文読解後> 38〜45分

案の定ほぼ抜き出しと思って5段落の内容をそのまま書いた感じになった。

先代経営者と比べて、と設問文に書いてあるので、7段落目の地元のファミリー層というところまで意識がいかなかった。

 

今見てみると、メニューを変えてその狙いは効率化のため、というだけの内容になっており、7段落のターゲットや価格引き上げという重要キーワードに気づけていない。

先代がどうだったか、という最初に決めた構文に当てはめようとしてしまった。

H30あたりのコピー機等の消耗品に変えていったという過去問のパターンに引きづられたのかも。

 

再現率90% 自己採点10/20点

 

 

第3問

A 社経営者は、経営統合に先立って、X 社のどのような点に留意するべきか。100字以内で助言せよ。

再現答案

留意点は①X社の調達力等とシナジー効果が得られる事②X社従業員とのコンフリクトを回避し、雇用を継続する事③早期にX社の顧客や売上を獲得する事である。以上により、士気向上や組織活性化を図る。94

参考:KEC解答例

経 営 戦 略 面 で 、 X 社 は タ ー ゲ ッ ト が 一 見 客 や通 勤 客 で あ り 、 低 価 格 で 接 客 や サ ー ビ ス を 省力 化 し て い る 。 組 織 面 で 、 ① 社 内 の 意 思 疎 通
が 悪 い ② 離 職 率 が 高 く 従 業 員 が 不 安 を 抱 え てい る こ と 等 、 A 社 と の 違 い に 留 意 す る 。

参考:TBC解答例

①競 合 と 同 質 化 し た 標 的 顧 客 や 低 価 格 対 応 、②従 業 員 の 担 当 横 断 的 な 意 思 疎 通 の 乏 し さ 、③ 顧 客 回 転 率 重 視 の オ ペ レ ー シ ョ ン に よ る 接
客 や サ ー ビ ス の 省 力 化 、 ④個 人 的 な つ な が りに 依 存 し た 食 品 卸 売 業 者 と の 関 係 、 で あ る 。

 

<設問解釈時>
PMIではなく、M&Aの問題と思い込んでいたので、M&Aのメリットデメリットを与件文と絡めれば簡単だろうと推測し、SWOT問題前の最後に解くこととした。
留意すべき点なので、メリットが出るように、デメリットが出ないように留意し、効果でまとめるという流れだろうと考えた。
 
<与件文読解後>62〜70分
解いてるうちに与件文から出てくるだろうと思ったが、調達力意外は一般論と効果を並べただけの薄っぺらい解答になってしまった。
 
再現率80% 自己採点8/20点

第4問設問1

A 社と X 社の経営統合過程のマネジメントについて、以下の設問に答えよ。

どのように組織の統合を進めていくべきか。80 字以内で助言せよ。

再現答案

X 社経営者に仕入れの責任者を任せ、A社担当者にOJT で個人的つながりを承継させた上で、X社の組織的文化 に配慮しながら、全社的に意思疎通を高めて統合を進めるべきである。80

参考:KEC解答例

ト ッ プ 主 導 で 、 オ ペ レ ー シ ョ ン 等 の 具 体 的 改善 に 加 え 、 X 社 従 業 員 と の 意 思 疎 通 を 図 り 、目 指 す 方 向 性 や 目 的 意 識 を 共 有 し 、 時 間 を か
け て 組 織 風 土 の 改 善 を 図 る よ う に 進 め る 。

参考:TBC解答例

①X 社 の 従 業 員 に 明 確 な ビ ジ ョ ン や 処 遇 な どの 緊 密 な 情 報 伝 達 で 不 安 を 解 消 す る 。 ②接 客リ ー ダ ー に チ ー ム づ く り を 行 わ せ 、 教 育 訓 練
等 で 自 主 的 な 問 題 解 決 の 風 土 を 浸 透 さ せ る 。

 

<設問解釈時>

組織問題だから、権限委譲や配置あたりがを絡めるだろうと推測。

まず、〜をして、というR4のようなイメージが出来上がっていた。

 

<与件文読解後>45〜54分

X社が無能な経営者の下でバラバラな組織になっていたということが11段落に書き連なっており、そこから組織面で優良なA社に合わせていくというストーリーは想像ができた。

