まずは「自分」から脱ぎ捨てる。 | 「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

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今月の一言(って気づけばもう中旬!)。
「心の鎧を脱ぎ捨てよう」
 
信じてもらえないことが多いのですが、
私はかなりの人見知りで、
初対面で人と話すことが大の苦手です。
養護教諭時代も、
初めて保健室に来室した生徒と上手く話せなくて、
いつも4月は緊張していましたし、
新しく異動してきた先生とコミュニケーションがとれなくて、
いつもいつも泣きそうでした…。
 
自分から話しかけることが苦手で、
話しかけてもらうのを待つことが多く(それは今でも)、
そして話しかけられてもどうやって返事していいか分からず挙動不審になる…。
(そんなんでよくYOUKYOUカフェを開催しているよな、
と自分でも思いますが苦笑、
人見知りの人の気持ちが痛すぎるほど分かるので、
YOUKYOUカフェではアットホームな空間を大事にするのかもしれませんし、
そうやって考えてみれば「人見知り」も気持ちの問題なのかも)
 
人見知りって、
「自分がどう思われるのか」
「自分は変なことを言わないだろうか」
「自分を良く見せたい」
という部分が(少なくとも私には)あって。
だからこそ、
自分が傷つかないために、
自分を守るために、
「心の鎧」をまとおうとする。
重ねますが少なくとも私にはそういう部分があります。
 
そのくせ、
「自分を受け入れてもらいたい」とか
「本当の自分を好きになってもらいたい」とか、
そんなことも考えちゃったりするのですが、
よくよく考えたら
「鎧を着て中の「自分」が見えないのに、
どうやって好きになってもらったり、受け入れてもらったりするんだよ!(笑)」
とツッコミどころしかない(笑)
 
ということで、
この言葉をチョイスしたのは、
見事に私自身のためです。笑
「相手が脱ぎ捨ててくれたら、私も脱ぎ捨てるのに」精神ではなく、
まずは「自分」から。
そしてこの「相手が○○してくれたら私も○○するのに」
(相手が謝ってくれたら私も謝ってもいいのにとか、
相手が好きって言ってくれたら私も言えるのにとか、
相手が歩み寄ってくれたら私も許せるのに…とか)
の思考って結局、自分の判断を「相手」に委ねてしまっているし、
何やかんやで自分にとっても(相手にとっても)いいことなんて一つもない…。
 
私もまだまだトレーニング中。
心の鎧、脱ぎ捨ててもっともっと「自分」のままで、と思っています。
 

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