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ぱちここと柏木むつきです。
（YOUKYOUカフェに込めた想いはこちらです)
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昨年から創っている「カレンダー」。
ありがたいことに、残り僅かになっております。
カレンダーを創ってみて分かったのは、
「両立」できないこともあるってこと。
一緒に創っていただいた、
ちばる食堂の市川さんから聴いたのは、
「卓上ではなく壁掛けだったら欲しいっていう人、いるんだよね」
ということ。
確かに、家や職場で使用するのに、
「壁掛け」が良いって思う人、いると思う。
（ちなみに我が家は両方）
それから、
「日曜始まりだったら欲しいのに…」
と言われたことも複数回。
コラボカレンダーは月曜始まりですから。
そしてこの、「卓上」も「月曜始まり」も、
それは私が創る時のこだわり。
卓上「で」ではなく、
月曜始まり「で」ではなく、
卓上「が」良いし、月曜始まり「が」良い。
そう思って創ったから。
世の中では、
「一途にやり遂げる」ことと同じくらい
「両立できることが素晴らしい」
という意見もあって、
「文武両道」なんかはほめ言葉でよく使われる。
だけれど、
たとえば、今回のカレンダーでいえば、
「卓上＆壁掛け」は難しいし、
（工夫すればできるかも？）
ましてや「日曜＆月曜始まり」は不可能っちゃ不可能
（両方のニーズを満たせるよう2種類創る、という手はあるかも）。
そこで、
「壁掛けが欲しい、という人には買ってもらえなくて残念」
「日曜始まりが欲しい人をお客さんにできなかった…」
と思うのはナンセンスだよな、と思う訳です。
この話をすると、
「そりゃ当たり前のことだ」
という声が多いかもしれないけれど、
この「当たり前」のことを、
私たちは時に「当たり前」のはずなのに、
「二兎追うもの二兎得たい」になって、
もがいていることがあるのではないのかな…。
なんてことを感じます。
（もちろん、両立することが可能なことも沢山あるし、
両立することは中途半端なことではない、ということは大前提で）
時には、
「両立」できないからこそ際立つもの、あると思います。
それを「できない」部分だけを見て落ち込むのではなく、
「できない」ことで「できる」部分にもっと光を当てることができれば、
と思うのです。
…とつらつらと書きましたが、
そんなこだわりのあるカレンダーを創ることにトライできて幸せだな（笑）
お迎えしてくださった皆さんありがとうございます。涙
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