ご覧いただきありがとうございます。
一級建築士である私自ら設計&デザインした物件について書いてます。
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過去に設計した住宅は全て写真に残してあり、時折見返すことがあります。
「なんでこうしたんだっけ…?」
「今だったらああするのになあ…」
と、過去の自分の設計を反省したりすることもしばしば。
(もちろん当時は最善の設計をしてたつもりです;)
ということで、5年以上前に建てた物件ですが、ナチュラルテイストなものを中心にいくつかご紹介。
ちょっぴりカントリーなナチュラルスタイル。
キッチンをゆるく仕切って半独立型に。
リビング側からの視界をカットしたり、臭いが広がりにくかったりというメリットがあります。
垂れ壁に棚をたくさん付けることもできますね。
デスクスペースは階段下を活用してます。
ちなみにこのようにオープン階段の下に、デスクなどを設けることはオススメしません。
デスク上にホコリが落ちてきて、すぐに汚くなります…
ここのお宅は屋根裏部屋への階段なので、それほど人の行き来がないためまだマシですが。
IKEAのアイランドキッチン。
照明や雑貨なども当時はよくIKEAを使ってましたね。
壁は漆喰塗り、床はパイン材で温かみのある空間です。
ご覧のとおり「赤」をテーマカラーに、インテリアをまとめてます。
このように1つカラーを決めるとコーディネートがとても簡単になりますね。
これまたナチュラルテイストなお宅です。
ここも無塗装パイン材の床で、天井もパイン材、壁はホワイト。
全体的に明るい色味が多い空間なので、家具や照明で濃い色を加わえて引き締め効果を期待。
階段脇の穴ぐらは、キッズスペースになっています。
お子さんが大きくなって使わなくなったら、扉を付けて収納にする予定。
そのキッズスペースの上には、2.5畳のタタミコーナー。
リビングと同一空間にありながら適度な距離感もあるため、ワークスペースやお昼寝に最適です。
子供部屋には作り付けのデスク。
家具を作り付けにすると、もちろん移動させることはできません。
なので部屋の用途が限られたり、模様替えも難しくなくなります。
その辺もふまえて、作り付けにするのかどうか判断しましょう。
この部屋の広さは4.5畳ですが、勾配天井にすることで圧迫感も軽減されます。
パイン材などの無垢材は、年月の経過とともに味わいを増していきます。
そして暮らし始めてから10年後くらいに、無垢材で作られた家は本当の意味での「完成」を迎えます。
木を育てる、家を育てる、こういうったイメージで暮らしていくので、家への愛着もより強いものになるのです。
★ Natural Interiors ★
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