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一級建築士である私自ら設計&デザインした物件について書いてます。
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うちでは定番の板張りホワイト塗装の壁。
あえて板と板の隙間を開けて張ることで、立体感とラフな雰囲気が生まれます。
この板張り壁を選択する理由として、もちろんデザイン的な意味合いは強いのですが、実はメンテナンス性も抜群。
例えば、壁にアートを飾るために開けたビス穴。
ガッツリ穴開いてますが、これくらいの穴であれば補修は3分で終わります。
使うのはダイソーなど100均で売っているホワイトのパテ。
これだけ。
穴にジュウゥっと注入。
指ですり込む、すり込む。
これで終わり。
ビス1本残して3ヶ所を補修しました。
板張りの塗装をちょっと木目が透ける程度にしてるので、なおさら補修跡が目立たないんです。
遠目で見たらまず分からないです。
このメンテナンス性の良さが板張りの良いところ。
ビニールクロスの場合、補修はこのように簡単にはいきません。
クロスの柄や色によっては補修跡が目立つことも…
そもそもビニールクロスは、汚れさせないことを前提にした内装です。
一方、板張り壁は汚れや傷も許容する内装仕上げ。
(さすがにビス穴4ヶ所は補修したほうがいいですけどね 笑)
内装が汚れないように、傷付けないように暮らすよりも、それらを最初から受け入れてたほうが日々のストレスからも解放されます。
そのためにはただ無垢材を使えば良い、というわけではありません。
塗装の仕方、素材の選び方、さらにインテリアや家具などトータルコーディネートが重要なのです。
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