自粛ムードが高まっている中、パチンコ店が営業する理由 ② | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回は、コロナウイルス(武漢肺炎)に感染するリスクで言えば、パチンコ店はそんなに高くないと思うことを書きました。

その続きです。


さて、連日のように、コロナウイルス(武漢肺炎)に関するニュースが流れる中、パチンコ店が営業する理由ですが、

自分は、地域経済を潤滑にする為だと考えます。

地域経済

以前、「自粛ムードの時、パチンコ店は出すのか?」という記事の補足として、

(現在の経済の仕組みでは)現金は強い力を持つこと

景気は、お金が循環することでよくなること

を書きましたが、パチンコ店は、その役割を担うのに必要だと思っています。

例えば、パチンコ店は大きな集客力がある為、営業することで、周りの飲食店やコンビニなどのお店に経済効果をもたらせます。

また、パチンコ店で働く従業員は、その店舗がある地域に住んでいる人が多いので、従業員に給与を払うことができれば、その給与を使い、(その地域で)買い物をすることで、その地域の経済が潤います。

そして、地域(お店・経済)が潤えば、またパチンコ店でお金を使ってもらえます。

もし、パチンコ店が休業してしまえば、住んでいる地域のお金の循環が止まってしまうので、不景気になります。

その為、自分が店長をしていた時は、自店の周りの飲食店や銭湯の割引チケットを配ったりして、地域にお金を循環させる事を心掛けながら、営業していました。

多分、続きます・・・。
(終わりにします)

[ 補足 ]
このような自粛ムードは、東日本大震災の際に経験しました。

そして、その時に考えさせられた出来事を書きます。

それは、原発事故の影響により、電力が不足するという名目のもと、パチンコ店は時短営業を余儀なくされ、自店の地域では、ネオン(外灯)が禁止されていました。

しかし、ネオン(外灯)は外の駐車場にあるタイマーでセットしていたので、タイマーを切るのを忘れてしまい、夕方にネオンが点灯してしまいました。

すると、ネオン(外灯)を点けていることによる苦情の電話が掛かってきました。

なんで、外灯を点けてるんですか?
 あなたは、今の状況を理解しているんですか?

 
こんな時期にパチンコなんかやっていて、恥かしくないんですか?

といった内容のものでした。

この電話は、自分の心を"ざわ"つかせました。
ざわざわ

と言うのも、

震災発生から1週間後に、自店(会社)は物資が不足していた市に備蓄していた消耗品を寄付しているし、この状況のなか、パート・アルバイト含んだ従業員の給与(雇用)も確保するべく、頑張っていたからです。

この時に、自分は「パチンコ店が存在している意義」というものを真剣に考えました。

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