玉数(メダル数)を少なく計数する計数機(ジェットカウンター)は存在するのか? ① | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

パチンコ店がおこなう違法手口の定番として、噂されることが多い計数機(ジェットカウンター)

一般的によく言われているのは、●●●●玉(枚)以上流したら、●%をカットして計数するというもの。




では、実際にそれをおこなっているパチンコ店があるかと言うと・・・、

多分、あるとは思います。

何故なら、計数機自体がそんなに複雑な作りにはなってないので、やろうと思えば可能だからです。

ただ自分は、そういった商品を販売している業者に会ったことがないのと、導入しているホール店長(責任者)にも会ったことはありません。
(まぁ、他人にそんなことをバラす人はいないと言えば、それまでですが・・・)

その為、導入しているホールは、パチンコ店全体で、0.3%(1,000店あったら3店)ぐらいではないかと思います。

導入しているホールが多くない理由としては、税務署の調査が厳しいというのがあります。

例えば、計数機に細工をした場合、店全体のデータに歪みがでます。

それは、誤差玉(誤差メダル)という数値に反映されるのですが、このデータが毎日のように大きな数値が出ていたら、税務署に疑われます。

もちろん、誤差玉(誤差メダル)の数値を、遊技台を打ったことにすることも可能ですが、そうすると売上金額に歪みがでたりと、疑われないデータにするには結構な労力が必要なのです。

オーナ社長だったら、面倒な作業でもするかもしれませんが、サラリーマン店長は面倒くさいのでしないと思います。

逆に、サラリーマン店長が、自店の成績を誤魔化すためにおこなう可能性もありますが、半年もやっていれば、おそらく本社(本部)が気付きます。


つまり、仮に違法な計数機を導入したとしても、

スイッチON!、コレで坊主丸儲け!!」といった単純なものではなく、

導入したならお客様にバレないようにするのはもちろんのこと、税務署の目などもかいくぐらなくてはならず、面倒くさいわけです。

ただ中には、

僕(私)は少なく計数されたことがある!

といった経験をお持ちの方がいるかもしれません。

それについては、また次回・・・。


[ 補足 ]
現在は、各台で計数できるシステムが増えてきたこともあり、店側が不正をするのはさらに難しくなっていると思います。

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