パチンコの釘調整について ① | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

今回から、新しい話題「パチンコの釘調整方法」についてです。

とその前に、一応断っておきますと、これから書く内容はフィクションです。

何故なら、パチンコは釘調整をしていないことになっているので・・・。
(釘調整をしないで遊べるかは疑問ですが)


では、始めます。

パチンコ玉の大きさはご存じでしょうか?
 
まぁ、知っていても何の役にも立ちませんが、直径11mmです。

その為、この11mmというのを基本サイズとして、調整しています。

そして、釘を調整する(測る)道具は主に・・・、

板ゲージ(11.1mm~15mm)

板ゲージ

釘調整のメインとなる道具で、天、寄り、道釘、特賞など、ポケット(賞球口)以外は、この板ゲージを使って調整します。
もちろん、"いのち"を調整(測る)するのにも使います。


玉ゲージ(11.01mm~11.09mm)
玉ゲージ

ポケット(賞球口)の調整に使用します。
ゼロイチ(11.01mm)、ゼロサン(11.03mm)といった呼び方をする事が多く「ポケットはゼロサンで・・・」と言われたら、11.03mmで調整します。
(実際は角度も調整するので、指示はもう少し細かいです)


角度ゲージ(0度~9度)
角度ゲージ

遊技釘の角度を測る時に使用。
基本的に、遊技釘は玉を絡ませる為に少し角度を付けているので、新台の釘を一律●度に調整する時に使用します。
他にも、寄り釘ジャンプ釘などの調整に使用する事があります。


基本パチンコ台は、この3種類の道具を使用して調整しています。

続く・・・。
(次回は、少し役立つと思われる情報をお伝えします)


[ 補足 ]
釘調整以外に、大きなウエイトを占める要素は遊技台の寝かせです。

寝かせの角度を4分5厘から、3分5厘に変えるだけで、釘は一緒でも千円で、2~3回転の差が出ます。

寝かせについて、以前、書いた記事がこちらです。
↓↓↓
パチンコの調整で大事なのは、台の傾き(寝かせ)

・・・・・・・・・・・

パチンコやスロット、業界について読みたい・聞きたい記事があったら教えてください。
↓↓↓

10秒でできる!アンケートを送る