頑固な冷え性を大腰筋と腸骨筋のトリガーポイントを例にして考える。 | 【鍼使用本数日本一の治療院】鍼師おざわの治療哲学Blog

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本日は大腰筋と腸骨筋について。

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①が大腰筋、②が腸骨筋です。

①+②を腸腰筋と言います。

股関節最大の屈曲筋で、90度屈曲状態から更に屈曲する時に使います。

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(腸骨筋の図)

体幹のトレーニングで最も重要視してよい筋肉です。

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大腰筋は腰の筋肉の様なイメージがありますが、実はお腹側から見た方が見やすい筋肉です。



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構造医学的なお話になりますが、腸腰筋にトリガーポイントがあると股関節の痛み以外に頑固な冷え性が起こる事があります。

上の図の様に、腸腰筋の前には腎が存在しており、腸腰筋の血流不足や運動機能低下により腎の冷えにつながります。

すると、頑固な冷え性・夜間頻尿・足の浮腫みなどが出現しやすくなります。

時に下痢症状などが続く場合にも腸腰筋の治療を追加する事があります。


体幹トレーニングとして腸腰筋が注目されています。

特にこの冷える時期は足先を温める事も大事ですが、頑固な冷えがある場合、股関節の筋に注目してみるのも良いかと思います。




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