ただ、強引に進めたらX社経営者がヘソを曲げて個人的なつながりのある食品卸売業者から仕入れられなくなるのではないか、ということが気になってしまい、表向きは責任者を任せながらX社従業員の士気を保ち、OJTで引き継いでいくというポエムができあがってしまった。

与件文を素直に受け入れすぎて、個人的なイメージとつなげたらこんな文章になってしまったという感じ。

 

再現率60% 自己採点8/20点

 

第4問設問2

今後、どのような事業を展開していくべきか。競争戦略や成長戦略の観点から 100 字以内で助言せよ。

再現答案

A社はX社の地元産原材料の調達力を活かし、差別化したメニュー開発で高付加価値な新商品を開発する。また 、SNS等を頼りにする若者達を新規顧客として獲得できる新業態を立ち上げる多角化戦略を採るべきである。100

参考:KEC解答例

① X 社 の 仕 入 先 で あ る 食 品 卸 売 業 者 か ら 高 品質 な 材 料 を 仕 入 れ A 社 の 商 品 ・ サ ー ビ ス 力 の一 層 強 化 を 図 る ② 地 域 住 民 に 加 え て X 社 の 立
地 を 活 か し 、 増 え 始 め て い る 食 べ 歩 き 目 的 の外 国 人 観 光 客 ・ 若 者 等 の 来 訪 者 を 取 り 込 む 。

参考:TBC解答例

①生 産 者 と 戦 略 的 提 携 し 高 品 質 な 地 元 産 原 材料 を 使 用 し た 看 板 メ ニ ュ ー の 蕎 麦 と 接 客 に より 差 別 化 を 行 う 、 ②旧 X 社 の 駅 前 立 地 を 生 か
し 、 食 べ 歩 き の 外 国 人 観 光 客 や 若 者 に 高 品 質・ 高 価 格 な 蕎 麦 を 提 供 し 新 規 顧 客 を 獲 得 す る 。

 

<設問解釈時>

競争戦略や成長戦略とあるので、とりあえずアンゾフとポーター?のマトリクスをメモ。
解答構成案:A社は①〜の観点より〜し、②〜の観点より〜し、③の事業を展開して発展する。

 

<与件文読解後>54〜62分
競争戦略は強みを活かして差別化、成長戦略は多角化と考えたら前半はキーワードを並べ、後半は与件から抜き出しながら成長戦略のマトリクスに当て込んで考えたら書きやすかった。
後半は若干日本語がおかしいが、戦略を素直に書けている。
 
再現率70% 自己採点14/20点
 
 
全体としての反省
前年の反省点だった強み弱みの問題は、最後に他の設問をふまえた内容で書けた。
PMIというよりM&Aで考えてしまったので、第3問は超一般論になってしまった。
第4−2問はいいとして、第4−1問が思い切り外してて、下手すると前年犠牲者がたくさん出たように足切りの可能性もあり。
あと第2、第3問を見返してみると余分な言葉が多かったようにも見える。
 

全体再現率75% 自己採点計56/100点


得点開示45/100点

得点開示4科目計213/400点(24年2月12日更新)


 

 

 

 

以上、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 

10月29日(日)早稲田大学にて中小企業診断士二次試験を受験してきました。

 

これを書いている本日は試験から3週間が経過した11月19日(日)です。

行政書士試験が診断士試験の2週間後だったので、診断士の振り返りどころではありませんでした。

 

行政書士試験の勉強が診断士の足かせになっていたと思うかもしれませんが、行政書士試験を勉強してなかったとしても診断士の勉強がはかどったということはなかったと思います。

むしろ慣れからくる勉強意識の低下により、さらに悪い解答を書いていたという可能性が高いです。

 

逆に行政書士試験の方は診断士の勉強をしていなければ、もう少しいい結果が出たような気がします。

(特に勉強量が点数に反映されやすい行政法)

 

 

 

 

さて、診断士二次試験直後の感想ですが、過去3回受けた中でいちばん手応えがありませんでした。

余裕がなくて再現答案も高い精度のものが書けておりません。

前年のR4はある程度できたという感覚はあり、再現率が高い答案を試験後にすぐに書けましたが、今年は再現答案を試験直後に書きながら、絶望的な感じになってきました。

前年の再現率90%くらいとして、今回は70%くらいです。

 

