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「もったいない」という言葉、昨今食料品業界では話題になっていますが
住宅業界も例外ではありません。
新築至上主義の日本ではどうも中古住宅に拒否感を抱く人がまだ多いです。
アメリカでは中古住宅が住宅販売全体の8割以上を占めています。
もちろん文化や制度、など様々な理由はありますが・・・
↓数年前の記事ですがそれらについて書いてます↓
空き家問題も何年も前から話題になっていて今後はさらに増加していくことが決定的。
ほんと「もったいない」です。
家自体もそうですが、何よりもお金が!
リノベーションなら新築より3割くらいコストカットできます。
新築で3,000万くらいの住宅が中古リノベなら2,100万くらいで建てられるんですよ。
(もちろん工事の内容によって費用は前後しますが)
ちなみに私の自宅も中古住宅をリノベしました。
築40年以上ですが断熱、耐震補強も行いほぼ新築並みの性能。
それなのに超大幅コストカット。
さらに自治体や国から補助金もどっさり。
もちろんデメリットもありますよ。
家の外観を大きく変えられなかったり、
銀行が融資を渋ったり、と。
良いことのほうが圧倒的に多いのに
中古住宅リノベを拒否する理由がわかりません・・・
before
after
フルリノベーションと言っても全て作り直せば良いというわけではありません。
この物件では既存天井や建具をリメイクしてます。
もったいない精神を持ちながらオシャレな空間を創る。
それがリノベの醍醐味です。
before
after
昔の住宅は天井仕上げにこだわっていることが多いですね。
かっこいいのでもちろん再利用。玄関タイルも。
なにを活かして、どれを壊すかは設計者の知識とセンスにかかってます。
ちなみにこの物件は築60年くらいでした。
この築年数になるとさすがに構造などはかなりの補強が必要です;
いいことばかり言ってきましたが最後に注意喚起
中古住宅購入の最大のリスクは見えない部分の劣化具合です。
例えば土台や柱、断熱材など。壁や床で隠れているところは注意が必要。
給排水管などもチェックしましょう。古い住宅は鉄管で錆水出たりします;
とはいえこれらは素人では判別不可能です。
なので業者や建築士に事前にチェックしてもらうことをおススメします。
最近ではホームインスペクションと言いまして、
住宅診断してくれる業者も出てきました。
そこにお願いしてみるのも良いかと思います。
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