りうりー的房間 -25ページ目

りうりー的房間

個人的、記録的、日記的、な。

これからの人生設計についていつまでも眠れなかった夜。

その翌朝、義父が突然逝去しました。

実父と全く同じ状況での他界となり、呆然としていました。


田舎の長男の嫁として忙しく数日を過ごしました。

同じく色々な方々に支えられ、無事に義父を送ることができました。


そしてこれからの人生をどうするか、が実際のこととして面前に突きつけられています。

初めて満開に花をつけた白モッコウバラともお別れとなるかもしれない。




義母一人となる義実家と、足の悪い実母一人の実家を、夫婦二人でどう支えるかがこれからの課題です。

でも必然のことです。

ベターを探して殿も私も後悔のないようにしたい。


誰も傷つけずに、周りの人たちを大切に、がテーマです。


オオデマリが咲きました。
とはいえ、花が多くて、花自体が小さい😅昨年悩まされた虫は、早めに対策したおかげでなんとか被害は少なめ。切って飾ってもすぐ枯れてしまうので、
短い花期をこのまま楽しみます。


オリーブの根本にはとぼれたかと思われた花が咲いています。
何の手入れもしていないのですが、元気になって良かった。



父が亡くなり相続もまだ途中なのに、今度は義父も体調を崩し、いよいよ人生について考えなければならなくなってきました。

母がいるうちは近くで世話をするつもりですが、長男である殿が殿実家に戻ることになればどうなるのか。
随分前に二世帯住宅を建てて義両親と住むことを提案したら、生きているうちはこの家に住みたい、同居も不要と言われた。
新築となれば義両親も仮住まいせねばならないので、申し訳なくて止めたのでした。

土地は畑がいくらでもあるけれど、家を建てるなら既存の場所になります。

義実家にそのまま入るのは嫌だし、仮に新築なったとして殿がもし先に死んだら私はその縁のない土地に死ぬまで一人で暮らすのか。
私の実家より病院もスーパーも遠い。

実家を私に相続させたいという母には、
弟くんが将来帰ってくるつもり、そして実家も長男である自分がもらうつもりでいたので申し訳なくて断ってしまったし。

先送りしている間に、自分も歳をとってしまった。
慌ててお金の計算をしました。
しても結論は出ないけど。
あちらに気を遣い、こちらに気を遣いしているうちにハマった気がする…。
さて、どうしよう。





亡くなった父の親しい方が、筍を実家に届けてくださいました。

大きなお寺のご住職で、葬儀には宗派を越えてお経をあげてくださった。

毎年、お寺の竹林から採れたての筍を届けてくださるのですが、今年も忘れないでいてくださることに感謝。




睡眠時間を棚にあげ、畑に撒くために父が残してくれた糠で、夜中まで下茹でして一晩明け、今晩の晩ごはんに。
我が家の一番人気、油焖筍にしました。
多めの油で炒め、砂糖と醤油と老抽で煽ればできあがり。
材料これだけとは思えない、とびきり美味しい上海料理です。
筍をしっかり焼き付けるのがコツと言えばコツ。
むしろ胡麻油でなく普通の油の方が、筍の香りを味わえます。

春だなぁ、と思う、既に初夏ですが。
ご住職、そして父に、ありがとう。