八王子高尾 ピアノ教師 の日記 -80ページ目

八王子高尾 ピアノ教師 の日記

桐朋学園大学ピアノ科卒業後個人でピアノを指導しつつ演奏活動を続けております。八王子市高尾駅より徒歩5分です。
皆様と音楽やピアノについて、交流ができれば幸いです。ピアノについてのご質問等も是非お寄せ下さい。
oyuki42koba☆yahoo.co.jp ☆を@にかえて下さい。

友人が、ショパンの愛用したピアノ、プレイエルを聴く機会があったそうです。

最近は広い会場でのコンサートが一般的で、ピアノもほとんどスタンウェィです。
金属のフレームで、美しい正確な大音響が出ます。

プレイエルは、噂通り柔らかいデリケートな音だったそうです。
当然会場もホールでなくサロン。
耳をふっと撫でられた様な・・・・心地良い柔らかい音だそうです。

「ショパンって・・・やっぱりピアノの小品なの。これを聴いて・・・・涙出た~~」
と感動してました

う~ん・・・聴きたいな~~、なんで誘ってくれなかったの

特に素朴な小品・・・マズルカ・・・広い会場のスタンウェイでなく、サロンのプレイエルで聴いてみたいです。

ピアノと一口に言っても、時代で楽器が全然違います。
詳しい事は、よーく調べます(笑)・・・・それから触れたいと思います。

これはプレイエルのピアノでの演奏ではありません。
私の好きなツィマーマンの演奏を紹介させて頂きます。

これをプレイエルで素敵なサロンで聴いてみたいな~~・・・
というのが、今回の投稿の目的・・・・・手抜きで調査不足ですみません!

若き日のツィマーマンの演奏です。
・・・・このピアニストのショパンのマズルカ、宝物の様です。
http://www.youtube.com/watch?v=lNWJt4orpZc&feature=related

こんな風に素朴な曲を演奏するのは、難しいです。




ピアノレッスン、ピアノ教室でも、最近脱力に触れる事が多くなった様に思います。
ご自分で練習される際も、少し意識を持って頂けたら嬉しいです。

肩や肘、腕に力が入っている場合は、明らかに全体に力が入りすぎです。
ご自分で緩めてみて下さい。自覚しやすいので、是非・・・

私はわざと生徒さんのすぐ横に立ちます。
肘が突っかかって先生邪魔だ~~・・・・ではありません!
肘を張るあなたが悪いのです(笑)

手首は自覚できないので、直接指導しないと難しいです。
練習を重ね、突然これが感覚的に理解できると、がっかりしますよ。
「こんなに楽に弾けるの~?」

曲を練習する際に、弾きにくい部分があると思います。
その部分を思いっ切り分解して、片手ずつゆ~~~~~っくり取り出します。
弾きにくい所があるはずで、その時手首に余分な力が入っています。
鍵盤に手を置いたままにして、手首を緩めて下さい。そのまま次の音を弾いてみて下さい。

急がば回れ、ゆっくり自分の音を聴き、身体の感覚を感じながらゆっくり練習する事が大切です。
ゆっくり弾く時に、出来あがりと同じ様に丁寧に弾く事が大切です。
ゆっくり弾くのは難しく大体速くなります。ゆっくり弾ければ速く弾けます。

大変ですが、耳と感覚を集中しゆっくり練習するのが、一番効果があります。

とはいえ、楽しくないので、無理せず適当に妥協しながら、時々やってみて下さい。

例)
ショパンの幻想即興曲
脱力できていれば、軽々指が動き、一切疲労感やつっぱりはありません。
ちょっと指が動きにくいぞ!手がだるいぞ!という方
・・・・・一度ゆ~~~~っくり片手ずつ分解してみましょう。
きちんと正確に弾けてますか?

ピアノ奏法の難しいテクニックの一つに、レガート奏法というのがあります。
音を滑らかに繋げて弾きます。

先日、小学校5年生の娘さんにピアノを習わせているというお父様にお会いしました。
お父様自身もピアノが大好きで、熱く色々なお話をして下さいました。

「今レガートを練習しているんです。毎週レッスンで言われてやってます」
「指を寝かせて弾き、次の鍵盤を押さえ、次の音をちゃんと聴いてから前の鍵盤を離すのですね」

他の先生を批判したくありません。でも本当にこの様な教え方をされているのでしょうか

前後の音が一緒に鳴る事はありません。
前の音の鍵盤は次の鍵盤を押さえた瞬間に離します。次の音を聴いてから離すのではありません。
繋がるだけで同時に鳴る事はありません。

こんな練習を続ければ、指の独立の妨げになり、脱力も出来なくなります。
余計な音が鳴る事を”うるさい”と感じなくなる感性を育ててしまいます。

たかがレガート奏法の間違いの一つ位・・・ではなく、全部狂ってしまいます。

生徒さんに先生が正しいか否かわかるはずはなく、言われたとおり一生懸命練習するでしょう。
やりきれません。

多数の生徒さんが、行き詰る頃に受験等を機にピアノをやめます。
大人の方には、弾きたい曲だけ弾ける様にすれば良い、というレッスンも多いです。
基本の大切さが、あまり問題にならないのです。

ならば楽しければ基本等うるさく言わないレッスンが良いかもしれません。
(でも言います。ごめんなさい。)