今回は
Ref.5513のダイヤルのお話を…
 
 
 
 
 
①MM、mirror dial
1962年~1966年頃まで
 
ここではMMやmirrorでも特殊なダイヤルにだけ触れたい…
 
 
 
Bart Simpson dial
 
 
1965年~1966年頃に出てくる稀なダイヤル
ダイヤルの王冠マークがアメリカのアニメであるsimpsonsに登場するキャラクターBartに似ている事から名付けられたモデル。レアモデル。
左 : Bart simpson    右 : 標準的な王冠
なんか可愛いですね😍
年式的に経年変化しやすい個体が多く,写真2枚目の様な綺麗な個体はさらにレアである。
 
 
 
 
 
 
 
 
Underline(underbar)
主に1963年頃に見られる。
理由は不明で場所に2パターンあり。
 
アンダーバーの理由について
これまた
自分が敬愛するblogであるwatch the river flowオイパペさんが夜光の切り替わりの印という説をとっている。(自分も激しく同意)
面白いので一読を
 
 
 
 
これまた
年式的に経年変化しやすい個体が多く綺麗な個体はレアである。
 
 
 
 
 
 
②mattedial meter-first
1967年頃~1969年頃まで
 
 
・mirror時代のゴールドレターからホワイトレターへと切り替わる。
・深度評価はmが先
 
程度の良い個体(ロング5、リベットブレス、ドット無し竜頭を備えた)は今現在、時計本体のみで230~240諭吉程度。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
③mattedial feet-first(フチ無し)
1969年頃~
 
 
#1. 1型ダイヤル(下サブ)
submariner表記が深度表記より下にある。
660ftの6の字が完全に閉じていないopen6が特徴
因みに…
1型ダイヤルは製造メーカーによって3つに分類されている。
←マニアって凄いですね~😲
 
程度の良い個体は
時計本体のみで今現在、210諭吉前後
 
 
 
1. SINGER(シンガー)社
 
 
OYSTERとPERPETUALの間にスペースがある。
 
Open6
fとtの横棒が同一線上に無い
 
 
 
 
 
 
2. STERN(スターン)社
→Ref.1655やRef.16550のrail dialを作った事で有名なメーカー
 
 王冠が太くややBart Simpson様
全体にやや字間がやや詰まっている。
 
Open6 
fの傾斜がきつく、fとtの横棒が同一線上。
深度表記の=(イコール)の下のSUBMARINERのAの文字が向かって右寄り
 
 
 
 
 
 
3. LEMRICH(レムリッチ)社
王冠がややスリム
 
ペイントがやや薄い。
 
Open6
fとtの横棒が同一線上
Submarinerの字体がやや細い
 
 
 
 
 
 
 
因みに…
これな~んだ?
 
解答は一番下に。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ポイント
→鑑別が難しいのはSTERN社とLEMRICH社
 
STERN社の方が
fの傾斜がきつく、=の下のAが向かって右寄り
(SINGER社は1型で唯一
      fとtの横棒が同一線上に無い)
 
 
 
 
 
 
結構、長くなってしまったので
今回はこれにて終了。
 
2型ダイヤル以降は後日。
 
 
 
それでは
本日は閲覧誠に有り難うございました。
 
 
 
 
 
 
正解は…
1型のSINGER dialでした。