9月に受けたMMCの模試でも再現答案作成の練習をしましたが、これも昨年の方ができていました。

R4受験直後のブログに「何だかすがすがしい気分だ」とか書いているくらいだからある程度納得していたということでしょう。

ただ、今年は再現率を上げるよりも、とにかく試験中にベストの答案を書くという意識はあったので、再現率がよければいいということもないかと思います。

 

 

 

3週間が経って、この反省文に意味があるのかと思いながらも、何だか前に進めない気もするので残しておきます。

 

その前に過去の本試験後の反省は下記です。

 

<R3の反省>

1、時間が足りなかった

2、設問解釈が不十分だった

3、全体の流れが把握できていなかった

4、再現答案の再現率が悪い

 

<R4の反省>

1、設問の制約条件無視があった

2、事例Ⅰ〜Ⅲの第1問を普通に答えすぎた

3、因果、どうしてどうなる、の文章の流れがおかしかった

 

 

R3の反省に対し、それぞれ具体的な対応策を講じて改善できていたということがR4後のブログに書かれています。

(R4は結構手応えあったので)

 

それではR4の反省に対してはどうだったでしょう。

R5は手応えが悪く、各事例ごとに反省が多くあります。(この後アップ予定)

 

 

以下、反省点です。

 

1、知識不足

 

試験から3週間経ってしまったので、今までは感じることのなかったこのような反省が出てきたのかもしれません。

やはり、再現答案直後に反省点まで残しておくべきでした。

 

事例Ⅰ:PMIについては何の略かもわからない状態

事例Ⅱ:サブスクリプションなのかサブスクライブなのかがわからず、月額定額制で逃げた

事例Ⅳ:当座比率を出したかったが、その他流動資産を外していいのか自信がなく、流動比率で逃げた

 

特にPMIがわかっていないというのは独学のデメリットが出てしまった結果かと思います。

かなり重要論点だったはずですが、過去問解説では見かけなかったのでスルーしていました。

 

 

2、考えながら書いてた

これはR3の反省がR4で割りと改善できたことに対する反動かと思います。

書くことを決めてから書いても結局書きながら修正することが多かったので、それであればとにかく早く書こうということでR4はある程度改善したと思っていました。

 

R5は結果として文章が読みづらくなったような気がします。

要するに因果がわかりづらい文章ということかもしれませんが、これは問題を解き慣れてないからかもしれないし、そもそもそのように問題が作られているのかもしれません。

 

いずれにしても、演習不足ということですね。

 

 

3、事例Ⅳをのんびり解いてしまった

いつものルーチン通りに各設問で時間配分を設定したものの、記述問題が書きやすくて予定より早くできたので、わかる問題をじっくりと確実に解いていこうという思考に陥ってしまいました。

 

CVPの前半が簡単な割に時間がかかってしまい、振り返ってみると罠でしたね。

結果として、CVPの後半、NPVの全部が解けませんでした。

 

早く解かなければいけない、とか記述が終わったら再度時間配分を考えるという意識を持っているだけでもよかったと思います。

 

※23年11月23日追記

事例Ⅳを振り返って思いついたことですが、記述問題を問いた後にざっくりと問題の難易度確認をする時間を取るような工程を入れるようにします。

 


4、初見対応不足

あとの反省は何だろう?と思ったけど意外に思いつきません。

事例Ⅲはいちばん難しいと感じましたが、何をどうすればよかったのか未だに謎です。

 

対応策すら思いつかないというのは最悪の状態ですが、それほど書きづらい問題でした。

例年よりもさらにダメな会社だな、とは思いながらも、いろんなツッコミどころがありすぎて、じゃあどうすべきかということが文章にまとめられませんでした。

 

今同じような問題が出てもできないと思います。

 

 

 

以上、今年の反省をふまえて再度過去の反省を見てみると、、、

 

<R3の反省>

1、時間が足りなかった

2、設問解釈が不十分だった

3、全体の流れが把握できていなかった

4、再現答案の再現率が悪い

 

