管理者便り -735ページ目

スピード

経営の5Sと言われる5項目の中に「スピード」がある。
ピーアンドエフ5つの与えの1つでもある。

何故、スピードが大事かというと単純に
スピードの遅い人の2倍のスピードで作業をすると、
同じ時間で作業量が2倍できるからである。
決断を早くすればするほど早く進捗させることができるからである。
また、時間に対する基準はみんな同じだからである。

スピードを速くするためにはまず、生活のすべてのテンポを
速めることが大事である。
早起き、早飯、速読、歩くスピードなど常にスピードを
意識しておくことである。
実際にある企業では新入社員の採用テストの際に
弁当の食べるスピードで合否を決定していたという話しもある。
タイムマネジメント能力が成果を決めるということ。

特に今月は部長からも「拙速」、「巧速」というテーマも頂いている。
全てにおいてやりながら、進めながら
スピードを持って変化、行動していこう!



三浦 邦元

未来を創る

松下幸之助さんの有名な話で、ある時松下幸之助さんのところに長い
時間をかけて苦労して作った新しい商品を持っていった時の話がある。
「いいもん作ったな、よう頑張った。さぁ明日からこれが売れんよう
になるほどの良い商品を作ってや」と伝えたという。
労ってはいるが、続けて新しい商品を作れという。
これは松下幸之助さんの厳しさを表しているのと同時に、常に自分達
は激しい競争の中にいて、自分達のすぐ後ろにはライバルがいるとい
うことを示唆しているのである。
つまり、完璧な商品というものはなく、必ずまた同質の新しい商品や
サービスが生まれてくるものであり、ならばライバルではなく自分達
がさらに新しい未来に向けたものを作っていくべきである。
一つ言える事は、今までと同じことをしないこと、足下での同質の競
争に巻き込まれないようにすること、常に自分達が未来を創ることで
ある。

「競争に負けないためにはどんなことをすればいいですか?」



寺内 不二郎

得るは捨てるにあり

今日のいい言葉に書いてありました。

『誰かを選ぶことは、誰かを傷つけることでもある。
その勇気はもち続けなければいけないし、
悪や痛みは引き受けなければならない』と。

何かを選ぶことは、その反対を捨てること。
時には、それ以外のものすべてを捨てることにもなります。
選ぶということは勇気のいること、とも言われています。

チャレンジを選ぶのであれば、既成概念は捨てなければならない。
新しい自分、新しい人生を選びたいのであれば、過去の自分、延長線上の人生は捨てなければならない。
仕事で成果を残したいのであれば、何を捨てなければならないのだろうか?

何か得るものがあれば、捨てるものもある。
何か得たいものがあるのであれば、何かを捨てる勇気も必要である。



森 隆史