Laughter is the best medicine -2ページ目

Laughter is the best medicine

とにかく笑おう!
笑うこと大好きな「オヤジ」のブログ

(Ep.3よりつづき)

 

第6列車:常磐線 他 特急ひたち3号 東京(7:53)→仙台(12:29)

 

 

2日目のスタートは東京駅 在来線ホームから。

日曜日の朝ですが、東北本線・常磐線方面の列車が多く出発していきますね。

関西では最長でもJR新快速が12両、地下鉄御堂筋線等が10両編成ですが、さすが関東。

15両編成が当たり前で、ホームに入線してくるときの早さが違います。それでいてちゃんと止まるんですから。

 

今回の行程で1列車当たりの乗車時間が最も長いのが、この「ひたち」。

前日に乗った「はやぶさ」とともに目玉になると個人的に思っていました。

 

 

今回も最前列の窓側席を確保していましたが、この列車の何が嬉しいって、全席にコンセントが設置されていること。

今の時代、充電しながら移動できることは必須になりつつありますからね。

 

そしてもう一つの特徴は全車指定席の列車なので、ある意味気軽には乗れない。

でもだからこそ乗客への救済措置はあるわけで・・・。

 

 

座席の頭上にあるランプ。

左側は私が座っていた窓側の席、右側は通路側の席。

 

座席前のテーブルにある説明書きを読んでみると、

緑色が点灯していると、指定席が発売済みの区間である。

黄色が点灯していると、まもなく指定席が発売済みの区間である。

赤色が点灯していると、そこは空席である。

 

つまり立席特急券を持っていて空席を利用している乗客にも頭上を見れば、

今どういう状態かが分かるというシステム。

西日本にも全席指定席の列車が増えてきているのでこういうシステムを入れてほしいと思います。

 

常磐線は東日本大震災の影響を大きく受けた路線でした。

以前に常磐自動車道を走っていて、原発事故の影響を受けた跡を目の当たりにしましたが、

常磐線の車窓からもそうであると予想される風景が、まだ残っていました。

震災から11年経っても、元に戻っていない現状を目の当たりにすると、震災の被害の大きさを思い知らされますね。

 

途中、車内で急病人が発生したらしく、途中駅で救護活動を行った影響で、終点の仙台駅に16分遅れで到着。

本当は仙台駅で「牛タン」を食べようと1時間の乗換時間を設定していましたが、それが短くなったことと、構内で牛タンが食べられる店は、どこも長蛇の列。

仮に遅れていなくても、多分食べられなかっただろうな・・・と方向転換。

 

 

立ちそば処「杜」さんで昼食。

券売機の上にあったから揚げカレー南蛮そばというメニューが気になったので注文。

 

 

そば、じゃなくてうどんですが(笑)

でも立ち食いうどん屋のメニューにしては、から揚げが揚げたてでサクサクしていたのと、カレーがおいしかったです。

牛タンを食べることは出来ませんでしたが、これはこれで満足。

 

でも・・・やっぱり牛タンは食べたいと思っていたので、駅弁だけ購入。

どこかのタイミングで食べることにしたいと思います。

 

第7列車:東北新幹線 はやぶさ・こまち22号 仙台(13:31)→大宮(14:39)

 

4時間半かけて東京から仙台に来たのに、新幹線に乗れば1時間で大宮に着いてしまう・・・。やっぱり早い。

カレーがお腹の中で余韻を残していたので、この1時間は昼寝タイム。あやうく乗り過ごすところでした。

 

 

大宮駅で下車して、連結部分をパシャリして、次の列車へと向かうことにします。

 

(Ep.5へつづく)

 

 

(Ep.3よりつづき)

 

 

秋田と言えば「なまはげ」が有名。

このお面の前でも多くの親子連れが記念撮影していましたが、

今の子どもたちは強面を見慣れている・・・のか、泣いている子どもはおらず。

 

第4列車:羽越本線 他 特急いなほ14号 秋田(16:37)→新潟(20:11)

 

 

今回の「乗り鉄」の旅で最初の在来線特急となる「いなほ」に乗ります。

3時間半のロングランというだけではなく、これまであった「コンセント」がない列車です。

もちろん、モバイルバッテリー持参なので問題はないんですけどね。

 

羽越本線と言えば、

大阪から続く「日本海縦貫線」の一つを形成している、旅客・貨物ともに重要な路線。

その昔は、多くの特急が行き交う「特急街道」と呼ばれていましたが、

現在では新幹線の開業や地方の過疎化といったこともあり、長距離を走る列車が激減しています。

その中で273㎞を7両編成で走る「いなほ」は東北地方に残る、特急街道の名残なのかもしれません。

 

本来ならば日本海側の座席となる「A席」を取りたかったところですが、発売数十分で早くも満席に。

仕事の都合で出遅れた私は、かろうじて反対側の「D席」を取り、全区間で隣に人が来ない、という幸運にも恵まれました。

ほとんどの客が秋田-新潟の通し客で、どうやら前の席の3人組を見ると、同じようなきっぷを持っていたようです。

「いなほ」の中でも、秋田-新潟は2往復しかないため、狙っていた人も多かったんでしょうね。

 

 

新潟駅での乗り換えはわずか12分だったので、トイレ以外は何もできないと考えていました。

そこで新青森駅で駅弁を一つ買っておきました。カニといくらを堪能できるなんて、何という幸せ・・・。

しかも「JR東日本パス」を持っていたら10%引きという特典までついてきちゃって。ラッキー!