<R4の反省>

1、設問の制約条件無視があった

2、事例Ⅰ〜Ⅲの第1問を普通に答えすぎた

3、因果、どうしてどうなる、の文章の流れがおかしかった

 

1、設問解釈無視は当たり前ですが、十分に注意したので今のところ見つかっていません。

2、事例Ⅰ〜Ⅲの第1問を全体の解答を踏まえて最後に書くというのも一応できました。

3、これはまったくできてないですが、反省が抽象的だし、対応策もいろんな人に見てもらうとかいう抽象的な策だったので、成長していなかったのかもしれません。

 

 

以上をふまえると、来年のことは考えたくないですが、どこかのスクールに通うしかないじゃん、という結論になってしまいそうです。。。

 

その前に一次試験もあるし。。。

 

合格発表後にこの反省文を見返して、根拠をもってベストな選択ができるよう考えます。

 

 

以上、ほぼ自分へのメモですが、ご精読ありがとうございました。

各事例の反省は別途アップします。

 

 

※23年11月23日追記

全事例を振り返ってみて、事例Ⅲが外しまくって絶望的になっていましたが、スクール解答も分かれるし、受験生の解答はバラバラなので、それほど悲観的になることもないような気がしてきました。

ざっくり読んでみると無難にまとめているようにも見えます。

 

一方で受験後しばらくは一番できたと思っていた事例Ⅰが他の受験生が書けてる内容を書けていないことが判明。

よく書けたと思っていたのは薄っぺらい内容で満足してしまっていたということなので、根本的に甘かったということかもしれません。

 

ということでスクール解答等もふまえた点数予測はこれです。

56/65/48/50/219

う〜ん。何だかリアル。

 

ちなみに受験直後の手応え兼願望はこれです。

70/55/40/50/215

 

 

 

 

 

試験翌日に試験後の感想みたいのをアップし、しばらく自己採点は楽しみにとっておこうと思いましたが、悶々とした日々を送りたくないので試験2日後の11月14日に自己採点しました。

尚、この投稿は23年11月19日です。

 

 

結果は下記の通りです。

基礎 0/2

憲法 4/5

行政    9/19

民法 6/9

商法 2/5

選択 6/12

一般 10/14

記述抜 136点

 

記述 ??点

問44、Y市に対し、出席停止の懲罰の差止め訴訟を提起した上で、仮の差止めの申し立てをすべきである。

 

問45、物上代位権に基づき、Cに対して甲の火災保険金債権を差押えしなければならない。

 

問46、材料と設計の瑕疵による債務不完全履行を理由に、追完請求、代金返還請求、損害賠償請求をすべき。

 

 

 

記述は今までの過去問や模試と比較すると書きやすかったですが、合格点にはほど遠いですね。

 

難しかったという憲法で4問、行政法の地方自治法以下5問も難しかったようですが、そこも4問正解ということで、普通の人が取れている箇所(行政法総論3問中1問、行政手続法3問中1問、行政訴訟法3問中0問)を落としている時点で学習が足りてなかったんだと思います。

 

逆に言えばフィーリングや一般常識を信じて神経を研ぎ澄まして解いていけばできる問題に設定しているのかもしれません。

 

振り返ってみると全く勉強していない状態で1月頃に解いてみた2020年の過去問は行政法19問中11問、民法9問中4問取れてました。

そこからまさかの行政法の19問中9問。

試験中の精神状態の問題かもしれませんが、悔やまれます。

 

 

それにしても自己採点は盛り上がりますね。

盛り上がり過ぎて家族があきれてました。。。

行政訴訟法が全滅とわかった時は絶望しながらも、その後の正答率が高く、もしや、、、という期待を抱きながらやっぱり撃沈でした。

一般知識は14問中10問でしたが、普通に解けば13問は取れそうな内容だったので悔やまれます。

来年は政経社がなくなって行政書士法とやらになるようで、他の受験生より点数稼げる部分だったので少し残念です。

 

 

今後については中小企業診断士の二次試験が落ちている可能性が高いので、来年の受験は見送る予定です。

やはり9、10月あたりの同時並行はきつかったですし、何より一次試験から勉強しないといけないので。

 

記述の最終結果がわかるのが1月末、その前に中小企業診断士の結果も出ているので1月末に更新予定です。

 

