そこに「子どもたちへの想い」はあるか。 | 「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

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ちょうど2年前の今日の記事↓

このブログでは、
とある女性の娘さんが、
登校時にぐずってしまった時に出会った養護教諭の話。
 

「ちゃんとした言葉をかけなきゃ」

「プロとしてどう対応したら良いんだろう…」

「自分は“保護者”じゃないから気持ちが分からない…」

そんな風に悩んでいる多くの養護教諭に向けて、

このブログは書いたのでした。

 

昨今、
教育現場についての悲しいニュースが起こり、
私自身も大変心を痛めています。
 
神戸の小学校の件は、
まだブログに書けるほど整理はできていないのだけれど、
報道でいわれていること「だけ」が本質ではないと私は思っています。
加害者、被害者…じゃぁそれ以外の先生は?
昨年度まで在籍していた先生たちは?
他校で知っていた先生たちは?
という素朴な疑問から、
報道に対するその他の皆さんの反応。
学校に苦情電話がいくことで回線がパンクしてしまい、
子どもたちの安否確認や保護者との連絡ができない、ということ。
それだけでなく、
その小学校に電話がつながらないから、
近隣の小中学校に電話をかけてまで苦情を言い、
「ちゃんと伝えておくように」という電話も後を絶たないそうです…。
 
 
すごく悲しかった。
記事を読んで胸が苦しくなりました。
それらのどこにも「子どもたち」がいなかったから。
それらのどこにも「子どもたちへの想い」が感じられなかったから。
 
 
 
それで先ほどの記事に戻るのですが、
その記事で挙げた養護教諭は、

"養護教諭"として、

というよりも、

"一人の人間"として、

保護者の話を聴き、

保護者の気持ちに寄り添い、

保護者の想いを感じ取っていました。

 

そこに「軸」がちゃんとあった。

だから、

私がいつも大事だなって思っている、

「肩書きを超えた存在」として、

保護者と子どもに接することができたんだと思うのです。


神戸の件については、

まだ言葉にできないけれど、

その「根っこ」の部分が共通すると思っていて。

(あくまで私個人の考えですが)

今はここまでしか整理できていないのですが…。

 

あなたが"養護教諭"としてそこに在るのではなく、

あなたが"あなた"としてそこに在ることで、

その肩書きがより一層輝くのだとしたら。

その輝きが子どもたちを照らすのだと私は思います。

 

 

 

 

 

 

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