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自宅は築50年越えの空き家をフルリノベーション

インテリアと家づくりが学べる、一級建築士のブログ

 

 

8日に九州が、9日には四国が梅雨入りしたと発表されました。

 

今年の夏はエルニーニョ現象からラニーニャ現象へと移行し、昨年以上の猛暑も予想されています。

 

太平洋赤道近くの海面温度が、過去最高になるとか…

 

それによって台風の発生確率も高まるんですって。

 

 

勘弁してほしいですね…

 

 

 

それはさておき、まずは梅雨をどう快適に乗り切るか。

 

 

以前、除湿剤について書きましたが

 

 

「湿度を下げる」という意味では、やはり効果は期待できないでしょう。

 

 

 

では除湿機とエアコン、どちらを使うべきか?

 

気になる電気代はどちらがお得??

 

 

正解は上の記事にも詳しく書いてますが、除湿量はエアコンのほうが5倍多く、除湿量に対する電気代もエアコンが1/2という結果になりました。

 

(様々な条件により結果は変わってきますが)

 

要するに梅雨は除湿機よりもエアコンを使ったほうがお得というわけです。

 

 

でも、エアコンの除湿は部屋の温度が下がり過ぎるのが嫌で…

 

と思っている方も多いのでは。

 

 

実はエアコンの除湿方式には「弱冷房除湿」「再熱除湿」というものが存在します。

 

弱冷房除湿はいわゆる一般的な除湿です。

 

空気を冷やして水蒸気を除去し、冷えた空気だけ室内に戻します。

 

なので部屋の温度は下がります。

 

 

一方再熱除湿は水蒸気を除去するところまでは同じですが、冷えた空気を温めてから部屋に戻します。

 

なので部屋の温度は下がらないというメリットがあるのです。

 

 

ですが再熱除湿には電気代が高くなりやすいというデメリットもあります。

 

空気を冷やして再度温め直すのですから、当然と言えば当然です。

 

 

 

この再熱除湿機能は一部のエアコンにしか搭載されておりませんので、エアコン選びの際にはご注意ください。

 

以下は再熱除湿機能を搭載した代表的なエアコン。

 

 

 

 

 

同じメーカーでもシリーズによって搭載してたりしてなかったりするので紛らわしいですね。

 

私は多少電気代が高くなっても再熱除湿機能付きにしたかった…