管理者便り -733ページ目

楽しい話しの裏に苦しみあり

先週末は今期より会社として取り組みを始めた
「考える会」を大阪本部全体の合同考える会として
実施した。

今回はみんなで飯を食べながらそれぞれが様々な
発表をする場となった。
私も発表をさせてもらったのだが
自分自身のピーアンドエフでの歴史を話しさせてもらった。

その中で自分自身も感じたこととしては
過去の話しで面白おかしく、楽しく話しできる話しは
大体が大変だった時、辛かった時、苦しかった時の話しである。

当然、出来事自体楽しかったことなどもたくさんあるが
後々話しをしていて盛り上がるのは大変だった時、苦しかった時のことが多い。
何故か、やはりそれだけ一生懸命であり、本気であり、乗り越える為に
今以上の力を発揮し成長するタイミングだからではないだろうか。

今、大変だったり辛かったり、苦しかったりすることは
乗り越えた時、将来必ず楽しい話しとして話しをできるだろう。
その話は間違いなく自分にとっての財産である。


「人生に夢があるのではなく夢が、人生をつくる」



三浦 邦元

やりきる!

いよいよ9月の本格的な戦いが始まる。新商品も投入し今期大方針であるグレードアップへ向けてより以上のお役立ちをしていくべく全力で戦っていきたい。その中において限られた資源と限られた時間の中で何を大切にし何を優先していくかをしっかり考えていく必要を感じている。

以前代表より『出来なかったのか?、やらなかったのか?』という質問を頂いた事がある。たしか文献提出や清掃活動など大切な事であるが、自分の苦手分野となっている取り組みに対して『業務が多忙で時間がなく出来なかったんです。』と答えた事に対して頂いた質問だったと思う。御指摘頂いたが、ご飯食べる時間・寝ている時間があるにも関わらず、時間が無く出来なかったという解答は非常に矛盾している。結局は『やらなかっただけ』という事実に気付かせて頂く事が出来たというのをよく覚えている。

上記の質問に関しては、大切な事に対して、自分の優先順位が間違っていたという話しであるが、改めて大切な事はなにか?を把握し、やらない状態を作らないように優先順位を上げていく必要がある。最近よくよく思う事でもあるが、正解は自分の中にある。それぞれのPM(ポジションミッション)によって大切な事は変わってくる部分もあると思うが、今自分が何をやった方がいいのかは頭では理解している事は本当に多いのではないかと思う。

我々は9月において過去最高のお役立ちを狙っている。ルール無用で自分達の信じる道を突き進みたいと思う。我々の向かっている方向に間違いは無い。今一度方針を見て、理念を見て何が大切なのかという部分を自分の中に落としていきたい。そして、絶対に『やらなかった』という結果だけは作らないようにしていく。部署や立場の垣根を越えて、全員でやりきったという状況を作っていきたいと心から願う。



佐野 太祐

先行管理・先行指標

常々言われることでもあるが、企業経営において先手を打つということが主体性を生み、余裕のあるより良い経営力となって現れる。
常に3分1の投資、、、組織として、当然個人の活動としても1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後、できれば半年ぐらいまで見通して、今何をすべきかを考えていくマネジメントが理想。これが先行管理。例えば、自社の受注までの商談期間が平均で3か月とした場合、最低でも3~4ヶ月後までの受注見込みを把握して手を打っておかなければならない。いざ当月の売り上げが足らないからといって焦って手を打とうとしても商談成立に3ヶ月を必要とするのであれば時すでに遅しとなってしまう。そうではなくて3~4ヶ月後の受注見込みが少ないと把握できた時点で手を打つ。この段階で手を打つから戦略的に成果へと繋がっていく。前月の結果を集計し、あれやこれや結果管理をしているだけではすぐに伸び悩む。悪い結果であれば尚更泥沼的に対処は遅れていく。各自がこうした先行管理を意識し、そのスタイルへとシフトできれば行動に余裕も生まれ、新たなチャレンジを容易にし、戦略における成果を感じられるようになる。
そしてもう一つ、先行指標。例えば、受注や売上は結果として出てくるものであってこれを視るだけでは結果指標による管理であり、これらの結果が出るまでの事前のプロセスにおける指標自体を先行指標という。各自が行なっているPDCAなどもそれにあたる。先行指標があることでマネジメントサイクルの速度が増す。そうすると軌道修正の機会も増え、机上の空論の実現性も高まってくる。理想が現実化していく。
先行管理・先行指標の管理ができるようになれば、会社、組織、部署やチームそして個人も強くなる。
やってみなければわからない、月末に締めてみないとわからない、月末の追い込みで何とかしよう、などといった結果頼み、神頼みのスタイルからの脱却、それによる業務プロセスのロス、コストや手間の排除を成し得なければならない。各自が先手先手の管理、指標を常に見据えて、考えて、行動に変え、戦略的に価値ある勝ちを手にしていこう!



渡辺 直貴