管理者便り -745ページ目

目標にくらいつけ!

今期も始まって既に一ヶ月が経過した。140%の成長を目指している今期において非常に苦戦を強いられる初戦であったと感じられる。やはり、分かっていた事かも知れないが、今までのやり方や今までの商品では到底大幅な成長はしていく事が出来ないと強く強く実感する事となった。特に『限られた時間の中で成果を作る!』事を考えると今までの商品では物理的に不可能であり、先の戦いを見据えた上でもまだまだ創意工夫が必要である事も合わせて実感した。

しかし、組織も人も当然であるが、急に変わる事は出来ない。今月の失敗を一つ一つ真摯に受け止めて、今期における変化・成長に向けて改善していきたく思っている。出来なかった事を否定的に捉え可能性を潰す事だけは特に新たな事にチャレンジしている以上一番してはいけない事である。しっかりと自分に言い聞かせ今月とは全く違う来月を迎えられるようにしていきたい。

その為にも、改めて設定している目標にトコトンこだわっていきたいと思っている。今期の目標設定は過去の延長線上には設定していない。あるべき姿から設定している目標である。あるべき姿とは、僕らの目的である会社の成長であり、六方向満足経営の実践である。正直足元が厳しくなればなるほど、まだまだ揺らぐ自分がいるのも事実である。見える目標に再設定したり、見える商品の販売や見えるやり方で戦っていきたい。正直今程度の目標ならそれでも通用するし、メシは食えるのではないかと大きく揺らぐのである。しかし、中途半端は逆効果である。3年後~5年後の名古屋のビジョンを見定め、10年後の会社のビジョンを見定めた以上、苦しくても新たなやり方で新しい商品で徹底的に挑戦していく必要がある。先般より代表より指導頂いているが、まずはしっかりと顧客の声を聞きながら体以上に頭を働かせて(苦手であるが。)目標に対して死に物狂いでくらいついていきたい。



佐野 太祐

言葉の力

毎週書かせていただいているこの管理者だよりのテーマを選ぶ時には非常に悩みます。今、メンバー皆に伝えるべきは何かを。しかし、振り返ってみるとその時、自分自身に言い聞かせたいことを書いているような気がしてなりません。


責任者という立場を与えていただき、メンバーと共に仕事をさせていただいている中でも、やはりまだまだ壁にぶつかることも多く、悩むことも人一倍ある弱い人間であると感じています。そんな時に自分自身の支えになってくれる一つに「言葉」というものがあると気が付きました。


座右の銘という程大それたものではないですし、ある一つの言葉を大事にしている訳ではないですが、自社の社内で飛び交う肯定的な言葉一つ一つを改めて思い返し、考えることで自身の気持ちを奮い立たせることができていると感じられることがあります。


「言霊」と言われるように、想いの乗った言葉には何か特別なパワーが宿り、その発せられた言葉一つで人を元気に、また勇気づけてくれることがあります。
一つでも多くの肯定的な言葉をメンバーに与えられるように、また、この管理者便りを書かせていただいている中でも読んでくれているメンバーに対して少しでも何かを与えられるようにしていきたいと改めて思います。


そして、肯定的な言葉が飛び交う社風を守るために、与えられた場を一つ一つ全力で取り組んでいく。そのことが必ず企業の成長にも自身の成長にもつながると信じています。
そしてその体験から得る言葉をどんどんと皆に伝えていけるように、明日からもまたみんなで頑張っていこう!!



二村 尚哉

ビジョンを具体的に、明確にしよう!

昨日カンブリア宮殿というテレビ番組でソフトバンクの孫社長のお話しを見る事が出来た。その中でビジョンについて話しをされていた。ビジョンとは一度その場所へ行って見てきた位『具体的に』『明確に』話しを出来る必要があるとおっしゃっていた。そして、ビジョンの位置付けとしては、理念があり、ビジョンがあり、戦略・戦術・計画という順番である必要があると話をされていた。300年ビジョンを語られ3年~5年は短期計画に過ぎないと話され、ビジョンが明確であればぶれないはずであるというお話しは非常に印象的であり勉強させて頂いた。

僕は今日の飯が食えなければ明日の飯は無いという考えで戦っている部分が多くある。足元の業績が無ければ未来は無いと思っている訳であるが、未来を明確に見据えていないから足元の業績に右往左往する部分もあるのではないかと思わせて頂いた。弊社も10年後のビジョンを代表に明確に打ち出して頂いている。正直まだまだ一度見てきた位具体的に明確に語れない状態であるなと感じる部分がある。

当然、人は今にしか生きる事が出来ない以上、今の対して全力投球し、足元業績にもこだわっていく必要はある。ただし、こだわる、頑張る方向性がどこへ向かっているのかを明確に把握しているかどうかで、今やるべき事もぶれないものが出来上がり、手にする『成果』も大きく変わってくるのではないかと思う。

打ち出して頂いているビジョンは、僕らの夢(衆知)を集約し創りあげて頂いたものである。10年後自分が一体何をやっているのか更に更に明確にし、具体的にした上で、今自分がやるべき事が出来ているかをしっかり見直していく必要がある。正直少し考えただけでもまだまだ足りないと焦る部分がある。ただし、焦りながらでも全員が一歩一歩未来に向かって進んで行く事がビジョンの達成になるのではないかと思う。改めて常にビジョンを見据え、今をきりひらいていきたいと思う。



佐野 太祐