自宅は築50年越えの空き家をフルリノベーション
インテリアと家づくりが学べる、一級建築士のブログ
もう3月ですが、2023年(築55年目)の電気代を今更ながら公開。
さっそく使用電力量から。
年間合計は5,001kWhでした。
電気料金(楽天でんき)にすると177,823円
光熱費としてはここにキッチンコンロと給湯のガス代が加わります。
(ガス料金は全然チェックしていません。笑)
ちなみに2022年は5,205kWhだったのですが、これがいまいち解せないんですよね。
2023年冬の平均気温は2022年より若干高かったとはいえ、夏は猛暑日が30日近くありました。
なぜ2022年のほうがここまで使用電力が少ないのか。
暮らし方は特に変わってないので…考えられる要因としては、
内窓の設置くらいです。
ただ、内窓の効果は夏よりも冬に発揮されるんですよね。
ん〜謎です…
※先進的窓リノベ事業は今年も継続です。
そんな我が家は今年で築56年目を迎えますが、築52年目でフルリノベーション(断熱改修)を行いました。
それにより電気代に占める冷暖房費(我が家では全体の約6割)は、計算上以前より約70%削減されたのです。
※我が家では暖房もエアコンのみですが、電気代に占める冷暖房費は使用する暖房機器によって大きく変化します。
よって年間70,000円近く電気代が安くなりましたが、もちろん断熱改修工事にも費用がかかっています。
ただこの費用というのが断熱改修だけ行うのか、フルリノベーション工事の一環として行うのか、などによって変わってくるので一概には言えません。
しかし、場合によっては十数年で断熱改修工事費の元が取れる、という試算もあります。
逆を言えば、あと十年程度しか住む予定のない家はわざわざ断熱改修する経済的メリットが少ないとも考えることができるのです。
現在、国から断熱改修系の補助金が色々と出てるとはいえ、その点だけは注意が必要ですね。