FAQ: 翻訳 | The U.S. Patent Practice

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米国での特許実務に役立つ情報を発信しています。

翻訳に関する FAQ です。

 

目次

 

 

 

Q: 機械翻訳は使い物になる?

 

A: なる・・・が、条件付き:翻訳エンジンが出力した訳文が適切にポストエディットされていること

 

弊所で検証した結果、有償・無償に関わらず、一般に利用可能な翻訳エンジンの出力そのままを出願に使うことは現時点では不可能(参考:本ブログ「機械翻訳の精度」)

 

翻訳エンジンの出力をきちんとポストエディットする翻訳者・技術者を擁する翻訳会社などに依頼することが好ましい。留意点として、翻訳文の品質は、ポストエディターの実力に左右される点。人間翻訳と同様、相性の良い担当者をみつけることが重要。

 

内製で翻訳をする場合、翻訳エンジンの使い方がわかれば大丈夫だろう程度の認識でのぞむと痛い目を見る可能性がある。ポストエディットとは、誤った訳文を見つけて再翻訳する作業であり、相応のスキルが要求されることに留意しておく。分野によっては、機械の出力したクレームはほとんど使い物にならず、実質、人の手による再翻訳(つまり英文クレーム翻訳能力)が必要となるケースもある。

 

 

 

 

 

 

Q: 誤訳訂正は可能?

 

A: 可能です。(参考:本ブログ「誤訳訂正」)