メディアでは、盛んにサプライズ人事があると予想していた内閣改造。
しかし、小泉首相にしては無難な人事?という印象である。
何故か?
メディアの無責任さは、今日にはじまったことではないが、閣僚名簿が発表された直後の落胆ぶりは、滑稽でさえあった。
盛んに「何か」を探していたが結局何もなく、小泉首相に最も裏切られたのはメディアという印象すら与えていた。
仕方なく?、ポスト小泉は誰か?といった無責任な予想報道に時間を割くのは、相変わらず重要なことは伝えないスタンスは変わらない。
<ここからは、笑われるであろう予断・・・>
さて、一方の小泉首相・・・
先の衆議院選挙の大勝ぶりから考えれば、今回の改造人事は何をしても良かったはずである。
それを行わなかった・・・
いや、それを行えるだけの求心力が無くなっているのか?
選挙後から、小泉首相の求心力の異変を感じさせるものがあった・・・
それは、テロ対策特別措置法の延長問題。
特別国会で、1年延期で可決されたが、当初小泉首相は、延長に消極的だったという。
そして、成立した同法は、2年の時限立法だったものが小泉首相の意向で1年延長になったと伝えられた。
そして、積極的に推進したのは、当時の中川経済産業大臣。
そして、もちろんアメリカの意向。
アメリカの意向でありながら、消極的に対応する首相と積極的に対応する閣僚・・・
何かのズレを感じた。
そして、今回の何の変哲も無い改造人事。
自民党内は、先の選挙で恐怖政治体制となった。
小泉総裁に逆らう者は、粛清される姿を目の当たりにしてきた。
しかし、恐怖政治に従うための動機付けを小泉総裁は与えてこなかった。
それに対する不満のエネルギーが党内に強いのであろう。
もし、今回もサプライズと外向けの人事を行ったら、党内にある不満のエネルギーが残りの任期1年となった総裁に直接向く。
それを押さえるために、党内向けの人事となった。
それが、今回の内閣改造の正体ではなかろうか?
しかし・・・
人事に100点は無い。
だとすれば、せっかくの党内向け人事も色褪せるのが早いだろう。
そして、人事はジェラシーを生む・・・
小泉内閣がレームダックに陥るのは案外早いかもしれない。
その負のエネルギーであるジェラシーが小泉内閣を倒す原動力になったとしても、小泉首相よりマトモな方向に転換しない可能性の方が高く、歓迎すべき事態では無いかもしれないが・・・・
そして、そんな時にこそ民主党は自民党の内部に手を突っ込み、政策の方向性で政界再編を図る動きをとるべきであるが・・・
前原氏も党内にしか目が向いていない・・・
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