あの人の「足跡」を知る。 | 「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

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ぱちここと柏木むつきです。

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(YOUKYOUカフェに込めた想いはこちらです)

 

小さい頃から、「偉人」といわれる人の子ども時代の話を読むことが好きでした。

今は絶版になっている『偉人物語』(学研)を繰り返し繰り返し読んでいました。

 

ファーブル、シートン、牧野富太郎。

パスツールにショパン、アムンゼン。

野口英世にベートーヴェンにライト兄弟。

エジソン、ワット、渡辺崋山。

キュリー夫人や津田梅子、ナイチンゲール、ヘレンケラーといった女性の活躍を知って、ドキドキしたのを覚えています。

 

体が弱く家の中にいた私にとって、

本の世界の偉人たちの活躍は本当に「夢の世界」でした。

 

大人になった今も、

各界で活躍されている人の昔を振り返ったインタビューなどを読むのは大好きです。

 

その人の「足跡」を知ることで、

その人の「歩いてきた道」を知ることで、

何だか元気がもらえるから。

 

 

ブログでも度々書いていますが、

私がアーティストの三浦大知さんを尊敬しているのもそんな理由から。

もちろんパフォーマンスは大好きですが、

きっとそれ以上に、

大知さんの歩んできた道の中で考えてきた「想い」に惹きつけられるのだと思います。

 

だからちょっぴり落ち込んだ夜は、

大知さんが今ほど世間に知られていない時のパフォーマンスの動画を観たりします。

今より小さいライブハウスで、

今よりお客さんと距離感の近いステージの上で、

今と変わらず幸せそうに歌って踊っている大知さんの動画を観て元気をもらっています。

 

加えて最近よく観るのは、リトルグリーモンスターさんの動画。

路上ライブや夏祭りでのステージ。

お客さんがほとんどいない中で歌っている動画。

そんな「昔」の動画を観ながら、

「一足飛びで今のリトグリがあるわけではないんだよなぁ…」

と改めてコツコツ積み重ねることの大切さを教えてもらっています。

 

 

 

 

「どうして○○先生みたいにできないんだろう…」

「私なんかがこの学校にいて良いんだろうか」

「どうせ私なんかに夢を叶える力なんてないんだ」

そんな風に落ち込んでしまうこと、ありますよね。

私も養護教諭時代はしょっちゅうでした。

 

今でもそんな風に思うことはあります。随分と減りましたが。

 

手に入れたい未来であればあるほど、

手に入れられない「今」にモヤモヤして。

叶えられない自分に嫌気がさして。

苦しくて悔しくて悲しくて。

そんな気持ちになることなんて、当然のようにあります。

 

そんな気持ちになった時ほど、

大好きな人たちの「足跡」を知る。

憧れのあの人は、最初から「憧れのあの人」ではないのです。

だから自分の「今」に悲嘆するよりも、

自分の「未来」に安心して、目の前の一歩を踏み出せば良い。

 

そんな風に思います。

 

 

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