管理者便り -746ページ目

追求できるという事

“好きこそものの上手なれ※”という諺があるが、機会があって、
プロゴルファー石川選手の小学校6年生の時の作文を読ませて頂いた。
アメリカ大リーグで活躍するイチロー選手の作文も非常に有名で、
よく取り沙汰されるが、共通するところが多くあった様に感じる。
また、自分の小学生時代を振り返り、違いの大きさに驚かされる。
 
勿論、情報の手に入れ易さにという面で環境の違いはあったとしても、
それよりも何よりも、上達する方は、ヤハリ熱中度合いが、
ズバ抜けているという事に気付かされる。
熱中する事で、年齢や立場等関係なく、ドンドン情報が手に入り、
そして「上達」に対して貪欲になり、さらにレベルが上がる。
レベルが上がれば、相応の出逢いがあり、更なる上達を目指す。
その善循環が、求めれば求める程、得られるという事に間違いない。
 
営業として、如何に御得意先のお役に立てるか?という事に、
誰よりも熱中している者は、確実に誰よりも、お得意先の情報を
手に入れ、更なるお役立ちのステージへと上がる。
クリエイティブして、常に上を目指す者は、自然と物の観る観点
を研ぎ澄ましていく様な環境に自身を置く。
 
結果は心が決めると、よくよく代表に教示頂くが、
正に、「熱中する事」、「追求する事」が、出来るというその心を
持てるかどうか?、その情熱があるかどうか?、最初の立志が
どれだけ強く堅いものかどうかで、全て結果が決まる。
 
責任者の立場を賭して闘っている7月度も、いよいよ今週の動き
如何によって、その結果が出る。
そして、今週の動きとは、前週までの準備如何という事になる。
また、前週までの準備をどれ程に追求する事が出来たか?が、
その者の「成就したい!」という心の強さなのである。
 
 
 
※好きな事には自然とそれに熱中するから、上達が早いという事



新 博明

成果を出すための時間

24時間365日やっておりますよ、とはよく営業マンが顧客に対して言う
言葉であるが、果たしてこれは顧客にとって良いことなのかどうか。
いつでも対応いたします、という意味においては問題ないが、人が一睡
もせず、休みもしないで最高のパフォーマンスを発揮できることはない
から、結局は顧客にとって良いこととは言えない。
例えを大げさに捉えすぎているが、例えば思考というのは寝ている間に
論理的に構成されるらしく、だからアイデアに困ったら短時間の睡眠を
取ればいいだとか、昼寝の時間を設けている学校もあるらしい。
睡眠時間や休みを取りましょう、ということを言いたいのではなく、脳
の働きを考えた時、「時間で働く」間は大半が作業の単純労働であり、
価値の低いものだということである。
求められているのは最終的に「モノ」であるかもしれないが、それを導
き出すための考えやアイデアがいる。

「今の仕事の中で一番時間がかかっているのは何ですか?」



寺内 不二郎

恩は恩なり

この週末私用にはなるが大阪で親戚の結婚式があり行ってきました。父方の親戚の集まりにて久々の再開の機会ともなりました。なかなかこういった機会でもない限り会うこともないため有意義な時間となりました。今回は仏前結婚式で北御堂というお寺で行なわれ、初めての形式で勉強にもなりました。(親戚の名字は出雲といいお寺関係だったとか)、その後、披露宴は梅田の堂島ホテルにて行なわれ、こちらも非常に良いものでした。
さて、この披露宴、だけではないのですが、父方の親戚の中でも一際目立ってしまう人物がいつもいるのです。私の父の兄にあたる伯父さんで、兎に角誰とでも打ち解け、誰とでもすぐに仲良くなるし、絶対的なインパクトを残して去っていき、周囲からは後にお前んとこの伯父さんさぁ、、と思い出話にでてくるような。。この伯父さんは本当にすごいなといつも感心させられるのですが、今回の結婚式でも袖擦れ合う縁をも活かし、多くの人から慕われていました。その伯父さんに興味本位で”何故誰とでも打ち解けることが出来るのか?”を質問してみました。すると大きくは三つの答えが返ってきました。
一つは”皆同じ人間である”ということ、同じ人間皆仲良くして当たり前、ビビることは何もないと。二つは”相手の話に耳を傾け、一生懸命に聴くこと”、それが意外に皆できないこと。そして最後に人からホントの意味で”好かれること”と教えてくれました。好かれるためには一生懸命でなくてはならない、興味を持たなければならない、普通ではならない工夫をしろと。
当たり前のようでいてなかなかできないことをやってのける人はやはりすごいなと感じます。本人曰く緊張しいだと言いますが、、、全然そうは見えません。
また伯父さんからは次のようなことも教えられました。「いいか、お前の今があるのは多くの人に支えられ、心配され、応援されてきたから、その恩を受けて必ず恩で返すんだぞ。しかも早ければ早いほどいい、返せなくなってから気付いても遅いッ。受けた恩は恩で返す、”恩は恩なり”渡辺家で教えられてることだ、覚えとけッ!」と。本当に感謝力も人一倍、誰かが喜ぶ姿を見るのが好きで、お酒が好きで、話が好きで、歌が好きで(特に千昌夫)、すぐに泣いてしまう感動しいで、愛嬌のある伯父でした。
この伯父から学ぶことが多く、今回の再会では本当に周囲から支えられて今の自分があることを考えさせられ、また人と接することに対しての学びの多い時間となりました。これは家族間だけではなく、人生において関わる人すべてに当てはまること。恩は恩なり、、、しっかりと受けた恩を感じ、恩で返していく。そしてそれは仕事においてもそう、お世話になったクライアントにさらに良い提案を、費用対効果を、今まで以上の感動やワクワクを与えていくことがそれにあたるということ。改めて意識して臨んでいきたいと考えました。



渡辺 直貴