容量の小さなchromebookを扱う上では、サーバとファイルのやり取りできる環境は必須です。私の場合、自室のmacに入れているファイルを居間のコタツで寝転びながら参照したりダウンロードしたりするのに、cx-file-explorerを使っています。
…で、自炊したファイルをchromebookに取り込んで読もうと、接続しようとしたら繋がらない!あれ?
macの設定をいじったりいろいろやったけれども繋がらない。
スマホも同じ。
NASはこれまで通りつながるのですが、自炊はmacに繋いたscansnapで取り込んでいるし、そのままmac上に管理しているんですよね。
うーん。
いろいろトライした結果、やはりcx-file-explorerの問題、バージョン影響じゃないかと。
chromebook, スマホともに1.7.5の最新版になっています。
じゃあバージョンを戻そうと、古いバージョンを公開しているサイトから落とした旧バージョンのapkファイをインストールしようとすると、デベロッパーモードにしないとだめだよと怒られてしまいます。
スマホではインストールできて、macとも無事にSMB接続できました。やはりバージョンの問題でした。
現在のバージョンのリリースノートにはSMB 3に対応みたいな記載があるので、なにか影響が出たのでしょうね。macをサーバにしているような人なんてごく少数でしょうし、mac自体きちんとした仕様になっているのか怪しいところもあるので、しばらくだめかもしれません。
なんとかchromebookに普通に導入したいところ。
デベロッパーモードにすると本体が初期化されてしまうみたい。
ネットを探すと、デベロッパーモードにしなくともapkを導入する方法はあるようです。
Qiitaの記事を参照に対処しましたが、一部記事の記載どおりにはゆかなかったので、備忘録を兼ねて。
ただし、記憶で書いているので間違っていたらすみません。
参照した記事です。ありがとうございました!
環境
ASUS c101pa
バージョン 94.0.4606.124(Official Build) (32 ビット)
以下、記事の章に沿って。
①adbコマンドのインストール
linuxのコンソールを立ち上げて、
> sudo apt update && sudo apt upgrade
これは記事の記載どおりです。
途中で何度か確認を求められるのでyを入れてゆくだけ。
> sudo apt-get install adb
記事は sudo apt install adb となっていましたが、私の環境ではエラーで導入できませんでした。
apt-get とすることで先にすすみました。
②ADBデバッグを有効化
これはchromeOSのバージョン差かもしれません。記事とパスが異なりました。
設定を立ち上げて
デベロッパー > linux開発環境 > Androidアプリの開発 > ADBデバッグを有効にする
再起動後に表示されるダイアログにチェック。
③Androidコンテナに接続
> adb connect 100.115.92.2:5555
記載どおり。これで接続
> adb devices
接続確認。ちゃんと
100.115.92.2:5555 device
と表示されていることを確認。
最初正しく接続されなくて、インストールできませんでした。
とりあえず本体を再起動してみたところきちんと繋がりました。これが正しい手順かはわかりませんが。
④apkファイルからAndroidアプリをインストール
いよいよインストールですが、パスを入れるのは面倒なので、ダウンロードフォルダに落としたapkファイルを、標準の「ファイル」アプリで、
マイファイル>Linuxファイル
の直下に移動させておきます。
もちろん、事前にcx-explorerはアンインストール。
ちなみに1.6.8を選んだのですが、1.7.5が11/30リリース。どこからアウトになったのかわかりませんが、10月以前のリリースバージョンなら問題ないだろうということです。
#その後いろいろやってみて、1.6.9はダメ。安全と言われているミラーサイト(APKMirror)に1.6.8は置かれていないので、1.6.7を使うことにしました。
> adb -s 100.115.92.2:5555 install [ファイル.apk]
ちゃんとmacにつながるようになりました!
途中若干エラー等が出たりしましたが、最終的には上記の手順でゆけたかと。
なお、アプリの自動更新は切っておきました。
今の所、起動時に画面下に 俺の知らねえアプリ入ってるかもね みたいな警告文が表示されるのがちょっとうざい位で、他の影響はありません。