一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。

また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。

 

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秋晴れのカラッとした気持ちいい天気が続いていますね。

 

そして日によっては部屋の湿度が40%程度まで下がることも増えてきました。

 

 

ということは、

 

そろそろ加湿器の出番です。

 

 

 

 

楽天市場3年連続売り上げNo.1 

 

今回新たに購入したのがこちらの加湿器。

 

 

 

楽天で2019〜2021の3年連続売り上げ1位。

 

果たして人気通りの実力を兼ね備えているのか、細かくチェックしていきます。

 

 

まずはデザインから。

 

 

インテリア的にこのような家電はあまり目立ってほしくないのが本音です。

 

変にオシャレ感を追求するより、シンプルでスタイリッシュなデザインのほうが空間のインテリアコーディネートを邪魔しません。

 

その点でこの加湿器はとてもシンプルなデザインで、カラーもブラックやグレーがあるので様々なインテリアスタイルに合わせやすいと思います。

 

 

 

 

 

除菌機能は必須 

 

水を熱しない超音波式加湿器が流行ってから、タンク内に発生するカビが問題になりました。

 

ミストに乗せてカビを撒き散らしていたら本末転倒ですよね。

 

 

 

 

これは以前宿泊した旅館に備え付けられていた加湿器のタンク内。

 

 

こんなのを見てしまうと除菌機能がない加湿器は怖くて使えません。

 

ちなみにこれは赤カビではないとのこと…知ってました?

 

 

 

 

今回の加湿器は「ヒーター」と「UVライト」のダブル除菌。

 

これにはかなり期待していますが、ワンシーズン使ってみてから改めて評価したいですね。

 

 

ちなみに昨年まで使っていたこちらの加湿器、2年使ってもタンク内にヌメリやカビは発生しませんでした。

 

 

 

 

今回のものと除菌方式は異なりますが一定の効果は確認済み。

 

ということでモダンデコの加湿器には信頼を置いているわけです。

 

 

 

 

 

 

 

6.5Lの大容量タンク 

 

しかし今まで使っていた加湿器で唯一不満だったのが、タンクの容量でした。

 

2Lではほぼ毎日給水することになり、これがかなり面倒くさいんですよね…

 

しかし今回は6.5L、これからは給水が3日に一度で済みそうです。

 

 

しかもタンクは取り外し可能で以前使ってものより給水しやすい。

 

タンクを外さず上から直接給水することも可能です。

 

 

 

 

 

最大17畳用と書いてあるけど… 

 

ここからは実際に使ってみた感想。

 

ですがその前に、商品説明欄には「木造和室は10畳、鉄筋コンクリート造は17畳までしっかり加湿できます」の記載があります。

 

 

我が家のLDKは25畳くらいあるのですが、果たしてどの程度加湿してくれるのか。

 

実験してみました。

 

 

湿度計は部屋の中心に、加湿器はエアコンの下付近に置いて実験スタート。

 

 

 

 

開始時の湿度は45%でしたが加湿後から徐々に上昇、そして約2時間後には50%に到達。

 

湿度の上昇スピードは内装や空間の大きさ等に影響を受けますが、木造でも20畳程度なら問題なく、「最大17畳」というのもそこまで気にしなくてよさそうです。

 

 

ただし吹き抜けがあるような大空間ではちょっと厳しいかもしれませんね。

 

 

また、我が家のように内装が板張りだったり、珪藻土や漆喰のような塗り壁の場合は調湿作用によって湿度の上昇は緩やかになるでしょう。

 

 

 

 

冬場の湿度調整は加湿器一択 

 

 

2年前、加湿機能付きエアコンを購入したのですが残念ながら期待したような効果は得られませんでした。

 

給水も不要でエアコンで加湿できるなんて最高!と思ったのですが、上手い話はそうそうあるものではないですね。

 

 

 

 

やはり素直に加湿器を使うのがベスト、という結論に至りました。

 

 

また、暮らし方をちょっと工夫するだけでも部屋を加湿することは可能です。

 

「LDKで洗濯物を干す」

 

「入浴後はお風呂の扉を開けっ放しにしておく」など。

 

特にお風呂の扉開けっ放しは浴室のカビ対策にもなりオススメです。

 

 

 

それでも長時間に渡って加湿することは難しく、最終的には加湿器に頼ることになります。

 

 

今回紹介した加湿器はまだ数日間しか使えておらず、冬本番を迎えたら引き続きレポートします。