 

途中の単線区間での入れ違いが遅れた影響で、定刻より6分遅れで新潟駅に滑り込み。

乗り換え改札口が解放され、みな一目散に新幹線へ乗り継いでいきます。駅弁食べといてよかった・・・。

わたし、ここから東京に戻らないといけませんからね。

 

第5列車:上越新幹線 とき348号 新潟(20:23)→東京(22:28)

 

 

初日の最終ランナーは東京へ戻る上越新幹線「とき」号。

先ほどの「いなほ」号から自由席に乗り換える客が急ぎ足だったのを横目に、

私はゆうゆうと確保していた指定席に座ります。

 

今回の旅で唯一、行程を組んだ段階から何も出来ないと思っていたのが新潟。

夜8時を回っていることと、この列車を逃せば、1時間空いてしまうため、苦渋の決断でした。

また改めて新潟にはお邪魔したいと思います。

 

新潟を出て暗闇の街中を南へ進んでいきます。

長岡駅を出た後は、ほとんどトンネルだったので、外の景色を見ることなく、寝たり起きたりの繰り返し。

1日で11時間も列車に乗ってるんですから、何もしてなくたって眠気は襲ってきます。

 

浦佐、越後湯沢と過ぎていき、あっという間に高崎、大宮へ。

 

朝一番に乗った「はやぶさ」の感動から、早14時間。東京駅に到着です。

朝の賑わいはなく、到着する新幹線から整然と出口に流れていくだけです。

 

「乗り鉄」の旅は、2日目へと続いていきます。

 

(Ep.4へつづく)

(Ep.1よりつづき)

 

第2列車:東北新幹線 はやぶさ26号 新青森(13:16)→盛岡(14:10)

 

本来であれば青森から奥羽本線の特急「つがる」で秋田へ抜ける予定でしたが、

8月の大雨の影響で奥羽本線が不通になってしまったため、

盛岡まで戻り秋田新幹線で秋田へ向かうルートに変更しました。

(※実際には本行程の実施前に開通したが、指定席確保済みだったため、ルートは元に戻さず)

 

青森で時間があったのでお昼ご飯を・・・と思いましたが、

駅構内や周辺はどこも客でいっぱい。みんな同じこと考えてるんですよね。

何かご当地グルメがないかな・・・と探していたら、ありましたよ!

 

 

飲食ゾーンにあった「魚っ喰いの田」という海鮮料理のお店。

店頭にテイクアウトもできるおいしそうな丼たちが並んでいます。

しかも!大間産の本マグロを入れてくれるというんだから、これは買うっきゃない!

 

 

「サーモンとまぐろ丼」を注文しました。

マグロは味が濃く、身も厚く切ってくれていたので、十分に余韻を楽しめました。

非常においしかった!

 

 

新青森から盛岡までは1時間ほど。

先ほど来た道を戻るということもあって、食事の後はしばし昼寝・・・。

気づけばもう盛岡駅の手前というところでした。

 

 

盛岡駅での乗換は25分。

25分で何ができるか・・・と思っても、お土産を買うことくらいしかないので、

盛岡冷麺をお土産に買って、乗換先のホームへ向かいます。

 

第3列車:秋田新幹線 こまち23号 盛岡(14:35)→秋田(16:08)

 

10号車と11号車付近に多くの親子連れが集まっていたのは、

「はやぶさ」と「こまち」の切り離しを見るためだったんですね。

最初はそれに気づかず、何かのイベントかな?と思いましたが・・・。

 

 

これまた赤い新幹線も関西在住の身としては、見慣れない感覚。

こちらも早々と「指定席は満席」とのこと。

事実、窓側の指定席をとっていましたが、盛岡までその席に座っていた前客がいたようで

「あ、ここから取られてます?」「そうなんです・・・」と短い会話。

横の席は誰も来る気配がなかったので、その方が座りましたが、結局誰も来ず。

 

ご存じの方も多いと思いますが、

秋田新幹線は正式な路線ではなく、盛岡~秋田間の田沢湖線と奥羽本線を新幹線車両が直通できるように改良した路線です。

すなわち在来線を新幹線車両が走る「ミニ新幹線」方式を採用しています。

 

当たり前の話ですが新幹線規格ではないので、最高速度は130㎞/hと一般的な在来線と同じ程度。

なので新幹線らしさはないのですが、カーブの多い在来線を車両幅の広い新幹線が走るという不思議な感じです。

 

「こまち」も「はやぶさ」と同じくヘッドレストがしっかりしていて、

快適な心地のままあっという間に時間が経ち、雨の秋田へ到着しました。