オゾン療法について
オゾンの一般的な普及事例から、産業や環境分野でのオゾン利用が目立っていますが、
実は、医療の分野でも、オゾンの可能性はまだまだ底しれない世界があります。
私は、医学的な知識は皆無に等しいですが、
個人会員として参加しております「
日本医療環境オゾン研究会」では、
オゾン療法についての啓蒙と正しい普及に努めています。
ここで得た「オゾン治療」に関する知識ですが
オゾン療法について
- 大量自家血液療法(MAH : Major Autohemotherapy)
完全に衛生的な管理のもとで、特殊な器具を用いて、オゾンと自分の血液を患者の体外で反応させ、
オゾンと反応した血液を再輸血する療法

血液中の赤血球や免疫担当細胞などを活性化する。
・動脈循環不全
・感染症
・免疫不全が背景にあって起こる疾患(相補的治療)
・慢性疲労症状群 肩こり 眼精疲労 リウマチなど
・糖尿病によるレイノ症
※大量自家血液というが、通常は50~100mlほどの血液です。
※オゾン4000ug (オゾン濃度40ug/mL 酸素を100mL)
※基本的には医師にしかできないはず???(未確認情報あり)
※1回15000円ぐらいが相場のはず。(聞き取り調査)(高いところもあり)
- オゾン/酸素混合ガスの直腸注入
オゾン耐性注射器を使用して、オゾンガスを直腸に注入する方法
※家畜やペット(犬猫)にも多く行われている。
※獣医師の参加が増えている
- 少量自家血液オゾン治療
静脈血3~5mlをオゾンと反応させた後に筋肉注射
- 陰圧オゾンガス適用、経皮オゾン浴
潰瘍、火傷、創傷などの治療に、オゾンガスを外部に漏れないようにプラスチックカップなどでかぶせて接触させる
- オゾン水による治療
オゾン水(2~4ppm程度)を流水で湿潤・洗浄に用いる。
重度火傷や歯科口腔処理の殺菌、治癒に有効
褥瘡(トコズレ)やアトピーなどの皮膚表面の化膿、黄色ブドウ球菌などの減菌にも低刺激で有効
- オゾン化油による治療(オゾン化オリーブ油)
幹部に薄く塗るだけで良い。
褥瘡、瘻孔、皮膚潰瘍、創感染症、痔ろうなどの難治性の治療
真菌、真菌様皮膚感染症患部の殺菌や治癒促進
など、
オゾン療法は、お金もかからず、意外と歴史も古く行われている治療方法です。
話は少しそれて、医療とは全く関係ありませんが、
オゾン化粧品は、化粧品ですけど、、、
オゾンのことを知れば知るほど、ただの化粧品とも思っていません。
ニキビやアトピー性皮膚炎などのトラブル敏感肌の方からも
クチコミ効果でリピートしていただいている理由は・・・・・???使用期限が極端に短いのは???聞いた話では、
オゾンセラピーは、1915年から、ドイツやイギリス、フランスなどのヨーロッパを中心に
広まっており、ドイツでは既に1200万以上の治療例がある。
チャールズ皇太子が、祖母である皇太后クイーンマムに勧めたことでも有名
参考文献は下記
・日本医療オゾン研究会 会報、増刊1,2,3号、講演要旨集
・オゾンハンドブック(日本オゾン協会)
PS:
オゾンでアンチエイジングや血液クレンジング(造語)、オゾン血液洗浄(?)などと
最近ネタ系のTVや雑誌で取り上げられることも時々あるのと、
2~3分の映像で、視聴者ウケするような作り込みになっているので、
またまた、まだまだ、ごちゃまぜの伝言ゲームの模様ですが。。。。
これも過渡期ということで、いい方向にとらえましょう!
誰でもどんなことでも、誤解もあれば間違いもありますしね!?
力のある団体が決して排除の方向に動かないように願っております