泉区南光台にお店を構える南光軒は1968年創業で昭和の雰囲気を色濃く残す町中華のお店。驚きの価格でどこかで食したことがあるような懐かしい味わいを堪能できる。現在はお母さんと娘さんの二人でお店を切り盛りしているがお母さんワンオペの時が多い。一品ずつ丁寧に拵えるので訪問の際は時間に余裕を持つと吉。
500円で頂ける「ラーメン」。キリっと醤油の効いたスープは後ろに動物系のだし感を感じるザ・町中華のラーメン。子供の頃出前のラーメンで食べたかのようなとても懐かしいノスタルジックな味わいで近所に有ったら気が付いたらふらりと行ってしまう気がしてしまう一杯。特筆する点は無いがきっちりと量がある麺の上にチャーシュー、メンマ、ネギ、ナルトが載ってこのお値段。南光台界隈は古き良き町中華のお店が結構残っているがその中でも特に昭和を感じることができるラーメン。
麺は中細の黄色い麺。硬すぎず柔すぎず、チュルチュルと頂ける万人が好きなタイプ。油分少な目のしっとりチャーシューは噛むと味が出てくる。
しっとりとした炊き込みご飯の様な食感の「半チャーハン」。味付けはかなり淡く単品だと物足りなさを感じるが塩味のしっかりとしたラーメンと頂くと名脇役となる味わい。それでも塩分を求める人は同じ値段の半カレーの方が良さげ。
卓上には醤油、酢、胡椒2種、塩、とんかつ定食用のソースが置かれていた。
昔から雰囲気が変わっていなそうなメニュー表。これでも最近少し値上げされた様子。
店舗外観。男の子の帽子に店名が書かれている。駐車場は向かい側の1～4番の4台分。満車の場合は店舗入口から見て左手側の部分に駐車可能だが車高の低い車だと下を擦る傾斜なので注意。
南光軒
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