どうも。
持っている時計を見ればその人の性格が分かる。とまでは参りませんが、おおよそ「こういったもの」が好きなのだろう。
と推測する事は可能です。
時計という趣味を長く続けるほどに、その人の時計選びはより自分という人間を色濃く反映していきます。
宝飾時計が多かったり、革ベルトの時計が多かったり、白文字盤が多かったり。
普遍的なデザインだけど、どこか1部分に遊び心があるのがいい。
ダイヤがバリバリついているのがいい。
価値観は人それぞれ。どれも正解です。
自分の人生の経験値を踏まえて自分らしい時計を人は選ぶものです。
よく時計の価値観の議論が起こったりしてますが、
好きなおにぎりの具に、好きなTシャツすら違う人類が全員納得する高額な時計なんぞ存在するはずも無く。
結局自分が好きな時計を「良いものだ」と主張したいんですよね。
小さい頃の男の子の喧嘩が論理を装備した延長みたいなものです。
ところが最近、私が個人的に時計選びのセンスがいい、投機的な立ち振る舞いが上手!と思う時計フリークの知り合いがほぼ全員購入している時計があります。
偶然かシンクロなのか、話してみれば
「あー、買いました」
「予約して受け取り待ちです」という感じなんです。
そう オメガ 東京2020 オリンピック限定スピードマスターのパンダ文字盤 522.30.42.30.04.001 ですね。
私も何を隠そう、発売日初日に予約して速攻ゲットしておりました。
限定2020本、定価680,400円、スピードマスターの手巻きをベースに白と黒のコントラスト文字盤。
ここ最近発売された時計の中ではコスパもインパクトも抜群かと。スペック見た時から絶対買うと決めてました(笑)
と思ってたらやっぱり皆さん買ってましたね。
正直オメガの白黒文字盤は超エリート揃いなのですが、今まで生産数が少なくとんでもない相場になっておりました。
スピードマスター三越の3570.31やアポロ月面着陸35周年など3569.31などが筆頭ですね。
三越は確か300本、アポロが3500本ですかね。
それでも日本市場では130万円以下ではほとんど買う事は出来なくなっております。
そこへ来て、白黒文字盤の新品が680400円?
しかも日本限定販売?
そして先代のアポロの限定3551本よりかなり少ない限定2020本?
もう買う要素しか無い気がしましたね。
何よりオメガの白黒文字盤はめちゃくちゃカッコいいんですよ…
そして私は私の信用した人の時計選びを参考にしています。
パネライのPAM00001とかPAM00372とかロレックスの初期型116520デイトナとか、エクスプローラーIIシングルトリチウムとかロイヤルオークエクストラシンとか。
被ってもいいんです。ここら辺持っている人って個人的に時計センス抜群の方達なので。
周囲の皆様が買っていたのを見ると、枯渇する前にゲット出来て良かったと思います。
昔は誰とも被りたくない。
とか思って時計を買っていた時期もありましたが、今は「みんなに評価されるもの」「自分にしか似合わないぶっ飛んだ時計」をバランス良く持てればいいかなっ。と思っております。
正直好感もってる人と時計が被るのは歳を重ねた結果か全然嫌じゃなくなりました。
カッコいい人が着けてる時計ってカッコよく見えますし(笑)
ともかく最近物凄く欲しい腕時計が無かったですので、良いネタになりました。
せっかくの東京オリンピックですから、モノとして記念に残しつつ飾っておこうと思います。
それでは中身の無い記事でしたがこのあたりで。
ではまたー。