 

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

久々の投稿です。

行政書士試験を受験された皆様お疲れ様でした。

 

中小企業診断士受験生としてはすぐに自己採点するのがもったいないような気がしますし、小心者なのでなんだか怖い気分です。

実際に診断士一次試験は自己採点できずにLECの採点サービスに申し込んでました。

(行政書士試験でも小心者向けのそんな採点サービスがあるかと思ったら、結果が出るのが12月になるものならあるらしいです)

 

さて、受けた翌朝の感想としては、普段ほとんど書けなかった記述が書けたこと、全体的には予想模試とかよりは少し解きやすかったという感じですね。

 

 

 

来年また受けるかもしれないので受験時の実況的なことを残しておきます。

 

約1時間半前に会場到着。

診断士二次試験がおっさんだらけということを考えると女性が多いし、男性含めて全体的に若い。

ヒューマンウォッチングと大学見学で10分ほど費やしてしまった。

 

トイレはギリギリに行こうと思って30分前から始まる試験官の説明直前に。

ところが、説明終了後にもトイレに行かせてくれたので、来年はそれを狙うこととあする。

 

開始してまずは全体を見回す。

それほど長文問題はない印象。

 

いつも想定している時間。

 一般知識  30分

 多肢選択式 12分

 記述式   18分

 基礎法学  5分

 憲法    15分  ここまで80分

 行政法   40分  ここまで120分

 民法    30分

 商法    15分  

計165分、15分残しが基本。

 

いつも通りに一般知識から。

いきなりサミットについての問題で全くわからず少しペースが乱される。

文章理解3問はしっかりと時間をかけて、一般知識全体としてはまぁできた感じ。

14問中10問は取れててほしい。

ここまで29分。

 

続いて多肢選択式。

いきなりほとんどわからなかったけど5分以上かけれないので、渋々次に進む。

半分くらいの手応えで、鬼門の記述式へ。〜45分

 

記述1問6分をイメージ。

1問目はLECの予想模試がドンピシャ、2問目も書きやすかったが、3問目ができそうでできず、3問目だけで12分も費やしてしまった。

今振り返るともう少し冷静になれば解けた内容だったので、悔やまれる。

ここまで69分。予定より9分遅れなので焦る。

 

ここからは問題1から順番通り。

憲法がむずかったという声がインスタやXで飛び交っていたが、いつも憲法はできてないので、あまり気にならず。

ここまで89分。予定より9分遅れ。

 

行政法は直前に問いたLEC予想模試でも19問中9問しか取れてなかったので、それよりはできたかなという印象。

ここまで134分。予定より14分遅れ。

15分遅れまでは想定してたので、もう貯金なし。

ただ、トイレには行かなくて済みそうなのがわかってきた。

誤っているものを選択する問題で逆を解答することが毎回あったので、そこには各法令ごとにチェック。

 

続いて民法。

ここで時間が少し足りないと思って、焦ってしまった。

民法最初の27問目は時効の問題で簡単だと思いながら、なぜか時効の年数が頭から飛んでしまって2つに絞ってさんざん迷ったあげくに間違えてた。

択一では自己採点前の現時点でいちばん悔やまれる問題。

民法は難しくはなかったみたいだけど、とにかく焦ってしまったので、いつも通りに9問中3〜5問くらい取れてる印象。

ここまで167分。予定より17分遅れ。

 

最後に商法。

15分で解くつもりが13分しか残ってない。

いつもよくわからないけどじっくり考えてなぜか5問中3問解けることが多いので、時間かけれなかったことが悔やまれる。

感触はいつも通りわかったようなわかってないような。

5問中2問は取れててほしい。

ほぼ時間残らず179分で終了。

 

 

振り返ると記述3問目で時間かけすぎたのが、後々に響いてきたという印象です。

こんなに記述が書けることもなかったので、途中でも一旦あきらめるというシミュレーションを模試とかでしておくべきでした。

 

ということでほとんど自分へのメモ書きですが、感想と手応えはこんな感じです。

振り返ると記述のおかげで普段の模試よりは点数高いと思うけど、記述抜きでは130点くらいと思われます。

 

自己採点は今夜あたりに。